家族旅行 | 統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

統合失調症と発達障害、ゆこたんのブログ

私は統合失調症と自閉症スペクトラムと診断されています。
現在は、就労継続支援B型の作業所と生活介護に通い、周りの方々に支えてもらいながら生きています。
2022年10月から、グループホームに入居しました。

毎日の出来事や思ったことを綴っていきます。



自閉症が大人になって  ~~ゆこたんのブログ~~-大涌谷



去年の11月にも行ったけど、同じ旅館に予約を入れて、箱根へ行ってきた。


家族といっても、離れて暮らす弟は抜き。


6/11~12に行ってきました。


天気はまぁまぁ良く、雨は小雨が一時ぱらつく程度で、後は快晴。



一日目は、ママの植物好きにお答えして、湿生花園へ。


私にはどこに魅力を感じるのか分からない、ただの湿性地帯の植物に、草花の名前もわからず、ただ黙々とママに付いて行って歩いていた。


こうなると私の楽しみは、写真しかない。


家族写真が撮りたい。


でもママは花の写真を撮るのに夢中。


パパはどんどん先に行ってしまう。


パオパも花好きだからまんざらでもないのだ。


近くの高いカフェレストランで高い昼食をとり、次は箱根彫刻の森美術館に向かった。


1人1800円のところを手帳を見せると、同伴者2名まで1000円で入れる。


つまり3000円しか払ってない。


ほかでもこれから書くけど、手帳の威力は印籠並みで、ほとんど半額以下。


同伴者も。


これだから彼も私とお出かけしたがるのよね。


彫刻の森には、理解できるようなできないような彫刻が何体もあり、中には子供が遊べるアスレチック的なところもあったり、私が気に入ったのは、外に足湯があること。


ちゃんとミカンも入っていて、お湯も熱くて、疲れた足をほぐしてくれる。


3人で10分も浸かっていると、体は汗だくになり、お茶をして旅館へ向かった。


旅館は私の手帳で助成金が出ている。


だから障害者の部屋が確保されていた。


去年と同じ部屋。


そこだけベッド。


ちょうど3このベッド。


ほかの部屋は寝る時しか布団がないから、好きな時に寝っ転がってテレビまで見られるこの部屋は大好きだ。


私は夕食前と夕食後にお風呂に入り、なんだか顔が潤った気がする~~~!!


お饅頭とかも置いてあるんだけど、パパは一切食べられないからかわいそうだった。


コーヒーさえもブラックだ。


でもステーキは豪快に食べてたね。


そのあと「血糖値が上がった」と言って、落ち込んでたけど。


いい時間に寝れたのに、ママの携帯が4:30になり、みんな一斉に起きてしまった。


それからがママをパパと攻め続け、眠りを妨げられた怒りは大きく、ママはへこんでいた。


朝食前にパパとオセロをやったのだけど、子供の時は絶対に勝てない相手だったのに、中盤戦から私の方が圧倒的有利になり、圧勝してしまったことは、正直悲しかった。


パパはいつまでも、頭の回転が良くて、なんでも勝ってしまう相手でいてほしかった。


ついにオセロで負ける時が来たか。


こんな私に。


朝食は3人とも洋食を頼んだら、洋食にしたのは私たちだけだった。


2日目は大涌谷へロープウェイで行った。


ものすごい硫黄の臭い。


逃げ場がない。


あちこちに黒い卵が売ってるし、周りは外国人だらけ。


みんな立ち上る煙に写真を撮っている。


黒い卵を食べてみたけど、普通のカタ茹で卵だった。


でも黄身が多かったような気がする。


そこから箱根園へ行って、駒ケ岳ロープウェイに乗ろうとしたのだけど、頂上は霧で何も見えないという。


でも私の手帳の割引がかなり効くので、行くことにした。


本当に途中から霧で何も見えなくなった。


隣の人の顔も判別できない。


モヤの中、天国へと行ってしまう感じだった。


しかも鳥居がうっすら見えてるし。


これは歩けたもんではないと、すぐに引き返すことにした。


でもほかの人はほとんど、霧に中でも手探りで山登りしたらしい。


富士山は見えなかったけど、気持ちよかったと言っていた。


行けばよかったね。


箱根までは2時間くらいで行ける。


しかもどこの道を通っても、印籠を見せてるわけでもないのに、割引と表されて、道路代が減額になるのはどうしてなのかは、彼に聞いても謎だ。



写真は大涌谷登っているところだよ。