え~ 次は、のんこの茶碗。
黄檗山金明竹、ずんどうの花活け。
古池や蛙飛び込む水の音と申します、
あれは、風羅坊正筆の掛け物で。
沢庵、木庵、隠元禅師はりまぜの小屏風…
↑ ね~ね~これ5秒で言える~? ↑
突然ですが、これは古典落語の 「金明竹」 の一節。
ここでいう黄檗山金明竹(おうばくさんきんめいちく)とは、
京都宇治の黄檗山万福寺境内にある 金明竹のことだそうです。
金地(黄色)に緑の縦筋がシュシュッと入った粋な姿の竹でござい。
◆噺しの内容◆
骨董屋を営む親戚の家に厄介になっている与太郎。
天然ボケゆえにいつもお客に見当違いの対応をしては
店主を困らせている。
ある日、留守番を任された与太郎のもとに
中橋の加賀屋佐吉から来たという使いの男が訪ねて来る。
ところがこの男、上方弁で用件をまくし立てるものだから
何度聞いてもちんぷんかんぷんでわからない。
与太郎と上方男と叔母さんがドタバタなやり取りを
繰り広げるという滑稽噺です。
開口一番で前座さんがよくやる演目のひとつです。
最近聞いた中で上手いな~と思ったのは、桂 宮治さん。
もちもちっとした美肌のキューピーちゃん…って感じ(笑)
とってもチャーミングで噺の上手い落語家さんなんですよ。
キンメイチク ギンメイチク
キッコウチク キンメイモウソウ
“笹” とか “竹” が好きです。
散歩や旅先で竹林やクマザサ群生地に出くわすと
パンダばりに 「ゥヤッホ~~~~~!」 って
不思議と気持ちが高揚しちゃいます。
このブログのニックネーム 「尚雀」 は
日本昔話の舌切雀のお宿(竹林)に住む
雀にちなんで付けました。
他にも理由はあるんですが、追々と。
風に遊ばれる葉ずれの音が
サラサラ サラサラ ・・・
立ち止まってずっと聞いていたい
サラサラ サラサラ ・・・
サラサラ サラサラ ・・・
すぐに はらまきをされます
たしかに たしかに
今日は寒い日ですが
こういうの “過保護” って
いうんじゃないですか?
By チャマ