2012.12.31(月)~2013.1.1(火)@SNA プンラス

今公演、男が乗るということが3景分において見られた。
特に驚かされたのは次の景だった。

2回目トリ 加瀬あゆむ・清水愛 チームミニミニ
いきなり女3人いる。
誰が誰だかわかりづらいのだが、特に真ん中の一人はよくわからない。
しかもよくよく見ると、顔の骨格や嫌われ役のような役柄からして男ではないかと思い始めるが、やはり女装した男であった。
何曲目からか完全な男の衣装で出てくる。後にわかるのだが手足ともネイルに黒く色を塗っており、顔からしてドラキュラの役のようである。
女装時、加瀬さんにスリッパで思い切り頭をはたかれたりもした。
この人物、なるほど、ダンスは上手い。男性ならではの筋量からくるスピード、運動量がある。他の女性二人も若干遠慮しているようにも見える。
そしてそれをいいことに、道化を演じるでもなく、時折単独で出てきてソロで踊る。
場内、手拍子は途絶えないが明らか興ざめ感ありか・・・。

ダメ押しは加瀬さんとの白黒ショーだった。
といっても、さすがに天具を使うとか本○とかはないのだが、あとは同じだった。
一応、男のほうも半ば脱ぎが入り、かつ若いので、天板以上の光景といえるかもしれない。
しかも昨今、天板はレトロ感溢れる劇場でしか行われないが、ここは都内屈指のアイドル館とも言えるSNAである。

タッチも受ける加瀬さん。
焦る加瀬さんファン。

結局、事に至らず、擬似の蹴りを入れられた男は退場。
加瀬さん、清水愛さんのポーズベッドショーで終わった。

事後談。
出演の男、実はダンスの先生だった。(そりゃ、上手い筈だわな)
清水愛さんが体調不良のため、急遽病院から向かうことになり、大事をとって大部分で代役を務めたようだ。
「愛ちゃん、間に合うらしい。」といかう情報は、事前に周囲のスト客の会話より入っていたのだが、交通事情による遅れかなと思っていた。
チームショーが終わった後、すぐに愛さんのブログを見た。そこには「お知らせ」とあり事情が書いてあった。
混み合うロビーで、タバコの煙に巻かれながら、先生のパートは最初から組込済みだったかを討議するスト客。
一定のファンは、男が先生であるということを知っていたようであった。
が、中にはポラスタート時、加瀬さんから「先生にも拍手ー!」という発表があったのに、それに気付かず煮え切らぬ顔つきをしていたストファンもいた。
この方たちは今後もSNAにくるのだろうか・・・。
一抹の不安が感じられたチームミニミニショーだった。

ここで、ポラ後、30分の休憩が設けられた。
ポラの時間は相変わらず長かったが、香盤数が少ないため、カウントダウンへ向けての調整である。

3回目ハナ 灘ジュン・友坂麗 チームPRECIOUS
壁には、友坂麗指名手配の歴代のビラが貼られている。
そういえば休憩時間を利用してファンが貼っていた。
おっ、一番最初のは持ってるぞ。
その後、随分変わったようだ。
最初のほうは、「WARNING」とか懸賞金とかだけが書かれたものあったが、後のほうは「おい、小池!」を文字ったパロディ「おい、友坂!」とかひねり過ぎて「れい、友坂!」とかになっているのもあった。また、ショートヘア時代の友坂さんが写されたものも・・・
さて、ショーが始まる。
オリジナルとは楽屋のシーンとかが変わっており、それぞれ「じゅん」、「れい」と名前が縫い付けれれたエプロンを着て掃除をするものになっていた。
今回、警察の捕り者のシーンでは、大混雑の場内を考慮してだろう、客席通路に降りてくることはなくステージ上で行われた。
話は前後するが、今回もジュンちゃんから警告ビラをゲット。これもカブリの特典か。
闘いのベッドを終え、本ステから二人手をつなぎ盆に進むシーン。
闘いが激しかったか。ジュンちゃんの髪が乱れ、秋田伝統芸能のなまはげか備中神楽のようになっていた。いや、それはそれで可愛いのだが、どちらかというとビューティーさ溢れるシーンになればよかった気がした。
ともあれ、やはりPRECIOUSを楽しみにしていた客が多かったようだ。
終演後、若干名帰る人が見受けられた


↓ 客にとっても踊り子さんにとってもハードな戦いとなった。
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↓ 5頭川崎で発艦したPreciousⅢも今宵で見納めだ。
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