『分析ポイント:退職の不満を消化する』
どうも、橋谷です。
ワタシは、最初の転職の時には、何の不満もなく辞めましたが、そのあとは、多少不満もあって退職しています。
翻訳会社では、翻訳コーディネイターにもどれないこと、会社のやりかた。
外資系メーカーでは、クビになったこともですが、正社員になれないことや、評価、上司についてなど不満を持っていました。
だから、仕事をしながら、転職活動をしていたわけです。
でも結局、不満を持ったまま、転職活動をしているうちには、仕事は決まりませんでした。
退職の不満が、ある程度解消されないと、就職って決まらないんですね。
応募書類を見る側になると、よくわかります。面接のセミナーをやっても、よくわかります。
退職理由が、自分の中で消化できないと、次へと進めないんです。
「消化」です。「解消」じゃありません。
ワタシ個人で言えば、最後の外資系メーカーでは、悲惨な辞めさせられ方をしました。
退職を告げられたとたんに、手のひらを返したように上司の態度が変わりました。
「どうせやることないんだから」とか、「引き継ぐほどの仕事はないんだから」とか、言われました
(実際は、残業するほどあります。。。)
別の建物にいる、直属の上司にいたっては、退職が決まってから、一ヵ月半、一度も会いにきませんでした。
ワタシのいる建物に来ても、一度もワタシの部署には来ませんでした。メールでのやり取りのみです。
退職をすることは、上司が部署の誰にも言わなかったので、誰にもあいさつもせずに、辞めさせられました。
まだまだ、書ききれないことがたくさんあります。
お客様は、よくしてくれましたが、今でも、この会社の上司に対する、怒りはあります。うらみも正直に言うとあります。
でもそこを引きずっている以上、応募先に退職理由を聞かれて、冷静に、自分に不利にならないよう、前向きな退職理由として、伝えることが出来ないんです。
仕事は、前向きに取り組んでいくもの。
辞めさせられて、後ろ向きな、ネガティブなままだと、不平不満が、次の職場でも出てきます。
許す必要はないですが、客観的に退職した理由を話せるように、自分の中で退職の出来事を消化しておく必要があります。
これは、会社に対して不満があって辞めた人ほど、気持ちの整理をつけて、消化する必要があるのです。
許す必要はありません。
事実を、ありのままに受け入れて、冷静になれるかどうかです。