Japan Expoのときに、ライブペインティングで会場を沸かせたWataruさんが、パウチに顔を出すようになりました。
当日、私はお茶を点てたり買い物したりしていて、彼のパフォーマンスをじっと見ていなかったのだけれど、冒頭のスピーチのノリの良さ、元気さ、真っすぐさは印象に残っています。掴みバッチリでした!
「大学に行ったら何か見つかるかと思ったけど、やっぱりパフォーマーになりたい、っていう気持ちが強いから今色々やってます!超楽しいっすね!」
って、本当にワクワクしてる感じが全身から出てます。
絵を描くこと芸術に目覚めたのは幼少期。「いつも人を驚かせたり喜ばせて笑顔になってもらうこと、人を幸せにすることが好きで、ドキドキすることを常に頭に描いて生きている。」のだそう。
言うだけでなくて、どんどん行動しているところが偉くて、今はエスプラネードの路上で絵を描いていて、そこから色々声をかけてもらって、あるカフェでの展示が決まったり、タトゥの図柄を考えてと言われたり、聞いていると、どんどん広がっている感じ。
絵を描き始めて数ヶ月で、ケアンズフェスティバルでパフォーマンスの機会をもらったことや、Japan Expoのような舞台のオープニングを任される、という引き寄せ力もすごいと思います。
でも、打算のかけらもその瞳には見られません。
楽しむっていうこと。
どんどん行動すること。
夢を色々な人に語ること。
出逢った人を大切に、サポートを素直に受け取ること。
が充実した人生のエッセンスなのだろうな、と彼を見ていて改めて感じました。
(特に若くて家庭がないうちは、失うものも守るものも少ないのだから、自分の気持ちに素直にガンガン動いていいと思います)
今週末はタウンズビルのフェスティバルでライブペイントをするそうで、張り切ってました。
そう、頑張る!というより、ワクワクしてるという自然さがいいんですよね。
私は、お客様がお帰りの時によく「ケアンズ滞在をお楽しみくださいね」とお声がけしたり、子ども達が学校へ行く時は「楽しんできてね」と言うのですが、Wataruさんは、いつも自ら「ほんと楽しいっす」と言って去って行きます。(笑)
今は、自分のアートを施した服のブランドを立ち上げたい、と燃えているので、パウチは第一歩の小さなお手伝いをすることになりそうです。
何か、前職時代からずっと、「こんなことをしたい!」と語ってくれる人が周りに集まって来る気が。。
前のスタッフさん達には、本気ならば私が責任取るからやってみれば、と言ってました。長い人生のたったひとときを共有しているだけの彼等に、海外で色んな体験をして巣立って欲しいと思っていたから。
でも人はやりたいことには燃えるから、ビジネス的にもいい感じで、結果わたしも皆に感謝しています。
今はお店という仕事に変わったけれど、周りに生き生きしている人達がいて、ステップアップにほんの少しでも関われるのは楽しいですね。
年を取るってこういうことなのかな。
(もちろん、自分自身もやりたいことがたくさんありますので、元気なうちは行動あるのみです★)