千葉ジェッツvsアルバルク東京戦 リーグの公式発表と、皆さんへのお願い | Sneaker is my soul

Sneaker is my soul

JORDAN、NIKE、ASICSやUnderArmourなどスニーカーが生甲斐な人間のBlog。
当ブログでは830足を超えるマイコレクション紹介を主に、NBAやBリーグ等バスケについても書いていきます!
【 スニーカーフェス公式サイト→ http://sneakerfes.com/ 】

10月30日に船橋アリーナ開催された、千葉ジェッツvsアルバルク東京戦。

そのゲームについて書いた前回更新の記事は、本当に驚くほどの反響をいただきました。

貴重なご意見や励ましもたくさんいただき、感謝の念に絶えません。

 

昨日になって、30日のゲームで退場処分を課された選手達と、ジャッジした審判団に、Bリーグからの正式な懲罰裁定が下りました。

大まかに書きますと。

 

千葉ジェッツ

・チームに対し、罰金50万円。

・アームストロング選手は、菊池選手に対する暴力行為があったとして、2試合出場停止。

・西村選手、荒尾選手、原選手、ストーン選手、伊藤選手は、ファイティング規程に基づき、同シチュエーション下でベンチエリアから出た行為があったとして、戒告(口頭にて戒める)処分。

 

アルバルク東京

・チームに対し、罰金50万円。

・ギレンウォーター選手は、アームストロング選手への暴力行為があったとして、けん責(始末書により戒める)処分。

・菊池選手は、アームストロング選手への挑発行為があったとして、厳重注意。

・二ノ宮選手、松井選手、ネイミック選手、田村選手、田中選手は、ファイティング規程に基づき、同シチュエーション下でベンチエリアから出た行為があったとして、戒告(口頭にて戒める)処分。

 

※注 【ファイティング】 とは、コート上やコートの周囲で暴力行為が起こったときや起こりそうなときに、チーム・ベンチ・エリアから出る行為を指す※

 

Bリーグからの公式見解も同時発表。

・当該ゲームにおいて対象者を退場処分とした審判団の判断は、Bリーグ規程に基づいた妥当なものである。

・しかしながら、ベンチを出て退場処分となった選手達に新たな暴力行為の発生は認められなかった為、さらなる懲罰については戒告処分に相当と判断する(つまりは、ファイティング規程に違反し退場となった選手に対して、次戦以降の出場停止等の処分は行わない)。

 

加えて、Bリーグに審判員を派遣しているJBA(公益財団法人日本バスケットボール協会)からの発表。

・当該ゲームにおいてファイティング規程に基づき退場処分とすべき、アルバルク東京・田中選手がベンチエリアから出た行為を見落としたとして、同ゲームを担当していた審判員三名を次節の担当審判員とすることを見送り、実地研修を課す。

 

上記の処分を受けての、千葉ジェッツの公式発表。

・リーグからの処分を受け止め再発防止に努めると共に、アームストロング選手に厳重注意と罰金処分を課す。

・面談の上でアームストロング選手に深い反省を認めた為、リーグからの出場停止処分を経たのち、11月19日の秋田戦から復帰させる。

 

また、アルバルク東京からも、再発防止に努めていく旨の公式発表がありました。

 

 

上記の通りです。

よって、次節で出場停止処分となるのは、千葉のアームストロング選手のみ。

他の選手達は出場できるので、ファンとしては胸を撫で下ろすところでしょう。

ファイティング規程については、意見がわかれるところですが。

ファイティング規程はFIBAやNBAでも運用されている、新たな紛争や暴力行為のエスカレートを防ぎ、チームやファンの宝である選手達を守るための条項です。

そうした国際基準にのっとったルールであり、今回はそれを厳正に適用した、ということだと考えます。

 

あとは、Bリーグ所属の各チームが今回の件を胸に刻み、ファンの為、日本バスケットボールの発展の為、同様の事態が起きないよう最善を尽くしてくれるでしょう。

そして私は、19日の秋田戦で。

アームストロング選手に 『 Welcome Home !! 』 と声を掛け、迎えたく思います。

ここまでは、リーグからの公式発表をまとめましたが、今日書きたいのはそのことだけではありません。

 

当該ゲームから三日経ちましたが、かのゲームについて取り上げたニュースその他は、「乱闘」 「11人退場」  といったセンセーショナルな活字を中心とした内容ばかりが目立ち、ネガティブに捉えられがちな方向性のものばかりです。

しかし。

前回更新の記事の中で書いた通り、その事態以後の両軍選手達のプレーぶり、そしてアリーナの大きな歓声と盛り上がりは、『これぞバスケットボール、これぞプロリーグ』 と言える素晴らしさでした。

それを成し得た選手、チーム関係者、審判団をリスペクトすべきですし、当日船橋アリーナにいた観衆が力の限り声援を送り続けたことも、語られてしかるべきかと思います。

にもかかわらず、それがニュース等で伝えられていないことが、残念でなりません。

 

皆さんには是非、かの退場劇だけでなく試合終了時の感動的なシーンまでを、ご友人・ご家族にお伝えいただき。

今後も、会場での観戦や、テレビでの観戦をしていただけたら幸いです。

そうして、応援するチーム、応援する選手に関係なく、バスケットボールファン・ブースターの皆で、Bリーグを盛り立てていきましょう!

 

以上、かのゲームに対しての公式発表についてと、皆さんへのお願いでした。

ということで、本日はこれで。

また、次回に。