マイコレ紹介313回目です。
嗚呼輝かしき収集の日々。
CLYDE DREXLER Trading Card Collection PART.2
ドレクスラーのトレーディングカード特集、第二弾!
前回のパート1、突発的にやってみたものの意外と好評。
クツ好きな皆さんに私の収集癖を受け入れてもらえて嬉しいかぎり……クツだろうがトレーディングカードだろうが、集めずにはいられないのですっ(爆
最近ではごくたまにしか買わなくなったトレーディングカード(以下トレカ) ですが、それでもなお少しずつ買い足しています。
そんな私が持つコレクションは、半分近くがクライド・ドレクスラーのもの。
今回はパート1に引き続き、ドレクスラーのトレカを採り上げます。
全部は紹介しきれませんので、インサートカード(当たりカード) から一部をチョイスして紹介します。
※なお、カードリスト代わりになるプライスガイドが見つからないため、うろ覚えの各種カード情報は誤っている可能性があります、それについてはご了承を。
1995発行、TOPPSのインサートカード、【 TOP FLIGHT 】。
(発行年、ブランド、インサートカードのタイトル、の順です)
跳躍力のある選手をテーマにしたインサートカード。
背景はF16かな?
特別な加工も特にないカードですが、すっきりした構図が好きです。
1995発行、FLAIRのインサートカード、【 PERIMETER POWER 】。
ぺリメーター付近でのプレーを得意とする選手をテーマにしたインサート。
背景グラフィックの発想がすごいなと。
ここからはしばらく、パラレルカード(同一デザインのカードに別種の加工を施しインサートカードとしたもの) が続きます。
1995発行、COLLECTOR'S CHOISEのインサートカード、【 PLAYERS CLUB PLATINUM 】。
上がレギュラーカード、下がフォイル加工されたパラレル版です。
非常に安価で買いやすいブランドであるコレクターズチョイスですが、このインサートは "意外と入手しづらい" トレカの代表。
上のレギュラーカードは、サブセットと呼ばれる通常レギュラーカードの補足的扱いのカードなのですが、それのパラレル版というのは数が多い割になかなか流通しない。
そもそもカードの価値自体すごく安いので、引き当てた人が自分の欲しい選手でなくともわざわざ売り払ったりせずタンスの肥やし(笑)にしてしまう……てことじゃないかな~、などとカーターは邪推しています。
ちなみにこのパラレル版は、自分で引き当てたりお店でばら売りされているのを買ったりした訳でなく、トレードで入手しました。
1995発行、UPPER DECK のインサートカード、【 SPECIAL EDITION 】 & 【 SPECIAL EDITION GOLD 】。
上がシルバーフォイル加工された通常インサート、下がゴールドの加工が追加されたパラレル版。
このゴールドバージョンの方は入手に苦労させられました、思いつくかぎりのトレカショップに足を運んだり電話をかけたりし続けたものの見つからず、苦節3年。
最終的には、米本土のカードショウに買い付けに行くというとあるトレカショップのスタッフさんにこのゴールドバージョンの探索を依頼したら、見事、見つけてきてくださいまして。
本当に嬉しくて、このトレカの代金(数百円) だけでは申し訳ないので箱菓子もお渡しして、御礼にかえさせていただきました。
この一枚や先ほどの一枚もそうですが、日本に住むコレクターにとってはトレカの価値そのものと入手しやすさは比例しないものなのです(涙
1996発行、TOPPSのインサートカード、【 MYSTERY FINEST 】 & 【 MYSTERY FINEST REFRACTOR 】。
ミステリーの名を冠するインサートカードと、そのパラレル版であるリフラクター。
ミステリーの名の通り、パックから出した時には黒いフィルムが表面に貼られていて、それを剥がさないとどの選手のどういうカードかわからない、という仕様でして。
このカードでいえば、裏面に記載されたペニー・ハーダウェイとマイケル・ジョーダン、そしてドレクスラーの三人のうち誰なのかと、通常版なのかリフラクター版なのかが、フィルムを剥がすまでわからないのです。
故に、フィルムを剥がす際のドキドキ感といったら……パック開ける時とフィルム剥がす時の計二回、ドキドキさせられるという心臓に悪い仕様でした(笑
ちなみに、下のリフラクター版は私が自分で引き当てたものです。
フィルム剥がした瞬間、それがドレクスラーのリフラクターだった時の喜びは今でも鮮明に覚えています。
…普通ならがっかりするところでしょうけどね、他の二人がペニーと神様なんですから、ハズレと言ってもいいかも。
ただ、私にとってはドレクスラーが当たりでした(微笑
1996発行、FINESTのインサートカード、【 FINEST MYSTERY 】 & 【 FINEST MYSTERY GOLD 】。
こちらはファイネストのインサートカードと、そのパラレル版。
ファイネストのパラレルカードというとリフラクターのイメージが強いですが、これは珍しくリフラクターではない。
ゴールドバージョンという位置付けですね。
次はパラレルカードではなく、表裏あるインサートカード。
1996発行、FINESTのインサートカード、【Dish&Swish】。
二年くらい前にも紹介しましたね、ドレクスラーとオラジュワンのコンビをテーマにしたインサート。
ディッシュ:ドレクスラー …ボールを運ぶ人
スウィッシュ:オラジュワン …シュートを決める人
1996発行、SKYBOX EX-Lのインサートカード、【 NATURAL BORN THRILLERS 】。
続いては、部分的にくり貫いてそれを演出効果として用いるというコンセプトのトレカ。
この一枚であれば、ドレクスラーの背後を円形にくり貫き、そこにドットパターンの別の紙を重ねて立体感を出しています。
非常にクオリティが高く、カッコいい一枚です。
1996発行、FLAIR SHOWCASEのインサートカード、【 HOT SHOTS 】。
こっちはもう、周囲をくり貫いてそもそもカードの形を変えてしまったという一枚。
ダイカットという手法であり、この時期からダイカットカードは種類が増えていきました。
が、それによりちょっと問題も出てきまして。
俗に 『サーチ行為』 と呼ばれるモラル上問題のある行為がトレカショップ店頭で行われるようになったのです。
これは、トレカのパックを買う前にパックの外装を指で押したりすることで、ダイカットカード封入の有無を探るという行為です。
ダイカットのインサートカードを狙っている人がそのような行為に及んで購入前のトレカが傷んでしまう、という事例が多くあったようであり、実際私もサーチ行為をする人を目撃したことがあります。
その時やめるように注意することができず、後になって悔やんだものです……同じ収集家同志、そういうモラルは保ってほしいと思ったものですが。
最近はどうなんでしょうね、サーチ行為ってまだあるのかな?
