有りそうで、あまり無い?…ローソン駐車場が高速バスの終点!/マイタウンダイレクトバス
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【本ブログ管理者撮影動画】
千葉内陸バス
(マイタウンダイレクトバス)七丁目→ユーカリが丘 左側車窓
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この日は乗客が少なかったので、臼井駅へも乗り入れずにショートカットして直通します。ユーカリが丘2丁目まで車内の放送案内も割愛(東京発の便は、必ず乗車時に降車予定停留所を運転手に予め申告し、運賃後払い)。街路樹と生垣が美しい染井野ニュータウン内から、ユーカリが丘終点(ローソン佐倉宮ノ台1丁目店の駐車場敷地内へ乗り入れ)までの一般道走行シーンを収録しています。
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残念ながら、このローソンは・・・・・
イートインスペース等「バス待合所」として使えそうな施設は無し、、、
唯一使えるのは便所くらいでしょうか?
(千葉県佐倉市宮ノ台1-2-2/本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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東京駅から来たバスは、黄色矢印で示したイメージのように、
ローソン佐倉宮ノ台1丁目店の駐車場で転回
していきます。
(千葉県佐倉市宮ノ台1-2-2/本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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マイタウンダイレクトバス「ユーカリが丘(四街道IC)ルート」
東雲車庫 - 東京駅八重洲口(③番乗り場=外堀通り「呉服橋」交差点付近の「共同ビル」前・トラストタワー向かい) - 千代田団地入口 - 八木原小学校 - 染井野南 - 臼井駅南口 - 東邦大佐倉病院 - 下志津 - ユーカリが丘駅 - ユーカリが丘(ローソン宮ノ台1丁目店)
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【沿革】
マイタウン・ダイレクトバスとは、京成バスをはじめとする京成グループのバス会社が運行する、東京駅方面から千葉県内を結ぶ通勤高速バスの愛称。
東京都心と千葉県内間の通勤高速バスについては、およそ40年前に当時の運輸省から構想が打ち出されたものの、当時は道路整備が充分でなく先送りされた経緯がある。
しかし、現在は東関東自動車道や首都高の整備も進んでいることから、「マイタウン・ダイレクトバス」として、鉄道駅から距離のある千葉県西部のニュータウン地区~東京都心までを「ダイレクト」に結ぶ通勤高速バスが計画された(2009=平成21年3月31日 - 新浦安ルート運行開始)。
混雑する鉄道を利用することなく、また駅までの路線バス運賃、ならびにそこから都心までの鉄道運賃を合わせたものと同等のバス運賃で都心へ行くことができることをアピールしている。
京成グループが主体で運行する他の高速バス路線と同様、無線を活用した渋滞回避運行が行われている。
(東京駅八重洲口にて本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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バス停も、もちろん(?)
ローソン駐車場敷地内!
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今回、本ブログ管理者が乗車した「ユーカりが丘ルート」は2010(平成22)年9月1日運行開始(運行開始時よりPASMO対応/本ブログ管理者乗車日=2013.11.5時点で現金払い運賃1100円のところ、PASMO・Suica等ICカード利用特典で950円!)。
2011(平成23)年11月16日のダイヤ改正で平日ラッシュ時間帯が増便される
(平日朝6:00台の宮ノ台発が20分毎!)。
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運行会社は京成バス(長沼営業所)、ちばグリーンバス、千葉内陸バス
(千葉県佐倉市宮ノ台1-2-2/本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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でも、どうせなら、、、
西鉄バスにおける事例(福岡県久留米市大橋町常持504-1)のように、
ローソンのイートインスペースに
バス待合所機能を持たせて貰ったほうが、利用者はもっと嬉しいかな?
