何よりも嬉しい事。
自身がGKコーチを務める立正大学体育会サッカー部 が、苦しみ抜いた末に「関東大会」出場を決めました!!!「関東大会」とは上のリーグへの昇格を賭けたプレーオフです。プロ野球で言う日本シリーズ進出を賭けたクライマックスシリーズのようなもの…。
ここまでの道のりがあまりにも険しかった分、選手達は喜びを爆発させました。開幕戦に破れ、一時は自力での「関東大会」出場の可能性すら潰えていた。しかしその後、負けはおろか引き分けさえ許されない試合を3戦全勝し、魂で「関東大会」出場を決めました。
プレッシャーも相当あったのでしょう。普段は陽気で明るくお茶らけている選手達も、試合が終わった後は、人目をはばからず涙を流していました。この試合に負けてたら、4年生は志半ばで引退だった…。試合後の涙が「悔し涙」にならなくて本当に良かったです。
久々、胸が熱くなりましたね。今の自分にとって何よりも嬉しいのは、選手が歓喜の笑顔をこぼし、感動の涙を流している姿を見る事。「やってて良かった」と心から思います。
「引退」を発表した記事<「決断」 >にも書きましたが、今は本当に自身の自己実現がどうとかより、とにかくこれまでお世話になった人達への「恩返し」と職場である立正大学体育会サッカー部の選手達に少しでも多くの「歓喜」と「感動」、「笑顔」をもたらしたいと考えて日々を生きています。そしてそれは、今の自分に与えられた「使命」だと感じています。
だからこそ、選手達のこういう姿を見ると本当に嬉しい…。昨日は自分も涙が出そうになりました。自身が生まれて初めてプロサッカーチームと契約締結 した時でさえ涙が出そうにはならなかった僕がです。
実は周囲の人から、今の僕の仕事についていろいろ苦言を言われる事もあります。
「1年ごとの契約で安定してない」
「これまで身に付けた語学力などがあれば、もっと稼げる仕事に就ける。もったいない」
「海外での豊富な経験や人脈を生かせてない。なぜ大学サッカー部のコーチなのか?」
不思議なものです。これまで海外で無謀なチャレンジをし続けてる時も常に批判を受けてきましたが、今度はそれを辞めて、ある程度、周囲の人が言ってたような「日本で地に足を着けた仕事」をしているにも関わらず、また批判を受ける(笑)。結局、僕がどんなに理想的な状況になったとしても、周囲は何かしら納得しないものなんだと、7年ぶりに帰国してみて改めて痛感しました。
けど、それもある意味、仕方がない事なのかもしれません。だって周囲の人…自分以外の他者には、僕が「今」、何に対して「喜び」を見出してるかなんて分からないですからね。その「何に」の部分は、去年と今年では違うし、今年と来年、来年と再来年ではまた違うかもしれません。大切なのは「今」です。そして僕は「今」、最も「喜び」を感じられる仕事に全力を注ぐだけです。他にはあまり深く考えていません。結局それが「幸せ」や「成功」への一番の近道だと思っています。「人生はシンプル」です!!
「関東大会」進出が決まって昨日は喜びましたが、ここから本当の戦いが始まります。より過酷な「昇格」を賭けた戦いが、「関東大会」では待っている…。
しかし苦しんで出場権を獲得した分、チームには勢いと強固な結束力が生まれました。そして何よりの強みは、苦しみの先に「歓喜」「感動」「笑顔」が待っているのを、これまでの経験を通じて全員が知っている事…。
ホンジュラスに続き、こちらも大願成就まであと少しです!!!!!
※下は、立正大学サッカー部のホームページ&ブログです!!ブログの方は今年2月から僕が毎回、更新しているので、ぜひご覧になってみて下さい!!かなり魂こもってます!!
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