ここからまたしばく、パラレルカードを。
1996発行、FINESTのインサートカード、【 FINEST GOLD 】 & 【 FINEST GOLD REFRATORS 】。
通常版のゴールドも美しいですが、パラレル版のゴールドリフラクターはそれに輪をかけて美しい!
使用した写真もドレクスラーがボースハンドダンクにいくシーンという、実にナイスなチョイス!
上段に書かれたインサートカードのテーマも面白いです。
MAINSTAY とありますが、直訳すると 『頼みの綱』……なるほど確かに、ヒューストンの頼みの綱だ(微笑
こういう、いかにも煌びやかな加工を施して通常版と差別化を図ったカードは、パラレルカードとして大いに特別感がありますが。
次に紹介するものは、驚くほど落ち着いています。
1996発行、SKYBOX PREMIUMのインサートカード、【 RUBIES 】。
上がレギュラーカード、下がパラレル版のルビーバージョン。
ルビーとうたってますが、右上のブランドロゴと下段の選手名のところが赤フォイル加工されているのみ。
その割に、出現確率が低くて価値の高い一枚です。
以前紹介した同インサートカードのコービーは、
600ドルを超える価格で取り引きされるという大変高価なトレカ。
…たったこれだけの加工の違いですが、出現確立が低い=枚数が少ない、となりますから、見た目の特別感は薄くてもお高い訳です(笑
次はさらに!
1997発行、TOPPS STUDIUM CLUB のインサートカード、【 FIRST DAY ISSUE 】。
あえて横に並べてみましたが。
左がレギュラーカード、右がパラレル版のファーストデイイシュー。
どこが違うかといえば、下段の選手名の上に、小さくFIRST DAY ISSUEと文字が刻印されているのみ。
それのみですが、れっきとしたパラレルカードであり、かつインサートカードです!
こういうパラレルカードが出てきたこの頃、私は頭を悩ませたものでした……徐々にキリが無くなってきてないか、と(汗
1997発行、TOPPS STUDIUM CLUB のインサートカード、【 ONE OF A KIND 】。
上のものに、フォイル加工されたさらなるパラレル版です。
150枚限定で、シリアルナンバー付。
この前年から、シリアルナンバー付インサートカードというのも流行し始めまして、この一枚もその流れを汲んでのもの。
150枚というのはかなり少ないです、しかもシリアルナンバーを刻印することでさらなる希少感を付与する。
本当に上手いと思います、収集家的には集めずにいられませんから!(?
最後に、特に価値は高くないけどお気に入りのパラレルカードを。
1996発行、TOPPS STUDIUM CLUB のインサートカード、【 MATRIX 】。
上がレギュラーカード、下がパラレル版のマトリックスバージョン。
これって結構出現しやすいインサートカードだったんですが、それにしては綺麗な加工がされていて好きでした。
こういう、価値は高くなくともグッドなカード、たくさん作って欲しかったんですが…。
1996年、1997年あたりから、前述の少数シリアルナンバーのインサートカードが全盛となっていき、トレカはどんどん集めづらくなっていきます。
他にも、「直筆」 「実使用」 系のインサートというニューウェーブも登場し、私を含めたトレカ収集家は嬉しい悲鳴(いや嬉しくないかw) となる訳ですが、その辺りについては後日更新予定の、パート3にて。
<おまけ>
1997発行、UPPER DECK UD3のレギュラーカード。
これ、ゲーリー・ペイトンのトレカなんですが、特にペイトンのファンではない私がなぜ持っているかといえば、ドレクスラーが映り込んでいるから!
こういうのも探し出すと本当に終わらないんです、ええ、本当に終わらないんです……とわかってはいても、探して集めるんですけどね(苦笑
ということで本日はこれで。
また次回に~!