こんにちは、奥 武志です。
新人さんがバタバタする忙しい週末は、仕事を教えほうも大変ですよね^^
研修だけでなくOJTでも、ちょっとしたことを伝える場合も同じです。
右も左もわからない新人にアドバイスをしても、なかなかすぐには、できるようにはなりません。
そういうケースでのちょっとしたコツがあります。
例えば、お客様に初めて叱られて落ち込んでいる新入さんに、
「きちんと反省して次にいかせばいいんだよ!ずっとやっていけばそういうことは必ずある。気にしない気にしない!」
とアドバイスすると、相手は2つの想いをいだきます。
1.そっか、次にいかせばいいんだ。良かった。
という「ホッとした気持ち」と、
2.次にいかすって、具体的にはどうやんの?
という「次の疑問」が浮かぶんですね。
2つ目の気持ちは、無意識に自然にわいてくるもので、本人が気付いていない場合も多々あります。
新人さんに早く成長してもらうためには、ここにまず意識をいつも持って行くことがスタートです^^
ポイントは、「知らないことは考えてもわからない」ということです。
アドバイスされた相手はホッとしますが、実は
「次にいかせばいい。そういうこともある。気にしないこと」
というのはすでに頭ではわかっています。
ですので、これでアドバイスをやめてしまうと、相手はそこで思考が止まってしまうんですね。
相手が本当に知りたいのは、
で、具体的には、どうすればいいの?ということです。
ただ、こういう話をすると、
「それは自分で考えさせたらいいんじゃない?」
と言う方がいますが、そのコツを教えてあげるのが、新人への指導です。
方法論やコツは知っているか知らないか、しかありません。
それを知った上で、さらに次はどうすべきか?の方を本人に考えさせる必要があるんですね。
知らないことを最初から教えないならアドバイスの意味がありません(笑)
つまり、
「答えを教えること」
「本人に考えさせること」
アドバイスには2つあるんですね。
これを考えずにしたアドバイスはかえって混乱させたり、不安にさせてしまうんです^^;
例にあげたケースなら、
「きちんと反省して次にいかせばいいよ!例えば、なぜ叱られたのか?いくつか書き出してみて。それを今度は、どうしたら喜んでもらえたか?に書き直してみよう。それでね、、、」
のように、
具体的な方法を教えてあげればいいわけです^^
新人さんだけに限らず、アドバイスする際に必要なのは、考えたらわかる応用は考えさせる。
知らないとそれまでな基本は教える。
この区分けをきちんとして、相手が「で、それはどうすんの??」と余計に苦しくならないようにしてあげてくださいねー。
言われると当たり前ですが、できていない先輩、リーダーは結構、多いです^^
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