2015.04. 東御苑を散歩する
この数日間、曇ったり雨だったり、そうそう雪だったり…
どうもお天気が冴えません。
散歩する時も、冬のマフラーをグルグル巻にして出掛けています。
いつもの散歩で
平川門から入って、入苑カードを貰った
発券所の先の、立ち入り禁止柵の奥に
騎馬隊の馬だと思うのですが
おじさんに連れられ散歩していました。
慌ててシャッターを切りましたが
ピントがボケボケ… さすが下手ッピー。
もうガッカリです。
馬の個人情報保護の為ってことに。
(*´Д`)=3
ただ、ここで馬を見たのは初めてです。 今日は運が宜しいようで♪ 2015.04.11.
◆皇居東御苑 宮内庁HP苑内MAP
公開:午前9時~午後4時30分
休苑:月曜日・金曜日 入場料:無料
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樹木
ツツジ(躑躅) 2015.04.19.
皇居東御苑のツツジ
4月下旬からGW、5月中旬の二の丸庭園は、ツツジの花で真っ赤っか!
目がチカチカするのが嫌いでない方には、ぜひぜひお薦めします。
今日現在で3分咲きというところでしょうか… 月末頃から “血の池地獄” です。 ヾ|≧_≦|〃
一週間来ないとすっかり花色の景色が変わります。
ツツジが日に日に開花しています。 二の丸庭園、諏訪の茶屋前より 2015.04.25.
二の丸庭園にある藤棚の藤も、あっという間に紫の蕾を伸ばしてきました。
紫と白い藤が咲きますが、白い方はまだまだ20cmくらいです。
二の丸庭園、諏訪の茶屋の牡丹が満開です。 2015.04.25.
桜は、カンザン、フゲンゾウ、ギョイコウなどの八重桜が満開です。 2015.04.15. 04.19.
桜ほとんど終わりに近いです。 2015.04.25.
ギョイコウ(御衣黄) 2015.04.19.
花径は約2cm。淡緑色で満開し、最盛期を過ぎると赤味を帯びてくる。
ウコン桜よりも花弁の厚みがあるように見える。
江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだそう。
ハナイカダ(花筏)
2015.04.25.
ヨメノナミダ(嫁の涙)と
いう別名がある。
葉の上に小さな花が咲く
珍しい植物。
ヒメウツギ(姫卯木)
2015.04.25.
小さくて真っ白!
今年は開花が早かった。
コバノガマズミ
(小葉蒲染)
2015.04.19.
スイカズラ科ガマズミ属。
ガマズミにそっくりだが、
葉っぱが少し長細いとこ
ろで見分ける。
秋には真っ赤な実が熟し
葉も真っ赤に紅葉する。
トウグミ (唐茱萸)
2015.04.15.
名前に「唐」が付くが、
日本固有種。
6月~7月頃赤い実が
成り食べられる。
クロモジ(黒文字)
2015.04.19.
クスノキ科。雌雄異株。
高級楊枝のことを黒文字
とも言うがこの枝の事。
葉や樹皮の部分に香料
成分が含まれ、化粧品
原料などにされる。
ヒョウタンボク(瓢箪木)
2015.04.19.
別名:キンギンボク(金
銀木)と言い、黄色(金)
と白(銀)の花が咲く。
スイカズラにそっくりな
花をした木だと思ったら
スイカズラ科の落葉低木
だという。
秋には赤い実がふたつ、瓢箪のようにくっついて
可愛らしい。
思わず口に含んでみたくなるけど、実は有毒。
ご注意ください。
マルバアオダモ
(丸葉青梻)
2015.04.19.
モクセイ科の落葉高木。
雌雄別株。4枚の細長い
花弁が集まっている。
シナリの良い木で野球の
バットにも使われるそう。
シャクナゲ(石楠花)
2015.04.15.
とっても華やかで甘い香
りのシャクナゲ。
今が花盛りです。
林檎園
2015.04.15.
皇居東御苑には果樹古
品種園があり、林檎、梨
柑橘、林檎、桃などが
栽培されています。
林檎は桜と同じバラ科な
のでお花の形はそっくり。
4種類の花が咲いてい
ましたのが、ほとんど
見分けがつきません。
1-イヌリンゴ
2-加賀藩在来
3-高坂リンゴ
4-リンキ
シモクレン(紫木蓮)
2015.04.15.
濃紅色のシモクレン。
ここのは開花が遅いのか
…蕾がたくさん付いてい
ましのでこれからが楽し
みです。花長は約10cm。
パーフェクトな美しさを
誇っているようでした。
ホオノキ(朴の木)
2015.04.15.
新芽です。
葉っぱの長さが30~45
cmにもなるホオノキの
新芽。
秋田県のマタギを親戚に
持つオジサン曰く「ホオ
ノキは天麩羅にすると旨
い」んだそうな。
食べてみたいな~
ニワトコ(接骨木)
2015.04.15.
あっという間に花が終わ
り、こうして小さな実を結
んでいます。
いろんな謂われのある木
です。ちょっと怖い…。
前のブログで紹介してい
ます。
★東御苑の1月
(千代田区)2015.01.
