新緑の青森ツアー(青森県) 2013.06. | 今よりは風にまかせむ。

今よりは風にまかせむ。

  
爺様猫のチャマとふたり暮らし。
休日に自然や文化・歴史にふれたプチ旅に出るのが楽しみです。
緑に包まれたベンチでおにぎりを頬張る… 空を見上げる…
流れる雲を見送る… 深呼吸~~~
すべての煩わしさから解き放たれて、静かな喜びが胸に満ちてきます。


「遠くへ行きたい… でも1泊で…」
そんな我儘な夢が叶うツアーに参加
初めての青森は楽しかった~♪



《一泊二日のスケジュール》 ・・・はバス移動
 ①東京駅→盛岡駅・・・★発荷峠・・・★十和田湖遊覧船・・・★奥入瀬渓流散策・・・
 ★大鰐温泉・青森ロイヤルホテル泊  ②★ミニ白神・・・鰺ヶ沢駅=(★五能線)=深浦駅・・・
 ★白神山地十二湖散策・・・ 一関駅→東京駅
 

青森ねぷた

 

 「これが3万円ちょっとならお得じゃない?」
 と友達とふたりで大興奮したパックツアー。 
 振り返ってみると、時間に追われたバス旅で
 “のんびり感” こそなかったけれど
 青森のいいとこどりして楽しく観光が
 できたのだから感謝です。

 「いつかまた青森を満喫旅行するための
  “予習” だと思えば最高だわよ~!」 と友。
 いつもポジティブシンキングなアンタが好きだよ。


★発荷峠の展望台
十和田湖を眼下に一望できる

発荷峠(はっかとうげ)のビジターセンターでトイレ休憩。
ここはカルデラ湖の外輪山に位置する国道103号の峠です。
 

ヒャ~~~ビュ~リホ~~~!

青森発荷峠これからあの紺碧の湖面を船で行くのだと思うと

嬉しくて仕方なかったな。



★十和田湖遊覧船
青く透き通った水を満々とたたえた十和田湖。
次々と姿を変える周囲の絶壁に見とれながら

遊覧船で巡りました。

青森遊覧船   

十和田湖は、海抜401m、周囲46.2km

最も深いところで326.8mと日本第三位の湖。


出航してすぐに

高村光太郎の「乙女の像」が見えてきました。


 十和田湖
十和田湖面1 たくさん取った写真は人物入りなので

UPできる景色はこれだけ。
 
★奥入瀬渓流散策
カレンダーでしか見たことがない

あの美しい奥入瀬渓流に着きました。


奥入瀬葉

奥入瀬マップ   
 かれこれ30数年前になりましょうか…
 「青森あすなろ国体」に兄は高校の修学旅行を
 諦めてまでサッカーで参加しました。
 その際にここを観光したらしく、大学時代にも訪れていて
 「まあいっぺん行ってみろや。そらも~キレイやぞ~」 と
 昔聞いていました。

 「兄ちゃん、私もこうしてやっと青森旅行ができるほど
  立派なオトナになりました」 な~んてね。 (笑)
 
 銚子大滝~白糸の滝まで、
 渓流沿の遊歩道を歩きますから楽チンです。

 水がキレイなところってホント心癒されますね。
 「次来た時はもっと上流まで歩こうね♪」
 なんて話しながら。


奥入瀬銚子大滝
◎銚子大滝 幅約15m 落差7m
この落差と水量のため

これより上流には魚が上がれないんだそうです。
だから十和田湖に魚が棲まなかったと

考えられているんですって。

奥入瀬の滝 ◎九段の滝(左上) ◎不老の滝(右上)

石ケ戸
◎石ケ戸
ここにお松という美女の盗賊がいて

旅人を誘い込んでは金品を奪っていたとう。
「石ケ戸」とは、この地方の方言で「小屋」という意味なんですって。

 お松、やるじゃん!
 

バスガイドさんが言ってましたが、
青森蔦温泉は吉田拓郎の

「旅の宿」 のモデルになったところだそうで。
♪浴衣の君は~ ススキのかんざし~♪
「ここかぁ~、次はここだね~」

と言いながら、通り過ぎました。
 

平塚果樹園5  
 ホテルへ向かう途中で立ち寄った
 「平塚果樹園」で、美味しいリンゴを買いました。

 この方がかの有名な…なまはげさん?
 
 いろんな人と握手をして写真に撮られていました。
 観光大使ですね。 私たちも記念にパチリ!


