房総の海と富士山と焼き牡蠣♪ (千葉県) 2016.01. | 今よりは風にまかせむ。

今よりは風にまかせむ。

  
爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。


とても穏やかだった内房の海♪
大大大好物の焼き牡蠣をうぷっと満腹したあと、
夕富士を眺めながら大型船を見送った日。



80-富士山5

 


皆様におかれましては健やかに
ハッピーな新年を迎えられたことかと存じます。
 
尚雀は、12月に遊び呆けたシワ寄せを
ナニがナンでも正月三が日で挽回すべく、
ネジリハチマキでPCに齧りついて過ごしておりました。

 自宅謹慎! 死中求活!

 

万歩計一日平均150歩の暮らし。

こんな悲しいことってありません。

 

だって、だって、
20ン年来の駄友&現クライアントのK子ちゃんが
赤鬼2 「喪中の人は神社に行っちゃダメなんだよっ、
   遊びたかったら、とっとと仕事済ませろー」
ってイジワル言うんだもーん。 (TーT) 

 

生意気だよねー。

昔は私の方がクライアントだったのに…。 

あんニャロメー。

 

2016.0104.富津    世界中を敵に回しても
   ボクが尚雀を守ってみせる

 と、(たぶん)心に誓っているチャマ君は
 寝室には行かずにずっと隣りのデスクで
 夜なべに付き合ってくれました。
 でも、さすがに3日目の夜は…
 
    まだ~ もう勘弁して~
    頼みますから 電気消して寝て~
               By 寝不足チャマ

チャマ君、便秘になって、おむづがりが始まりました。

 

おーおーよしよし、ごめんよごめん

(忙しいのにもー) お腹を揉んでやります。
 
 
( ̄‥ ̄) =3 

だいたいね、「世界中を敵に…」
な~んて生ッチョロイことツラツラ言うヤツに限って
へなちょこぴーばっかだわよっ怒り
あとね、
世界中を敵にしなきゃならない羽目にさせるって
いったいどういう時よっ どういう女よっ 怖すぎるわっ怒り
ヽ(≧δ≦)ノ キィ~~~~~!
 

0-ジョー2  と、やさぐれた気持ちがついにピークに達した時、
 尚雀の心のサンドバッグ… じゃないっ “心の友”、
 (別の)クライアントのお兄さんから
 鴨葱チック♪なお誘い電話をいただきました。 (≧∀≦)

 

 

しろくま 「明日ヒマですか~?」
尚 「え~ヒマじゃないですよぅ、
   お楽しみの三が日もドブに捨ててやってますよぅ
   明日中にやんなきゃならないのがあるんですよぅ」
しろくま 「あ~それは残念、せっかく何処かに行って美味しいモ…」
尚 「ちょっ、ちょっと待ったーーーっ!!

   行くっ、お出掛けしたいっ、栄養大事っ。

   今晩は徹夜しますから。仕事終わらせますからー。」
 
 
…という運びで、翌日のスケジュールは
朝10時にお兄さんに車でお迎えに来てもらい、
まずはクライアント先まで連れてってもらい、
敵の郵便ポストに (敵なのか!?) 書類をブチ込んだら
晴れて 借金 仕事のないキレイな身体になるので
そこから先は、「私を好きに食べさせて♪」 に決定。  (≧m≦)
 
もともと短時間睡眠(4時間半/1日)の私だけれど、
今回ばかりは体力限界への挑戦です。

命に代えてもドライブするもん!!!と頑張りました。

≪ドライブコース≫
千代田区 → 千葉県立富津公園・砂浜 →(内房なぎさライン)→ 金谷『漁師料理 かなや』 → 千代田区

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2016.01.04.Mon 10:30
しろくま 「おはよう。少しは寝た?」
尚 「うーん2時間半。 今? ナチュラルハイ♪」    (≧∀≦)ラリラリホ~
 

 

0-車  しかしナンですなー
 大手町は年始のご挨拶でお偉いさんを送迎する
 黒塗の車やタクシーの二重駐車で渋滞ですよー怒り
 尚 「んもう、客先回りは電車使って欲しいよねー」
 しろくま 「…どの口が言う?」
 

