気分はどう?ですか…セブンイレブン宅配の電気自動車が走る都市地域構造を考える…Ver.16.05
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セブン-イレブン 川口石神店
この店はEV(1人乗り宅配用の電気自動車)だけでなく、
原付バイク(ホンダ「ジャイロ」=よくピザ屋さんとか、コピー機メンテナンス屋さんで見かける宅配用の3輪車)も持っているようだ。
□外部リンク参照
(埼玉県川口市石神670-1/本ブログ管理者撮影)↑
えっ?自転車もあるの??
宅配やる気満々ですね(笑)
鈴木敏文(7&iの元CEO)さん、もしこの記事ご覧になられたら
憎き?新経営陣に代わって埼玉高速鉄道線の戸塚安行まで、
是非このお店を表彰してあげに来てくださいね(笑)。
但し、駅から結構な距離を歩きますが、、、
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なるほど。。。
下の地図で見るとわかるように、ここは川口市の郊外で、
ちょうど鉄道線路がカーブを描いて店のある地域から大きく離れて迂回してしまっていて車を持っていない人には交通が不便な場所にあるようだ。
ちなみに右の黒いミニベロ自転車は本ブログ管理者の愛車。
(セブン-イレブン川口石神店にて本ブログ管理者撮影)↑
店の正面入口には自転車用の空気入れポンプ
ありそうで無い感じ?、、、
本ブログ管理者個人的には、セブン-イレブンの店頭で(この店では特に明記されてはいないが…自前の宅配用自転車をメンテする序でに程度なのかもしれないけど)
買い物客が勝手に使っても良い雰囲気で自転車の空気入れが置かれているのは初めて見たような気がする。
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但し、あくまでも一般買い物客の利用だけを想定しているようで、
ママチャリに使われている「英式バルブ」のみ利用可能。
ロードバイク系に多い「仏式バルブ」やBMX等の「米式バルブ」には入れられないホームセンター廉価版タイプの空気入れポンプ。
(ちなみに私の折畳み軽量ミニベロ=国産の大手メーカーで輪行ツーリング「入門車」として位置づけられている機種の場合は、ママチャリと同じ「英式バルブ」採用なので、一応は形状が合致するはずなのだが、ポンプのフックが転倒等で変形劣化していて、残念ながらピッタリ填らなくて微かにシューシュー空気が漏れてきた)
いずれにせよ、良い発想で店主に拍手を贈りたいながらも、
残念ながら現状では
本格的な自転車ツーリング愛好家達の需要を満たす内容では無い。
(セブン-イレブン川口石神店/本ブログ管理者撮影+Google引用)
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セブン-イレブン 騎西日出安店にて、、、
埼玉県加須市日出安550-2/本ブログ管理者2014.8.10撮影
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加須市(旧・騎西町)なのに、隣の「久喜市」ナンバーになっているのは、
リース車だからかな?↑
一般的な「軽自動車」との比較
(セブン-イレブン騎西日出安店/本ブログ管理者2014.8.10撮影)
以前、本ブログ管理者が所有していた軽自動車と並べて撮る。
一瞬、同じ車体幅にみえてしまうのは、
いわゆる“遠近法”効果によるもの。。。
(実際にはトヨタ・コムスが1105mm、スバル・プレオネスタは1475mm)
( □外部リンク参照 )
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こうやって並べて撮ると、2車の「法規上」の違いがよく判ります。
4輪車でありながら方や青ナンバーの「ミニバイク(原付)」扱い。
(車庫証明、車検、重量税、取得税不要)
(但し、法定速度は60km/h、最大積載量は30kgまで)
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一方の軽自動車の方は、
もちろん「自動車」なので大きな黄色ナンバーで、
大都市近郊では
(普通自動車とは異なり事後申請でOKながらも)車庫証明が必要
( ■本ブログ内関連記事参照 )。
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但し、上記の法規は、あくまでも登録上の問題で、
実際に道路を走る際には普通自動車免許(AT限定可)が必要。
また原動機付自転車のような
「二段階右折」やヘルメットの着用義務は無いらしい。
( □外部リンク参照 )
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「原付」のナンバープレート
「原付」のナンバーには5種類(5色)存在し、 このうちバイクが3種類 (白=50cc以下) (黄=50~90cc) (ピンク=90cc以上)
その他に耕運機みたいな「小型特殊」が緑色
そして、
