「日本人」としての誇り。「絶対に負けられない戦い」。 | 元U-20ホンジュラス代表GKコーチ・山野陽嗣の「世界一危険な国での挑戦」

「日本人」としての誇り。「絶対に負けられない戦い」。


「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→?」 -VS U-17シンガポール代表(TM)2010年9月2日(木)

 先週、U-17シンガポール代表と練習試合をしました。

 我々アルビSのメンバーは前の公式戦 で出場機会の無かった選手を中心とした、言わば「セカンドチーム」。しかし、こっちがセカンドチームじゃろうが何じゃろうが、相手は17歳以下の高校生。「勝利」以外は許されません。

 ところが以前「U-18」と練習試合をした時は、あろう事か「2-3」で負けている。あの時は悔しいなんてモンじゃなかった…。正直、「恥」だと思いましたね。

 確かに「日本サッカー」は世界的に見れば、まだまだ先進国とは言えません。しかしアジアの中では「強豪」の地位を確立しています。シンガポールサッカーも尊重はしますが、日本と比べてレベル的に格段に劣るのは、疑いようもない事実…。

 「U-17」「U-18」シンガポール代表と言っても、アジアの最終予選に進んできたなんて話は聞いた事がないし、日本の同世代より遥かに弱い…。

 そんな相手に以前は「2-3」敗北。それから何度かU-18シンガポール代表とはスタジアムで顔を合わせましたが、僕はその度に非常に不愉快な想いをしてきました。正に「屈辱」…。

 彼らに負けたら、「日本サッカー」というものがナメられる。「日本人」としての誇りに懸けて、「絶対に負けられない戦い」なのです。

 しかし…。

 何という事か…。この日のU-17戦も、前半早々にミスから相手に先制点を献上…。


「日本→中国→アメリカ→イングランド→ホンジュラス→ジャマイカ→パナマ→オーストリア→南アフリカ→日本→シンガポール→?」 -VS U-17シンガポール代表(TM)2010年9月2日(木)


 一体、何をやっとるんじゃあああ!!!???

 またしても、あの「屈辱」を繰り返してしまうのか…!!??

 「日本人」としての誇りを持てぇぇええ!!!!!!!!!!

 これ以上、「日本サッカー」がナメられても良いのかぁああ!!??



<つづく>