こんなモンじゃない。 | 元U-20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣の「世界一危険な国での挑戦」

こんなモンじゃない。


「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→?」 -2011年2月21日(月)VS Woodlands!「1-0」 1


 Tanjong Pagarに「5-0」と大勝し、「夢空間」と化した開幕戦 から中4日…。

 Sリーグ第2節。アウェーで昨年度、最下位のWoodlandsと対戦しました。

 結果は「1-0」辛勝!!これで「2試合連続無失点」で「開幕2連勝」!!首位をガッチリ、キープしています!!

 相手の「超」が付くほどダーティーなプレーにも集中力を切らす事なく、全員が最後の最後まで勝利を信じて戦い抜き、85分に決勝点を奪う。GKも素晴らしいプレーで勝利に貢献。今回も選手、スタッフ、オフィス、サポーター…アルビSに関わる全ての人が「一丸」となって掴んだ「魂」の勝利でした。

 しかし…。

 冷静に試合を分析すると、決して我々がずっと追求してきた「アルビSのサッカー」ができた訳ではない。それは大勝した開幕戦も同様。この日は幾度となく訪れたチャンスを決め切れない「決定力不足」も露呈しました。開幕2連勝したとは言え、決して内容は良くない。

 これは裏を返すと、まだまだこのチームは強くなる可能性があるという事。

 このチームの真の力は、こんなモンじゃない。もっともっと良くなるし、良くしていかなくてはならない。…なぜなら第3節からは、昨年度2位のTampines、3位のHome U、1位のEtoileとSリーグを代表する強豪との3連戦が待ち構えているから。
 
 確かにこの2試合は内容が良くない中でもしっかり勝利をモノにできてるし、それは今年のアルビSの持つ「底力」を証明していますが、これから対戦する相手は「内容が良くない」のに勝てるほど甘くはない。だからこそ開幕2連勝しても謙虚に、さらに「良い内容」のサッカーを追及して向上していかなければならないのです。3月は連戦が続くので、コンディション面の調整も重要な鍵となる…。

 第3節で対戦するTampinesは、開幕戦を引き分けて不調かと思われていましたが、昨日は開幕戦を勝利で飾ったHougangを「5-2」で破り、調子を上げてきました。順位は2位。次の試合は序盤戦における「首位攻防戦」となります。

 これからが、本当の勝負じゃあああ!!!!!!!!!!!!!!!


「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→?」 -2011年2月21日(月)VS Woodlands!「1-0」 2


「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→?」 -2011年2月21日(月)VS Woodlands!「1-0」 3