「遠くへ行きたい… でも1泊で…」
そんな我儘な夢が叶うツアーに参加
初めての青森は楽しかった~♪
《一泊二日のスケジュール》 ・・・はバス移動
①東京駅→盛岡駅・・・★発荷峠・・・★十和田湖遊覧船・・・★奥入瀬渓流散策・・・
★大鰐温泉・青森ロイヤルホテル泊 ②★ミニ白神・・・鰺ヶ沢駅=(★五能線)=深浦駅・・・
★白神山地十二湖散策・・・ 一関駅→東京駅
「これが3万円ちょっとならお得じゃない?」
と友達とふたりで大興奮したパックツアー。
振り返ってみると、時間に追われたバス旅で
“のんびり感” こそなかったけれど
青森のいいとこどりして楽しく観光が
できたのだから感謝です。
「いつかまた青森を満喫旅行するための
“予習” だと思えば最高だわよ~!」 と友。
いつもポジティブシンキングなアンタが好きだよ。
★発荷峠の展望台
十和田湖を眼下に一望できる
発荷峠(はっかとうげ)のビジターセンターでトイレ休憩。
ここはカルデラ湖の外輪山に位置する国道103号の峠です。
ヒャ~~~ビュ~リホ~~~!
これからあの紺碧の湖面を船で行くのだと思うと
嬉しくて仕方なかったな。
★十和田湖遊覧船
青く透き通った水を満々とたたえた十和田湖。
次々と姿を変える周囲の絶壁に見とれながら
十和田湖は、海抜401m、周囲46.2km
最も深いところで326.8mと日本第三位の湖。
出航してすぐに
高村光太郎の「乙女の像」が見えてきました。
たくさん取った写真は人物入りなので
UPできる景色はこれだけ。
★奥入瀬渓流散策
カレンダーでしか見たことがない
あの美しい奥入瀬渓流に着きました。
かれこれ30数年前になりましょうか…
「青森あすなろ国体」に兄は高校の修学旅行を
諦めてまでサッカーで参加しました。
その際にここを観光したらしく、大学時代にも訪れていて
「まあいっぺん行ってみろや。そらも~キレイやぞ~」 と
昔聞いていました。
「兄ちゃん、私もこうしてやっと青森旅行ができるほど
立派なオトナになりました」 な~んてね。 (笑)
銚子大滝~白糸の滝まで、
渓流沿の遊歩道を歩きますから楽チンです。
水がキレイなところってホント心癒されますね。
「次来た時はもっと上流まで歩こうね♪」
なんて話しながら。
◎銚子大滝 幅約15m 落差7m
この落差と水量のため
これより上流には魚が上がれないんだそうです。
だから十和田湖に魚が棲まなかったと
考えられているんですって。
◎九段の滝(左上) ◎不老の滝(右上)
◎石ケ戸
ここにお松という美女の盗賊がいて
旅人を誘い込んでは金品を奪っていたとう。
「石ケ戸」とは、この地方の方言で「小屋」という意味なんですって。
お松、やるじゃん!
バスガイドさんが言ってましたが、
青森蔦温泉は吉田拓郎の
「旅の宿」 のモデルになったところだそうで。
♪浴衣の君は~ ススキのかんざし~♪
「ここかぁ~、次はここだね~」
と言いながら、通り過ぎました。
ホテルへ向かう途中で立ち寄った
「平塚果樹園」で、美味しいリンゴを買いました。
この方がかの有名な…なまはげさん?
いろんな人と握手をして写真に撮られていました。
観光大使ですね。 私たちも記念にパチリ!
★大鰐温泉・青森ロイヤルホテル
あじゃら山の高原に立つホテルに泊まりました。
お部屋とお風呂と景色は最高でしたが、食事がね・・・
バイキング形式でガッカリ。
でも従業員の方達の笑顔とサービスは満点でしたよ!
大きな太陽。キレイな夕焼けを見ました。
お部屋は広くて、ベットが3つ。 ソファーとテーブルも大きくて・・・「やったね!」
あ~高原の朝は気持ちがいい
朝風呂のあと周囲を散策しました。
青森を飛ばして北海道へは
飛行機で何度も旅しているのに
「青森か・・・ずいぶん遠くまできたんだな~」
なんてシミジミ思うから不思議。
★ミニ白神散策
ホテルからそう遠くないところに
ブナ原生林が残るミニ白神へ行きました。
左上の写真を見てください。
不思議な光を放っています。
ブナの森はとても静かで、
ツアー客の中にいらしたお医者様が
いくつか持っていらした聴診器を順番にお借りし
木の幹に当てて水を吸い上げる音を聞きました。
微かに
コッ…コッ…コッ…コッ…(擬音語表現は難しい)
と聞こえました。
森は生きている
↑ これってナンブアザミ?
★五能線に乗ろう!
青森に行くといったらみんな口を揃えて
「五能線はいいよ~」 と言う。
どんなにいいのか、
ここだけはネットで下調べせずにやって来ました。
少し前に話題になった
ブサかわ犬のわさお君のポスターを発見。
乗車区間は 鰺ヶ沢駅⇔深浦駅
あ~評判のとおり
なんてスバラシイ海岸線の景色なんでしょう!
五能線に乗って通学しているという
女子高生ふたりとお話ししました。
「こんな景色が毎日見られて幸せだね~」と。
彼女らは東京に憧れがあって
修学旅行が楽しみなんだって。
いつか住んでみたいんだって。
千代田区の武道館の近くに住んでいるんだよ
と話したら尊敬されました(笑)
「わかる!私も九州の田舎から
東京に憧れて上京したもん」 というと
「えーーーっ九州ーーーっ!
もっと行ってみたーーーい!」 と。
熊本の “くまモン” がここまで有名になっていたとは・・・
こんなキレイな海、久しぶりに見ました。
うん、青森の海産物が美味しいはずだわ。
★白神山地・十二湖へ
旅の最後は、コバルトブルーに輝く
神秘の泉「青池」で有名なところへ向かいます。
《散策コース》
青池 → 鶏頭場の池 → がま池 → 落口の池 →
中の池 → 十二湖ビジターセンター
もっとゆっくり歩きたかったけれど
なんていう透明度でしょう。
五能線と白神山地も、いつかまた絶対に来ようね!
と、ビジターセンターで買った
ソフトクリームをペロペロしながら
友とかたく誓い合ったのでした。
今回の旅は 「食」 に関してだけ
心残りがありました。
せっかく青森まで来ているというのに
新鮮な魚貝が足りなかった、残念。
新緑の青森ツアーはこれにておしまい。
旅の間もそうですが、東京に着くと尚いっそう
愛猫チャマが恋しくなります。
チャマだってそうとうに淋しかったはず。
一分一秒でも早く会いたくて急いで帰りましたが
玄関でのお迎えがないばかりか
呼んでもちっとも出てきません。
もしや・・・と、最悪な思いで布団をめくると
「あんだよう 起こすなよう」 と迷惑そうな顔。
ここは違うでしょ!
咽をグルグル鳴らして擦り寄って、ヒシと抱き合ったら
お互いの顔をレロレロ舐め合うところでしょう!(涙)
そんな冷たい男、チャマが好き。