セブン-イレブンの宅配のような全長2.5m以下、全幅1.3m以下、全高2.0m以下、総排気量が20ccを超え50cc以下、または定格出力が0.25kWを超え0.6kW以下の車室を備えた3輪以上の普通自動車(車室を備えない車は左右のタイヤのトレッド幅が50cmを超えるもの)
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いわゆる「ミニカー」は青(水色)ナンバーに分類されるそうだ。
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店の周辺は、、、
こんな感じの景観です。。。
(埼玉県加須市芋茎にて本ブログ管理者2011.5.14撮影)
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ちなみに、2010年3月に加須市に編入される直前の、
埼玉県北埼玉郡騎西町の町域全体の人口密度は7人/ha
(2010年2月推計人口に基づく数値)。↑
続いて、「セブンイレブン浦賀花田屋」
神奈川県横須賀市浦賀3-16-4/本ブログ管理者2014.9.14撮影↑
横須賀ってさ、
(神奈川県横須賀市西浦賀1丁目/本ブログ管理者2014.9.14撮影)
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横須賀って、こんな所、多いんですよね。。。
神奈川県横須賀市馬堀町3丁目/本ブログ管理者2014.9.14撮影
■本ブログ内関連記事参照↑
これじゃ、買い物に行くのも大変だ。。。
神奈川県横須賀市安浦町3丁目にて本ブログ管理者2014.8.17撮影
■本ブログ内関連記事参照
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セブン-イレブン柏明原店
柏駅から徒歩10分圏ではあるが、
下総台地を
手賀沼に注ぐ大堀川とその支流の谷が分断し、
市街地内にアップダウン(坂)が多いという柏市特有の地形と、
近隣に古くからのUR団地(旧公団住宅)があり
歩いて買い物に来るのが億劫な高齢者需要を当て込んだのか、
宅配用のセブンオリジナル電気自動車が配備されていた。
(千葉県柏市明原3丁目3−15/本ブログ管理者2017.8.20撮影)
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セブン-イレブン木更津新田2丁目店
この辺は昔の海岸線だった場所で、木更津駅から約1kmの地点。
駅前の大型店や中心アーケード街の商店が廃店し、
木更津の中心市街地に隣接する地区とは言えども、
郊外の大型SCや
ロードサイド立地の専門店まで出歩くのが億劫な住民にとっては、
やはり配達サービスは有難い存在。
(千葉県木更津市新田2丁目9/本ブログ管理者2017.12.29撮影)
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セブン-イレブン葛飾西新小岩4丁目店
駅から500m(直線300m)程度の距離だが、
間を幅広の蔵前橋通りが横切っており、
後背住宅街への宅配需要を当て込んで車両導入か?
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ちなみに、この店が立地する東京都葛飾区西新小岩4丁目(面積0.26768k㎡ 例えば正方形にすると517m×517m)には、2651世帯5580人が居住している。
これは、1世帯あたり2.1人となり、人口密度は20846人/k㎡。
(東京都葛飾区西新小岩4-34-24/本ブログ管理者2018.3.17撮影)
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セブン-イレブン豊洲店
ご存知!日本におけるセブン-イレブン第1号店!!
豊洲駅前は近年の再開発で大型商業施設が乱立するが、
一歩奥へ入ると古い団地や倉庫が多く、
団地の高齢化と相まって買物不便地域が増えている。
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埋立地の宿命として、
運河によって全方位を方形に仕切られた「孤島」状になってしまうという、地形の特殊性も「日本のセブン-イレブン発祥の地」にセブンカー配備の需要をもたらす要因の1つと推定される。
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セブン-イレブン野田愛宕店
野田市の中心市街地に位置し、東武アーバンパークライン(東武野田線)の愛宕駅にも近い立地ではあるが、
野田市自体が人口密度1,473人/k㎡の平べったく薄っぺらな低密度都市であり、かつ1990年代以降都心回帰現象の影響を受け、青年男子層が進学・就職を機会に市外に流出、高齢化の進展を見ており、家まで配達してくれるセブン-イレブンのニーズが郊外都市で高まってきているといえる。
(千葉県野田市野田826-6/本ブログ管理者2018.7.1撮影)