(但し、こちらは「バス停」自体は公道上/転回のみローソン駐車場敷地を利用)
□外部リンク(西鉄バスHP)参照
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せっかく来たのだから、ユーカリが丘の街を少し散歩して見ましょ♪
(山万ユーカリが丘線「中学校」駅付近/本ブログ管理者撮影)
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山万ユーカリが丘線開通(山万ユーカリが丘駅~中学校駅間、2.7キロ)、および京成電鉄ユーカリが丘駅開業は1982(昭和57)年11月。
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1971(昭和46)年5月に開発が着手された「ユーカリが丘」のまちづくりは、開発計画当初のマスタープランの段階から快適環境実現のために明確な都市計画プランを描いて進めてきたのだそうです。
駅前の立体開発(ユーカリが丘駅周辺の商業集積や山万ユーカリが丘線各駅周辺の集合住宅・利便施設)と
住宅地の平面開発(駅から徒歩10分圏内を目指した山万ユーカリが丘線各駅の配置)を基本コンセプトとしています。
このことにより、無秩序な街並み景観が抑制され、用途毎の施設の住み分けが実現でき、理想的な街並みが形成されてきています。
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さらに、行政当局および住民(宅地購入者)との“協働”を盛り込む、、、
ディベロッパー(山万)を含めての「三位一体」まちづくり?
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現在のユーカリが丘地区(千葉県佐倉市ユーカリが丘・南ユーカリが丘・宮ノ台・西ユーカリが丘)における推計人口(2013年8月末日現在)は、16,917人(6581世帯=1世帯あたり人口:2.57人、69.6/ha)
ちなみに当初計画段階では、総開発約243haの面積に総計画人口3万人(8400戸=3.57人/戸、123.5人/ha)
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例/宮ノ台3~5丁目地区(26.5ha)
・最低敷地面積180㎡
・敷地境界線からの建物後退1m以上
・絶対高さ制限10~12m(但し駅前地区を除く)
・必ず敷地境界は「生垣」
(但し道路境界0.5m以下、敷地境界1.2m以下のコンクリートブロックはOK)
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また、「駅前地区」であっても、ホテル・旅館、ボーリング場・ゴルフ練習場・バッティングセンター等、自動車教習所、単独車庫、畜舎(床面積200㎡以上)、自動車修理工場、葬祭場は建築不可。
店舗および飲食店(商業施設)に関しては、「利便地区A」が200㎡以下、「利便地区B」が1000㎡以下で、
個店の手造りパン屋・惣菜弁当屋・豆腐屋等における小規模な食品工場(例/店舗工場兼住宅)は、“工場”部分の面積が50㎡以下までOK。
また、「住宅地区」においては長屋・共同住宅・寄宿舎・下宿の用途禁止
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道路設計は、幅員15mの「幹線」に、補助12m、街区内6mの3本立て…
(ユーカリが丘北公園にて本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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ユーカリが丘では、
毎年の分譲件数を一定に決めており、コンスタントに若い世代を入居させることで、居住世代を分散化するように配慮されているのだそうです。
このため、日本各地のニュータウンで急速に進んでいる住民の高齢化による過疎化が起きにくくなっています。
また、ユーカリが丘地域内での住替えを簡単にするための「ハッピーサークルシステム」が整備されており、生活スタイルに合った住替えが容易になる配慮がなされています。
これも、居住世代を分散化する配慮の一環なんだそうです。
(上:宮ノ台3丁目、下:宮ノ台6丁目/本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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また、
かつての里山や集落の風景が団地内に所々残るのも、ユーカリが丘における街づくりの特徴の1つでもあります。
(千葉県佐倉市宮ノ台2丁目30/本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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ユーカリが丘内の市民の足であるユーカリが丘線の運営やユーカリが丘内の警備を請負うワイ・エム・セキュリティー、総合子育て支援センター ユーキッズ、認可保育所 ハローキッズ、認可外保育所ユーカリ・マイキッズなどの施設の運営も山万もしくは山万の関連会社が行っており、