梅の実
2015.04.11.
写真は白加賀の果実。
銀杏の実くらいの大きさ
でした。
黄色く熟してくるのは
6月頃でしょうか…
成長が楽しみです。
イロハモミジの花
2015.04.11.
ムクロジ科カエデ属
雌雄同株。一つの花序に
雄花と両性花が混生。
イロハモミジの発芽
2015.04.11.
雑木林では本葉を2~6
枚付けたイロハモミジの
ベビーをたくさん見つけ
ました。
イロハモミジの種
2015.04.25.
小さなプロペラが可愛い♪
松の雄花
2015.04.11.
マツ科マツ属。
雌雄同株で、写真の丸い
部分は雄花。
雌花はまだ見えない。
松の雌花
2015.04.25.
赤い目玉の宇宙人?
ユニークな形に魅入って
しまいます。
オトコヨウゾメ
2015.04.11.
スイカズラ科ガマズミ属
の落葉低木。
こんなに可憐な花をして
いるのに、ネーミングに
“男”がつくなんて…。
秋には真っ赤な実を結び
冬は赤い葉が美しい。
果実は渋いため、果実酒
にするといいそうです。
シロヤマブキ (白山吹)
2015.04.11.
白い4枚の弁花を咲かせ
るバラ科シロヤマブキ属
の落葉小低木。
面白いのは、ひとつの花
のあとに、黒い種も4つ。
昨年実を結んだ種が、
たくさん付いて残ってい
ました。
この写真で薄く黒い部分
が見えますか?種です。
ヤマブキ(山吹)
2015.04.11.
一重の花は花弁が5枚。
蕗の花に似た、鮮やかな
黄色の花を咲かすことか
ら、ヤマブキ(山蕗)と。
また、風に揺られる枝の
様子から「山振」から
「山吹」になった説も。
一重と八重があります。
「山吹は実がつかない」と
いう説は半分嘘です。
一重は、固くて小さい実
が付きますが、八重には
付きません。
七重八重 花は咲けども 山吹の
実の一つだに なきぞ悲しき
後拾遺和歌集 兼明親王の歌
◆後拾遺和歌集
勅命は白河天皇、撰者は藤原通俊。 応徳3年(1086年)完成。
◆太田道灌と山吹・・・&落語
道中、にわか雨に遭った道灌は、ある貧しい藁葺き小屋の農家に立ち寄る。
蓑を借りたいと言う道灌に、農家の娘は蓑ではなく山吹の花をそっと差し出す。
後日、それを腹立たしく思ったと家臣に話したところ、
この古歌を用いて “実のない山吹” と “貧しくてお貸しする蓑ひとつない” ことを掛け合わせ、
奥ゆかしく答えたのだと家臣から教えられる。
道灌は娘の境遇によらない賢明さと、自身の無知を恥入り、いっそう歌道に励んだという逸話。
落語の「道灌」では、この故事をもとにした滑稽噺があり、この季節に時々演じられます。
…ってことは、娘が差し出した山吹は八重ですね!
八重の山吹は九州の実家の裏庭にありました。
ずっと夏の花だと思っていたのですが…春の季語。 あ~なんて曖昧な記憶。
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野の花・野の芽
5月中旬頃から菖蒲園の菖蒲が見頃を迎えます。
今はまだ緑の葉が茂り、固い蕾を伸ばす前。楽しみです。
下の写真は二の丸庭園の池の畔に咲いていた…カキツバタ?
ゲンゲ(紫雲英)、
レンゲソウ(蓮華草)
2015.04.19.
十数年ぶりに見た懐かし
い花♪
春の小川は、
さらさら行くよ
岸のすみれや
れんげの花に
すがたやさしく
色うつくしく
咲いてゐるねと
ささやきながら
ヒゴクサ(肥後草)
2015.04.19.
半日陰の湿った林縁や
渓流の河畔などを好む
多年草。
黄色に見える小穂が雄
性で下側の白く見える
雌性。
名前に「肥後」って付くけ
のがど熊本との関係がわ
からない。
キンラン(金蘭)
2015.04.19.
花径は約2cm。日本の野
生蘭のひとつ。
白い花弁のギンラン(銀
蘭)とともに、絶滅危惧種
になっている。
ギンランはまだ雑木林で
見つけることが出来なか
った。
エビネ(海老根)
2015.04.19.
ラン科エビネ属の多年草
かなりの種類があるので
○○エビネとはっきり断
言できませーん。
ホウチャクソウ(宝鐸草)
2015.04.15.
宝鐸=お堂や塔の四隅
の軒に吊るす風鈴。
花弁の長さは3㎝位で、
これ以上は開かない。
白から黄緑色のグラデー
ションといい、こうして
奥ゆかしく俯いて咲く姿
はほんとうに美しい。
秋には黒い実を結ぶ。
モウソウチク(孟宗竹)
2015.04.15.
