先日、息子が16になりました。
（↑ ケーキをパティシエさんにオーダーしました。男の子とは言え、自分の名前入りはやっぱり嬉しいようで、しかも超美味しくて最高でした。Yさんありがとうございます
）子どもの誕生日というと思い出すのは、出産の時のこと。
陣痛促進剤に反応してしまい、緊急帝王切開であっという間に生まれてしまった彼は、４kg以上もある大きな赤ちゃんでした。
妊娠がわかった時は、「人生変わっちゃうなあ、やっていけるんだろうか」と嬉しいより混乱。。
私とダンナは、とりあえずドライブに出かけました。２人とも無言（笑）
彼のお母さんのところに寄り、報告したら心から喜んでくれて、「ああ、いいことのようだ」とホッとした記憶があります。
テンション低くてすみません。
でも、だんだんお腹が大きくなってくると、楽しくて仕方なかった。雲の上を歩いているような、フワフワした気持ちで幸せな10ヶ月でした。
自分で何もしなくても、ちゃんとお腹の中で成長する赤ちゃんを感じ、人間の力ではとうてい図りきれない、「大いなる力」を体感する日々。
出産しなくていいから男で良かった、とたまに聞くけど、私は、「自然とつながり、委ねる」という貴重な体験ができて、女性で良かったなあと思います。
（↑ 誕生日の朝は、お兄ちゃんのリクエストにより娘がパンケーキを焼いてました。母が何もしない人だと、子ども達はしっかりします・笑）
。。妊娠中も出産後も、ワクワクはしていたものの、現実的には、仕事を始めて２年目で、しかも出産のために弟（グラフィックデザイナー）をビジネスビザで呼んだばかり、と体制的に完全でなかったので、クライアントからの電話がたくさんで大変でした！
当時はメールがまだなかったんです。
うーん、色々と思い出しますね。
そんな彼が大きくなったものだ、と感無量です。
来年で高校卒業、大学はケアンズを出るみたいですから、子育て期ってほんとあっという間。
もっとも私は、子育てらしきこともせず、いつのまにか大きくなってたって感じですが（笑）
誕生日のあとの朝、なぜか世界がキラキラしていて、様々なことに対する感謝の気持ちがうわーっと溢れてきて、自分でも驚きました。
そして「生まれてきてくれて、ありがとう」と心から感じて、涙が出てきた。
何でいきなりエモーショナルになったのか、自分でもわかりませんが、あの朝は本当に満たされていて、愛に包まれている感覚を味わいました。
でも、出勤途中で消えてしまい、俗の世界に戻りました
ただ、確かに言えます。子どもを授かったことは、私の人生で最高の出来事の１つ。これは、子ども達にもよく伝えています。
生まれてきてくれて、ありがとう。
これから大変なことや辛いことがあっても、最大の祝福を受けて、この世に迎え入れられたことを忘れないでほしい。
これからも親として、できる限りのサポートをしますね。