日本の文化に触れられる場所がケアンズにできそうです | 地球最古の森に抱かれた街・ケアンズから、自分らしくありたい貴方へ。

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ケアンズ地元情報誌リビングインケアンズの生みの親。16年間の編集者時代に出会った、オーストラリアやケアンズの素敵なモノ、ライフスタイルをシェアし、ハッピーの輪を広げるべく活動するマーフィー恵子のブログです。

おととい、とても素晴らしい出来事が♥

ケアンズに別荘をお持ちの大澤さまご夫妻とお会いして、邸宅の離れにあるお茶室やパーティーエリアを、今後「ケアンズで日本文化を伝えるために使っても良い」というお話をいただいたのです!!


ケアンズ産ユニークギフト専門店★パウチ


東京杉並区 長善寺の住職でおられる大澤寛堂さん。


このお宅は、17年前に、純粋にジャパニーズ・カルチャーセンターというビジョンで造られたもので、地元の方々と交流できるようにと、大きな鉄板焼きルームまで備えた素晴らしい場所です。


実は、私も地鎮祭に参加させていただいたのですが、当時のトム・パイン市長や、町の名士がたくさん来ていて、地元の方の祝福度の高さを感じました


私費でこれだけの設備を作ってしまう器の大きさもスゴい!


ただ、当時は、畳や石像を日本から持ち込むのも、本当に苦労されたそうです。

オーストラリアの建築物には玄関がない、から始まって、日本庭園も写真を見せないと伝わらないし、と建設が終わるまで、日本との違いをつくづく味わった、と。



オープニングパーティーで、ご夫人がお点前をされた時は、「何故1杯のお茶をいれるのに、そんなに時間をかけるのか」など、日本人が聞いたら驚くような質問もあったそうです。(笑)


それにしても、大澤夫人の着物姿のお美しさ!驚いたオージーもたくさんいたことでしょう。
(品格のある美しさってこういうことなんだ、って私も感動しました!!



地元の方に着付けをしてあげたり(浴衣は、ずいぶんおみやげとして持っていってもらったそうです。。)、お仏像の前で書を一緒に書いたり。。お写真を見るだけで、どれだけ心づくしのおもてなしを地元の方にしてこられたかを、しみじみ感じたのでした。



常に相手のことを思いやる。和を尊ぶ。人様とのつながりを大切にする……素晴らしい和の精神がご夫妻のお話のあちこちに息づいていて、改めて、日本の精神は素敵だなあと思いました。

(オージーも優しいけど、ちょっと違うんです。。)



「向上心があれば、道は常に開いてゆく」という言葉も、私には響いた。


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お茶室は、まずは、ケアンズ茶道クラブのお稽古に使わせていただくことになります。


日本人が持つ美しいスピリットを再発見し、味わう場として、またオーストラリアの方には新発見していただく場として、深みのある活動がしてゆけたらいいですね。


このご縁に感謝します!


P.S.
今回のお話をつなげて下さったのは、大澤さんの息子さん。リビングインケアンズを愛読して下さっていたご縁で、オフィスやパウチに寄ってくださっていたのです。

茶道同好会がクラブになったのも、部員の英美さんが日本文化を伝える活動を積極的に行いたいとNPOを立ち上げたのも、全てこの半年くらいに起きたこと。

私が大澤さんとお会いしたのも昨夏。。

だから、今、この時期にこういうお話に発展したのは、不思議でありがたいなあ、とつくづく思います。


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(↑ 茶道部で選んでケアンズの特産品を詰め合わせてみました。気に入っていただけるといいのですが)