竹と笹の違いって、成長
しても節のところに薄皮
が巻き付いたままになっ
ているのを笹、脱皮して
皮がないのを竹と区別す
るんですって。
節の数はチビ筍の時から
決まっていて、成長しき
ると、それ以上伸びる事
も太ることもないらしい。
雑木林で今一番多く咲い
ているかもしれません。
地下茎でも種でも増える
とても生命力が強い花。
種には蟻の好む成分が
付いていて、
蟻に遠くまで種を運んで
貰いますから、どこでも
元気に咲いています。
チゴユリ
2015.04.11.
小さくて可愛らしいから
「稚児百合」が和名。
秋になると7~8ミリ程の
黒い果実がひとつ、
付きます。
小さいから見つけるのが
大変ですけどね。
ニホンタンポポ
2015.04.11
.西洋タンポポとの違いは
茎と花の間の膨らんだ
総苞と呼ばれる所でわか
ります。
ガクが下に反りかえって
いるのが西洋。
花の方に上を向いていた
ら日本タンポポです。
昔は白いタンポポもよく
見ましたが、もう何年も
見ていません。
あ、九州だからかもしれ
ませんけど。
ふわっふわ♪
キランソウ
2015.04.11.
「金襴草」と書く。
♪金襴緞子(きんらんど
んす)の帯締めながら~
花嫁御料はなぜ泣くのだ
ろう~♪
地面に張り付くように紫
色の花を咲かせる姿を、
豪華な金襴に見立てた。
別名「地獄の釜の蓋」
風邪や高血圧の薬にな
るそうで死なずに済むか
ら?
カラスノエンドウ
2015.04.11.
若芽も豆鞘も食べられる
野草ですが、食べたこと
はありません。
子どもの頃、豆鞘で笛を
作ってピーピー吹いてま
したっけ。
アカツメクサ、レンゲ、オ
オイヌノフグリ、タンポポ、
ホトケノザは、見る度に
子どもの頃、遊んだ広場
を思い出します。
シャガ(射干)
2015.04.11.
冬でも葉が青い常緑性の
多年草例年です。
ソメイヨシノと同時期に見
ていたと思うのですが…
やはり桜の散るのが今年
は早かった?
ワラビ
2015.04.11.
大好物!もう食料として
しか見られません。(笑)
スギナの間から、2~30
本出てましたがここのは
痩せっぽちです。
母とよく摘みに出掛けま
した。アク抜きのお手伝
いもよくしたなぁ~。
まだまだ可愛いお花を見ましたが、今日はここまで。 2015.04.11.
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歩く、休む、歩く。
二の丸雑木林と庭園って、
一週間見ないと植物の様子が次々と変わってしまいます。
自然は面白いですよね。
今日は尚雀が特に好きな散歩路をご紹介します。
土筆や蕨、芹の茂った庭園横の湧き水からスタート♪
菖蒲田の整備も終わった様子。 菖蒲は6月上旬頃から咲き始めます。
カンザン(関山桜)は5分咲き。ツツジは少し色付いた蕾。 黄色と白の山吹、シャガは見頃です。
サルスベリ(百日紅)の枝ぶりがちょっと怖い。シロヤマブキ(白山吹)がキレイです。
藤棚の前からの景色。黄色と白の山吹、ピンクの桜で春爛漫♪
遠く白く見えるのはシャガの花。
藤棚の方へ振り返って、写真を撮りました。ここからシャガの咲く斜面の上(左手奥)を歩きます。
静かな森でコーヒータイム
皆さん池の周りの遊歩道を巡るのみで勿体ない。 本当はその奥の小路がステキなんですよ!
はい、これで一周。
どうですか?東京ド真ん中とは思えない静かな景色でしょう?
春は苦味を盛れ
活動開始の春。 冬の間、身体に溜めこんだ脂肪や老廃物を排出して元気になろう!
それには、春の山菜料理が一番です。
あの独特な苦味やエグミは、抗酸化力の高いポリフェノール群で、デトックス効果抜群。
新陳代謝を活発にします。 また、ビタミン、カルシウム、鉄分なども豊富です。
身体を活動状態に切り替える為に 「春は苦味を(皿に)盛れ」 …とは、先人の知恵は凄いです。
茨城の親友が、「道の駅」で買い込んだという野菜を送ってくれました。
ひとり&猫暮らしなのに、大箱の段ボール満杯・・・ビックリです。
いつもありがとう。 包んだ新聞紙とビニール以外はぜ~んぶ大好物です。 ヾ(≧∇≦)ゞ
特に嬉しかったのは、田圃の畦道とかにある
背丈が低くて香りが強い田芹!!
東京のスーパーではほとんど見かけないし
すっごく食べたかったのよ~~~。 o(^◇^)o
さっそく、茹でて胡麻和えを作りました。
本日のおかずの持ち出しは、煮物の牛筋肉のみ。
浅漬けとか佃煮とか、今夜はガンガン作りま~す♪
掃除機かけは明日にして
まさか雪だなんて ねえ
4月の雪は 5年ぶりなんだって
朝、電気ストーブの前で
やかましく 鳴いてやったら
母ちゃんが 電気ストーブを
付けてくれました
あ~ これこれ あったか~い
チャマはしばらく 動きませんよ
By チャマ