本来行政の行うべき機能も、ディベロッパーである山万が一部担っているようです。
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今後は、ユーカリが丘線の補助交通機関として、ニュータウン内を網羅する電気コミュニティバスの導入を計画しています(現在はクリーンディーゼルエンジンを搭載した通常仕様の日野自動車製コミュニティバスで「ここらら」号を運行)。
2009年4月と2010年5月に、山万、早稲田大学、昭和飛行機工業株式会社が共同で、日本初の非接触充電型電気バスを用いた社会実証実験を実施。現在、車両の開発がすすめられているようです。
電気バスによる開業時には、走行区間内であればどこでも乗り降りできる「オンデマンドバス」形式を採用し、高齢者層に配慮した運行形態とする予定なんだとか。。。
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ちなみに、掲載写真はイオン(マックスバリュユーカリが丘店/千葉県佐倉市宮ノ台6丁目4)前にある「給電スタンド」で、
2010(平成22)年に開始された「ユーカリが丘内電気自動車カーシェアリング」に使う“電気スタンド”なのだそうです。。。
(ちなみに車種は三菱自動車「アイミーブ」、料金は2,000円/上限3時間、利用可能時間帯は9:00~18:00、予約制→ちょっと“非現実的”設定である為、走っている姿を一度も見たことが無いwww)
□外部リンク/山万㈱公式HP参照
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調整池を兼ねた設計の「宮ノ杜公園」
安全確保の為、
貯水部広場の利用は9:00~17:00(11~2月は16:30)までに制限されています。
あずまやの屋根に太陽光発電のパネルが貼ってる?
(本ブログ管理者2013.11.5撮影)
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まだまだ、この街は、伸びます(?)
現在分譲中の街区です。
一流ハウスメーカーとタイアップした販売形態を採っていました。
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現在販売されている区画(「ビューガーデン」)は、割安感を打ち出して
接道規格5.5m幅(本ブログ管理者目測)、
135.18㎡(約40.89坪)~154.80㎡(約46.82坪)の敷地区画に
103.50㎡(約31.30坪)~116.34㎡(約35.18坪)の3~4LDK一戸建て、
これで3,780万円~4,980万円という価格設定になっていました。
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今までのユーカリが丘のイメージからすると、ちょっと“廉価版(コストダウン&お手頃価格)”“大衆向けブランド”ってな感じになるのでしょうか?
(千葉県佐倉市西ユーカリが丘1丁目18-1/本ブログ管理者撮影)
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先述の通り、ユーカリが丘は
毎年の分譲件数を一定に決めており、コンスタントに若い世代を入居させることで、居住世代を分散化
するという開発コンセプト。
これを、ディベロッパーの山万では「通常のニュータウン開発手法である“分譲撤退型”ではなく、長期的な街づくりを前提とした“成長管理型“の開発」と位置づけているのだそうです。。。
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日が暮れかけてきたので、そろそろ東京駅へ戻りますか、、、
(もちろん、ローソン駐車場に設置されたバス停から乗車します♪)
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【本ブログ管理者撮影動画】
ちばグリーンバス
(マイタウンダイレクトバス)ユーカリが丘→臼井駅南口 右側車窓
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ユーカリが丘始発(ローソン佐倉宮ノ台1丁目店の駐車場敷地内へ乗り入れ)から、臼井駅南口までの行程を収録しています。
ちなみに、ユーカリが丘発東京駅方面行きの便は「運賃先払い(降車停留所の事前申告無し)」でした。他の京成グループ「マイタウンダイレクト」の他系統でも同様なのですが、判り難いから、どっちかに統一して欲しいですね(これが京成グループの「頭の固さ」「旧い体質」を象徴www 東京駅の乗り場も判り難く、案内の人=たぶんアルバイト…も消極的で仕事やる気なさそうだし、、、何処のバカ派遣会社使っているのだか?=京成電鉄に対するイメージダウンは、アレを見たら相当なものだろうwwwww)。