警備員 「ハーイ車通りますよ~、車通りま~す」
尚雀、人いっぱいの路肩でお兄さんの車を停めてもらい
人をかき分けかき分け、無事ポスティング終了。
あ…この口が言いました。 (>人<)


有言実行の男

で、これから何処へ行くのか尋ねると、
しろくま 「えっ忘れた?
    来年は “千葉から始める” って、暮れに言ったよ」 と。

 

( ̄ー ̄?) ・・・・・・・・・・・・・

 
きゃ~っ、もしかして焼き牡蠣~~~っWハート

年末に 『若洲海浜公園』 で約束を迫った張本人よりも、
あの約束を覚えていてくれました。  o(≧◇≦)o ウレチー 

    過去ブログ → ★遊び納め① 東京ゲートブリッジ (東京湾) 2015.12.


行きながら気付いたのですが、実はお兄さんったらノープラン。
冬だし、千葉の海側へ行けば何処でも “焼き牡蠣” が
食べられると思っていたみたい。

袖ヶ浦木更津も 「ここは!」 というお店を見つけられず
かと言ってネットで調べたりもせず
「お腹ペコペコ~、目が霞む~」 と空腹も楽しみながら(?)
私たちはひたすら南へ走りました。
 
尚 「まぁそのうち “牡蠣小屋” の登り旗が出てるでしょうよ~♪」

    過去ブログ → ★ふらりと海へ (千葉県) 2014.09.
              ★東京ゲートブリッジ~富津の海へ(千葉県)2015.07.

 

 

 

 

04-路  千葉県立富津公園の入口の磯料理屋さんも
 富津漁港界隈の磯料理屋さんも
 焼き牡蠣はなさそうなので、パスしました。
   ※あったらごめんなさい
 
 

 

 

 

久しぶりの千葉の海… ここは富津岬です。
腹ペコは辛抱して、砂浜を歩いてみます。
 

01-海1


貝殻を拾うふたりの熟女は、ミレー 『落ち穂拾い』 の砂浜編みたいです。
小さく見える尖がった建物は、富津岬の先っぽに建つ展望塔。
 

01-海3


寄せては返すキラキラの波。
 

03-海2

 

03-海

 
ここは、見渡す限り細かく砕けた貝殻の砂浜です。
 
私が写真を撮ったり波と遊んでいる間、
お兄さんは “自分土産” にする貝殻集めに夢中でした。

 

しろくま 「見てみて~ 翡翠を見つけたよ~♪」 
尚 「女子かーっ!んなもんガラスじゃーーーっ!」
 

00-砂浜


コートなんかいらない暖かな日でした。
 
尚 「もうダメ~ エネルギーチャージしないと足がヨロケてきた~」
しろくま 「僕も腹ペコ、では出発しましょ~」
 

5-路  この時すでに13:40。
 東京を出る時に、コンビニで買っておいた
 ミニクロワッサンの誘惑に負ける尚雀。
 ひとつパクリ。 んまっ。
 尚 「食べる?」  しろくま 「僕いらなーい」
 そう、じゃもひとつ…
 しろくま 「ひと~つ、ふた~つ、み~っつ…
    パンひとつで焼き牡蠣ひとつ減るよ~^^」
 尚 「うぇーん我慢するよー」 (≧δ≦)

 

尚 「あっ思い出した! 前にテレビの旅番組でやってたよ。
   その先のフェリー乗り場の近くに浜焼き小屋があったはず…です」
しろくま 「ホント?」
心なしか、車のエンジン音が快調に変わりました。
 
