アメリカ 10年用の永住権へ切り替え(1)
アメリカ 10年用の永住権へ切り替え(2)
アメリカ 10年用の永住権へ切り替え(3)
の続き
すごくたくさんの永住権の書類と共に帰国した
楽しい日本での滞在はあっという間に過ぎ去り
アメリカへの帰国となりました。
こういうの好きなんですよね~。
って・・・何と言うか、初めての状況が。
海外での入国審査は何度も受けてて、イギリスでの審査官とその場で
期限延長の交渉をした事がありますが、今回の状況は始めてなので。
人と接する(やりとり)が好き(人種に関係なく)で
自分がその中に入ると思うとワクワクしてくるのです。
一人で(今回は旦那さんも一緒ですが)新しい状況や環境の中に入ると
新しい何かを発見できるチャンスがあるかもしれないので。
心配と言うよりも、何だか楽しい事をするようなワクワクした気持ちになるのです。
このような性格なので、社会に属するのが心地よくなくて
刺激を求めて一人で国外にホイホイと出かけて行き
そこで心を休めて深呼吸しているのかもしれません。
だから、大変な状況かと思われるかもしれませんが
本人は・・・新しい事に何かを見つけられるかもしれないと、いつも楽しんでいます。
流れに身を任せてれば、なるようになる。
素直に受け止めて良いも悪いも決めるのは自分・・・結果は自然に付いてくる。
後悔することがあれば、最高のチャンスを手にしてる、と考えます。
それを反省して次回に生かせばさらに良い方向に行く、と。
さて、アメリカでの税関審査では、パスポートと有効期限切れの永住権のカードと
新しく申請した「条件削除」の受け取り通知を提出しました。
審査官は機械を見てて、やはり旦那さんと別室へ行くように指示されました。
別室では審査官が3名ほどいました。
あとは、確か2人が真剣に審査官の一人と深刻そうに話していました。
ゆきと旦那さんが審査官のいる窓口に呼ばれて
移民裁判の事前聴取の書類を見せるように指示されました。
「きたぞ~!」っと、何だかとてもワクワクしてきました。
書類を見せたら、
審査官は事前聴取の書類のコピーを取って戻ってきて
「君たちは仲の良い夫婦だと思うけれど、どうしてこんなことになっちゃったの?」
っと、聞きました。
旦那さんはゆきを真っ直ぐにみて見て
「心配するな、僕が全てやるから。ゆきはただそこにいれば良いんだ」っと
いつも以上に落ち着いていて、ゆっくりと丁寧に
苦笑いしながら事情を説明しました。
審査官は、同情した感じで笑いながら
「本当に厄介な事になっちゃったね。
直に入国の印を奥さんのパスポートに押すからこっちに来てね。」っと言いました。
指示された隣の窓口にいくと
直にポスポートに印を押してくれました。
審査官3名が全て集まってきて、笑いながら世間話に・・・花が咲き・・・。
夫婦で日本での弟の結婚式に出席するため帰国したことと伝えると
審査官の全員が旦那さんを見て
「旦那さんって映画のラストサムライに出てそうだよね。
着物とか甚平がすごく似合いそうで。」っと。
「実は、日本でゆきの勧めで甚平を買って、両親に見せたらみんな一致してよく似合うと
言い合ったんだよ」っと、伝えたら、みんな納得してうなずいてた。
旦那さんは・・・困った顔で苦笑いしてた。
(<-多分、旦那さんも自身も似合うと思ってると思う。)
こんな和んだ感じで、あっけなくアメリカに入国できました。
その数日後、移民オフィスから
「Welcome Letter (アメリカに入国おめでとうと書かれたレター)」が届きました(笑)
同時に2つのケースが動いていますが
数ヵ月後には移民裁判での事前聴取がありました。