こんにちは、奥 武志です。
店長、マネージャー、トレーナーなどのリーダーの方は、部下後輩にこんなことを伝えたことはありませんか？
「わからないことがあったら言ってね」
「困ったことがあったら相談に来いよー」
「いつでも相談にのるから何でも言って」
なのに、いくら待っても相談に来ないスタッフっていますよね。
特に相談がないから大丈夫かと思ったら、実はわかっていない仕事があって困っていたとか、悩んでいることがあって転職を決意したとか。
そのたびに、こう感じませんか？
「だからいつでも言っていいよ、相談にのるからって言ったのに。なんでみんな言って来ないんだろう？」
中には、部下後輩がなにかミスをしたら、こんな風に感じる方もいるかもしれません。
「自分から聞きに来ないのがわるいんでしょ？そんなのフォローできないよ。」
では、なぜ彼女ら彼らは、あなたに相談に来ないのでしょうか？
理屈よりも、ちょっと具体的に想像してみて欲しいのですが、、、
あなたの上司に「なんでも言えよ」って言われただけで、あなたはすぐに気軽に相談できるでしょうか？
ほとんどの方は、ＮＯだと思います。
そもそも、自分よりも立場が上の人には相談ってしにくいもの。
それは、「上司は部下を指摘、指導するひと」と思う前提があるからですね。
ましてや、自分なりの考えがある程度、確立しているリーダーではなく、
あなたの部下後輩は、まだ確立していないスタッフです。
リーダーが上司に相談するより、さらにハードルが高いんですね。
では、どうしたらいいのでしょうか？
「わからないことがあったら言ってね」
「困ったことがあったら相談に来いよー」
「いつでも相談にのるから何でも言って」
で終わるのではなく、例えばこんなポイントをおさえてみてください。
・「●●でまだわからないことある？あったら教えて」と具体的に聞く
・たまにではなく、普段から「質問ない？」とこまめに声をかけて、言える雰囲気を作る。
・１つ質問されたら「他にはない？」とさらに聞いてスタッフに「聞く」を習慣付けさせる
・自分も部下後輩に普段から意見を聞くようにする
こうして、みんながあなたに声をかけやすい状況、状態を作るんですね。
ちょっと辛口ですが、
「自分から聞きに来ないのがわるいんでしょ？そんなのフォローできないよ。」という考え方は、リーダーの怠慢でしかありません。
ほかにも、いろいろなポイントやコツがありますが、
ただしいリーダーシップを学びたい方は、これを活用してみてくださいね。
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