 
14:20
しろくま 「あった!ココかい?」  尚「わかんないけどココかも~」
 

13-牡蠣小屋2  R127沿いです
 から、すぐに
 見つけられます。
 大きな看板と
 登り旗も出てます。
 

       ◆漁師料理 かなや
       千葉県富津市金谷525-17 0439-80-9188
       東京湾フェリー港より約2km手前。
       内房の海を一望できる食事処&お土産処&日帰り天然温泉&宿泊施設。
       JR内房線浜金谷駅、竹岡駅、東京湾フェリー金谷港、鋸山ロープウェーより送迎あり。
       風呂:天然温泉 大人820円 10:00~20:30(平日)、09:00~21:00(土日祝)
       ※尚雀memo:お風呂は「ばんや」よりも「かなや」の方が良さそう
       宿泊:一泊二食付 12,500円~、素泊まり 7,000円~
       ☆最寄りの観光☆ をづくれ水仙郷と佐久間ダム湖

 

0-水仙  ≪今がお薦め♪ 内房プチ旅
 ①とみやま水仙遊歩道 ②江月水仙ロード ③をづくれ水仙郷
 南房総を代表する水仙の名所です。

    過去ブログ
    ★とみやま水仙遊歩道 (千葉県南房総市) 2015.01.
    ★江月水仙ロード (千葉県・鋸南町) 2015.01.

 

13-牡蠣小屋  見てください!
 このパノラマビュー♪
 遠く三浦半島や富士山、
 行き交う大型船や漁船が
 一望です。
  
 1階は磯料理屋さん。
 2階は海鮮バイキングに
 なっていて、海鮮焼きを
 楽しめます。
 ネタ乗っけ放題の
 海鮮丼コーナーもあり
 ました。
 お酒は別途料金ですが
 ドリンクバーも付いて
 ふたりで6,000円未満/60分
 だったと思います。
 
 尚 「野獣のように食べるから
    あとで笑わないでネ」
 しろくま 「うん、もう知ってる」 

 

 

 


 
牡蠣、牡蠣、サザエ、牡蠣、サザエ♪
 
バイキングですから他の食材もありますが、
我らのお目当ては焼き牡蠣です!
ホタテ、ハマグリ、アサリなんかはお口直しの焼き物にして
牡蠣&サザエをガンガン焼き倒しました。    o(≧◇≦)o
                                 倒す?しろくま 
 

10-牡蠣  あふっあふっあふっ
 (>。<)o  (>。<)ノ
 
 まるで親の敵みたいに
 食べる食べる食べる。
 私もお兄さんも、
 サザエ12~3個は確実に、
 牡蠣に至ってはその倍か!?
 腹十二分目に頂きました。
 もしも悪い菌でもいたら、
 完全に致死量だったはず。
 うぷっ。。。
 元気ピンピンです。
 うぷっ。。。 
 

 
大 ♪ 満 ♪ 足
 
15:45

夢のような一時間が終わりました。
脳の血がぜんぶ胃に回ったので
もう次のことなんか何にも考えられません。 動けません。
 
しろくま 「海… とにかく海見よう、海… 三浦半島が見えるから… うぷっ」
尚 「待って… 背中を真っ直ぐにして歩けない… うぷっ」
  

      ≪こちらもお薦め♪ 内房グルメ情報
      ◆漁協直営食堂 ばんや
      千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5 0470-55-4844
      東京湾フェリー港より約5.5km南下。保田漁港隣。近くに遊覧船もあり。
      ※保田駅から徒歩で約15分
      内房の海を一望できる食事処&お土産処&日帰り天然温泉&宿泊施設。
      風呂:高濃度炭酸泉。大人570円 24時間営業 ※火曜日定休
      宿泊:一泊二食付・2名~ 14,200円~
      ☆最寄りの観光☆ 江月水仙ロード 
        