★大鰐温泉・青森ロイヤルホテル
あじゃら山の高原に立つホテルに泊まりました。
お部屋とお風呂と景色は最高でしたが、食事がね・・・

バイキング形式でガッカリ。
でも従業員の方達の笑顔とサービスは満点でしたよ!

大きな太陽。キレイな夕焼けを見ました。


青森ロイヤル夕焼けお部屋は広くて、ベットが3つ。 ソファーとテーブルも大きくて・・・「やったね!」

青森ロイヤル部屋

 

 

青森ヒバの香るお風呂に入りました。 (温泉ではないみたい)
青森ロイヤルお風呂 

 

 

あ~高原の朝は気持ちがいい

朝風呂のあと周囲を散策しました。
青森を飛ばして北海道へは

飛行機で何度も旅しているのに
「青森か・・・ずいぶん遠くまできたんだな~」

なんてシミジミ思うから不思議。

青森ロイヤルホテル前 
  
★ミニ白神散策
ホテルからそう遠くないところに

ブナ原生林が残るミニ白神へ行きました。
左上の写真を見てください。

不思議な光を放っています。


ミニ白神の木々

 

ブナの森はとても静かで、
ツアー客の中にいらしたお医者様が

いくつか持っていらした聴診器を順番にお借りし
木の幹に当てて水を吸い上げる音を聞きました。
微かに

コッ…コッ…コッ…コッ…(擬音語表現は難しい)

と聞こえました。



森は生きている

ミニ白神の植物 ↑ これってナンブアザミ?

★五能線に乗ろう!
青森に行くといったらみんな口を揃えて

「五能線はいいよ~」 と言う。
どんなにいいのか、

ここだけはネットで下調べせずにやって来ました。
少し前に話題になった

ブサかわ犬のわさお君のポスターを発見。

乗車区間は 鰺ヶ沢駅⇔深浦駅

五能線鰺ヶ沢駅
 
あ~評判のとおり

なんてスバラシイ海岸線の景色なんでしょう!

五能線海1

五能線に乗って通学しているという

女子高生ふたりとお話ししました。
「こんな景色が毎日見られて幸せだね~」と。
彼女らは東京に憧れがあって

修学旅行が楽しみなんだって。

いつか住んでみたいんだって。


千代田区の武道館の近くに住んでいるんだよ

と話したら尊敬されました(笑)
「わかる!私も九州の田舎から

 東京に憧れて上京したもん」 というと
「えーーーっ九州ーーーっ!

 もっと行ってみたーーーい!」 と。
熊本の “くまモン” がここまで有名になっていたとは・・・

楽しいひと時をありがとね。

五能線海3
 五能線海2

 

こんなキレイな海、久しぶりに見ました。
うん、青森の海産物が美味しいはずだわ。
 
★白神山地・十二湖へ
旅の最後は、コバルトブルーに輝く

神秘の泉「青池」で有名なところへ向かいます。

白神山地十二湖1MAP

《散策コース》
青池 → 鶏頭場の池 → がま池 → 落口の池 →

中の池 → 十二湖ビジターセンター

もっとゆっくり歩きたかったけれど

ツアー集団に遅れないようついていくのがやっとでした。

白神山地十二湖1 

 

うわぁ~~~~~~っ としか声にならない水の色。

白神山地十二湖2 

 

なんていう透明度でしょう。 

どうしてこんなに青く見えるのかは未だ謎らしいです。

白神山地十二湖3 

 

五能線と白神山地も、いつかまた絶対に来ようね!

と、ビジターセンターで買った

ソフトクリームをペロペロしながら
友とかたく誓い合ったのでした。

今回の旅は 「食」 に関してだけ

心残りがありました。
せっかく青森まで来ているというのに

新鮮な魚貝が足りなかった、残念。

新緑の青森ツアーはこれにておしまい。
 
 
 
 

 

ちゃま  旅の間もそうですが、東京に着くと尚いっそう
 愛猫チャマが恋しくなります。
 チャマだってそうとうに淋しかったはず。

 一分一秒でも早く会いたくて急いで帰りましたが
 玄関でのお迎えがないばかりか
 呼んでもちっとも出てきません。

 もしや・・・と、最悪な思いで布団をめくると
 「あんだよう 起こすなよう」 と迷惑そうな顔。

ここは違うでしょ!
咽をグルグル鳴らして擦り寄って、ヒシと抱き合ったら
お互いの顔をレロレロ舐め合うところでしょう!(涙)

そんな冷たい男、チャマが好き。