特定疾病保障保険とがん保険 | がんの保障のスペシャリストが伝える!信頼できる情報のつかみ方!

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□特定疾病保障保険とがん保険





”特定疾病保障保険”と”がん保険”を
がんの保障として考えた場合に藤田さんはどのように考えていますか?
という質問を受けました。




保険に普段たずさわらない方からすると特定疾病保障保険なんて聞いたこともないかもしれませんが、分かりやすく言えば
この”特定疾病保障保険”と”がん保険”は"がん"に罹患した時に受け取ることができる保険です。
(※特定疾病保障保険はがん以外の疾病も保障します)




生命保険文化センターでは以下と書いてあります。

特定疾病保障保険


特定疾病である、「ガン」「急性心筋梗塞」「脳卒中」により所定の状態※になったとき、生きているうちに死亡保険金額と同額の特定疾病保険金を受け取れるものです。
特定疾病保険金を受け取った時点で、契約は消滅します。
原因にかかわらず死亡または高度障害のときは、死亡・高度障害保険金を受け取れます
(特定疾病保険金と死亡・高度障害保険金を重複して受け取れるわけではありません)。満期保険金はありません。
保険期間を限定する「定期保険タイプ」と一生涯保障が続く「終身保険タイプ」があります。




がん保険(ガン保険)


ガン保険では、ガンで入院・手術をしたときに入院給付金や手術給付金が受け取れるものです。入院給付金や手術給付金の支払いには、日数や回数の制限がありません。そのほか、ガンと診断されたときには診断(治療)給付金を、ガンで死亡したときにはガン死亡保険金を、ガン以外で死亡したときは死亡保険金(給付金)を受け取れるのが一般的です。
契約日から90日または3か月などの待ち期間があり、この期間中にガンと診断されても保障の対象とはならず、契約は無効となります。
保障期間のタイプには「定期型」と「終身型」の2つがあります。なお、満期保険金はありません。
上皮内ガンなど、ガンの種類によっては一部支払いの対象とならない場合や、給付金の額を低くしているものもありますので、「ご契約のしおり―(定款)・約款」などで確認しましょう。





と書いてあります。




私は、
治療費(日本での保険診療)だけに備えるのは”がん保険”が優れているかな。
生活費やローンの返済など、がんで働けなくなった時、それ以外にも一度に大きな金額に備える場合は”特定疾病保障保険”が優れています
とお伝えしました。




がん保険は、診断された時の一時金や所定の治療を始めたときの給付金、抗がん剤を使った場合の給付金、入院・通院した場合の給付など、
各保険会社が、治療のいろいろな場面で受け取ることができるのが特徴です。また診断給付金や治療給付金を複数回受け取れる保険会社もあります。

一方、
特定疾病保障保険は一度、特定疾病保険金を受け取った時点で、契約は消滅します。




がん患者意識調査2010年/日本医療政策機構 では自己負担額は年間平均年間115万がかかるといわれています。
それ以上かかる方、そんなにかからない方、部位や治療法、交通費など様々だと思いますが、あくまで目安です。

治療費の負担が初発、再発時の治療費負担を備えたい方、一時金も保険会社によって違いますが多くが50万~200万くらいまでの準備であれば
がん保険ですね。


特定疾病保障保険を検討する場合は、その人の属性も考える必要もあります。独身なのか家族がいるのか?また支援者はそばにいるのか?
「がんサバイバー」向けアンケート調査報告2012 /AFLAC では
がんに罹患すると33%が収入減と調査報告があります。準備しておきたい生活やそれ以外のローンの返済、法人でしたら運営資金など必要な場合は
数百万円~数千万までの準備ができます。




どちらが良いというよりも準備したい人の目的で保険の種類が決まります。
ご参考までに。






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