 
駐車場から眺めた景色です。
 

14-景色1
 

14-景色2

 
この時はまだ空が霞んでいて富士山は見えませんでした。
金谷港を行き交うフェリーや、大型貨物船、漁船(?)が
引っ切り無しに通り過ぎて行きました。
 
尚 「うぷっ… 磯に降りられるみたいよ、行こ♪」
 
施設裏にある斜めに傾いた危ない鉄階段を降ります。
岩肌に青海苔がい~っぱい着いた景色の美しいこと。
尼さんスタイルのお婆さんがひとり、摘みに来ていました。 
 

20-磯1

 
前方で 「うわっ!」 っと叫び声がしました。 
若者軍団のひとり(♂)が潮溜りに足を滑らせ片足をドボン。(汗)。
やっちまったな。。。 女の子たちキャーキャー。
 
「あらあらあら…」 と心配そうな口ぶりとは裏腹な
お兄さんのニヤけた顔。 ( ̄ー ̄) 
あのねぇ、とーっても悪い顔をしていましたよ!いかり
 
あっちにもはしゃぐ若者たち… おーおー元気でよろしー。
 

20-磯2

 
しろくま 「富津から南は途端に海がキレイになるね~」
 

21-磯4


16時を過ぎるともう夕暮れの気配です。 
尚 「太陽がジュッていうまで、ココにいてもいい?」 朝日

22-磯


ここは見掛けよりもずっと滑り易い岩場です。
尚雀も足先でツンツンしてみましたが、危険が危なそうでした。  しろくま
 
後ろから来る若者カップルが、岩の上を歩こうとしています。
男の子が先に渡り、女の子を導こうとしているとこかな?
「やめれー 行くなー滑るぞー」 と思った瞬間
男の子がズルッ!
ドボン(汗)。はしなかったけど危機一髪。
 
「あらららら…」 と心配そうな口ぶりとは裏腹な
お兄さんの不敵な笑み。     ( ̄ー ̄) 
あのねぇ、すーんごい悪い顔をしていましたよ!いかり
 

23-磯

 

24-磯


若い男の子ふたりとすれ違いました。
そこだったら平気だろうと思ってぼんやり見ていたら、
ひとりの子がズルッ!そして片足を大胆にドボーン!(汗)。
この子の災難が一番大きかったと思う。 (≧ー≦) アチャー
スニーカーの中がしゃびしゃびかもしれません。
 
お兄さんを見ると… ニマ~。    ( ̄ー ̄)
あのねぇ、「それも青春」 ってこと、ないと思うよ。
ホントはアナタ、腹黒い人なんじゃない?お怒り
 
 
しろくま 「おっ潜った!海鵜がいるよー!」
お兄さんは海に行くと海鳥が気になってしょうがない、変な人です。
この日も嬉しそうに観察していました。
 

31-鵜

 
ハプッ … … … … … …
 
見ると、やっぱり一緒に息を止めています。
そして、まだ出てこないと心配します。
想定外なところから出てくるとキャッキャ喜ぶとこ、 
ガキですね~。 (>艸<)
 
尚雀は、ハプッと潜る瞬間をカメラに捉えてご満悦♪ ↓
 

32-鵜

   ※この時のお兄さんは 「海鵜」 と叫んでますが、我ら鳥の素人なので海にいる鳥はみんなウミウかカモメ ^^
     本当の名前は知りません。 どうかご容赦ください。

 
   2016.01.20. 元同僚のU君からメールが来ました。
   「ミミカイツブリじゃないの?」 と。 ありがとう♪
   
  
 
空は。
 

0-空


夕陽に染まっていく三浦半島
 

40-船2

 

50-船3


あのフェリーに乗っていたかったな~。 (≡д≡)
 

50-船1

 
尚 「あー、太陽 “ジュッ” って言わなーい」
しろくま 「海じゃなく、半島に沈んだからねー」
 

60-夕陽8

 

60-夕陽6

 
あ~寂し。
 

60-夕陽7


16:40
夕陽が沈むと霞も引いて、ぼんやり現れました。
 
わぁ~~~ 富士山~~~♪
 

80-富士山1

 

80-富士山3

 

80-富士山6


尚 「晴れた日に、もう一度ここから富士山が見たいです」
しろくま 「富士山だけでいいのかな?」
尚 「ううん、牡蠣サザエもまた食べ放だりたいです」

  
 

2016年よ、ありがとう。
さっそく楽しい♪
 


 
 

 

富津  たいがいにして
 
 モチ モチ モチ モチ モチ
 手を変え 品変え モチ三昧
 いい加減 飽きたからって
 母ちゃん 小豆 煮はじめました
 もしかして 
 モチ入りぜんざい でしょ?
              By チャマ