● ニューイヤーコンサートに行ってきました。
こんにちは。加藤隆佑です。
昨日は、妻とニューイヤーコンサートに行ってきました。
広上 淳一さんの軽やかな感じで見ていても面白い指揮と、服部 隆之さんの演奏はとてもよかったです。
服部 隆之さんは、大河ドラマ「真田丸」メインテーマをひいた方です。
かっこいいですね!
ちなみに、ニューイヤーコンサートの前には、いつも私に診療のことなどでいろいろ助言してくださる方とお話してきました。
いろんなことを教えていただきました。
今回は、身の引き締まるお話でした。
簡単にいえば、以下のような内容でした。
白衣をきるだけで、その人から発する言葉には、人を幸せにもできる力がでるし、その逆もしかりである。
そして、医師としての実力がついてくると、(説得力が強くなってくるために)その力はさらに強いものとなる。
そのことは、諸刃の剣的な要素があり、意図せず、患者さんをとても不幸な気持ちに追いやったり、間違った方向に誘導してしまうこともでてくる。
だからこそ、実力がつけばつくほど、傲り高ぶることなく、より慎重に、より真摯に、発言並びに判断をしないといけない。
上記のような趣旨でした。
今回のお話は一般論として教えていただいたことなのですが、「専門家として発する言葉は、責任重大であり、発言した人が気づかない程度の軽はずみな言葉でさえも、患者さんを数週間(場合寄っては年単位)に渡って悩ます可能性があること」も忘れるべきではないと思いました。
振り返ってみれば、ある医師の言葉で、数年来苦しまれていた患者さんをみかけたこともありました。
私も気づかないうちに、そのような言葉を発しているかもしれません。
そのようなことがないように、気を引きしめて、今週も診療していきたいです。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。