6/24の縦走コースのレポです。
登山口がINとOUTで同じなので縦走というかラウンドというのか分かりませんが・・・
美濃戸口から別荘街の車道を歩いて行くと阿弥陀岳への近道、御小屋尾根登山道があります。
山頂までのコースタイム5時間でその間に山小屋(トイレも)がありません。
山頂にも何もありません
なので初心者や団体さんにはハードなコースかも知れません。
実際コース上で出会った人はソロの6~7人だけでした。
でも静かで歩きやすい道でした。(一部を除いて)
新緑が美しく、道も尾根らしく大部分がドライでした。
御小屋山で舟山十字路からの道と合流します。
ここからの尾根伝いはアルプス展望もできる気持ち良い道です。
御小屋山を過ぎると数十m下りますがあとは全部上りです。
今日は晴れて北アルプス(槍・穂高)も見えました。
目指す阿弥陀岳方面は雲がかかっています。
2600mを超えると植生も変わり岩場も出てきました。
空気も薄くなってきたのでペースを落とします。
登ってきた道を振り返ると雲の上に出ました。
ハイマツ帯に入ります。
いよいよガレ、ザレの核心部へ入ります。
去年も世話になった頼りないけど頼るしかないロープ。
最初はロープのない岩場を登っていましたが最後の30mはザレ場で完全に頼り綱にしていました。
左腕の腕力と握力をフルに使いました。
「ここが一番の難所でした」って大した事ないって?
この先の岩稜を乗り越え、巻いていけば阿弥陀岳山頂に到着します。
上から見ると先ほどのザレ場は土砂の通り道のようになってます。
見た目より斜度があります。
阿弥陀岳南稜は切れ落ちています。
一見行き場を見失いそうですが鎖と梯子に導かれるように進みます。
乗り越えた1つ目の岩稜を振り返る
中央稜は雲の中に消えてます。
突然山頂に出ますが直前で気付いての1枚
8:43 一座目の阿弥陀岳に登頂
前回は雨でしたがこの調子なら先に行けそうです。
意識してペースを落とした(前回より28分遅れ)のでスタミナ温存できました。
山頂は行者小屋、赤岳からの登頂者も合わせて20人位で賑っていました。
http://ameblo.jp/cff0005261/day-20110806.html
赤岳への稜線が真っ直ぐ延びています。
<赤岳へ続く>