アメリカ 10年用の永住権へ切り替え(2) | サンフランシスコで生きるゆき

サンフランシスコで生きるゆき

この空間(ブログ)は、自分の魂のエネルギー・自分の真実を
魂から感じられるままに表現してます。

アメリカ 10年用の永住権へ切り替え(1)  の続き



アメリカ国籍の方と結婚してアメリカに住む場合
2年間の「条件付永住権」を請願&申請する事によって取得できます。


偽造結婚を防ぐ為に2年間のという期間の条件付。



その「条件付永住権」の期限が切れる3ヶ月前から
任意によって「条件削除」の手続きをする事によって
うまく行けは、10年用の永住権に切り替えができます。



その後は、10年ごとの永住権の申請&切り替えとなります。



移民局からは期限が切れますよ~、という通知は一切来ません。
もし、アメリカにいるにもかかわず、手続きを忘れていて、期限が切れてしまった場合は
不法滞在者とみなされてしまい、移民裁判の出頭命令が届く可能性があるようです。




さて、今回の条件削除の手続き&10年用の切り替えに2年間もかかったケースの紹介です。



条件付永住権の期限が切れる約3ヶ月前に「条件削除」に関する書類を
指定先の移民オフィスに郵送しました。



そして、数日後、受け取り通知が郵送されました。
すぐに指紋採取の日程も届き、指定場所に行き無事に終えました。



ここまでは全て予定通りに進んでいきましたが
これから受け取るレターに対する判断の結果で一気に状況が変わっていきました。



約3ヵ月後
ブルーの用紙の「Request of Evidence (結婚している事を証明する書類の要求書)」という
レターが届きました。



そこには、これから既に提出した結婚している事を証明するサポート書類で審査を始めるけれど
もし、追加したいものがあればオリジナルの書類(コピーは不可)をXXXまでに
添付の封筒に入れて郵送してください。



もし、何も返事がなければ、これまでに受け取った書類で審査を始めます。



という内容が書かれていました。



旦那さんと相談をした結果
既に結婚を証明できそうな私たちが持っている書類は全て提出をしたので
このまま送った書類で審査をしてもらいたいので、何も返答はしないでおこう



という結論に至りました。




提出期限が過ぎて、それから約1ヵ月後の事
「Notice of Decision」というタイトルのレターが届きました。



そこには
要求を無視したため、条件削除の手続きを放棄したとみなし、手続きを打ち切りにします。
そして、同時にあなたは不法滞在とみなされ、後日、移民裁判の事前聴取の出頭命令が届きます。



再びこのケースを有効にすることもできますが、それなりの説明が必要となります。
また、手数料(約6万円)とともに新しく申請し直すこともできます。



という内容が書かれていました。



ゆきと旦那さんは、一気に顔が青ざめていきました。



・・・と言いたいところですが、旦那さんはすごく落ち着いていました。
自分たちは違法な事をしていないし、移民オフィスからのレターに書かれたことに従っただけ。
それにしっかりと愛のある結婚をしているから大丈夫。



移民オフィスのシステムがおかしくなったのだ、と
いつも普段通りで冷静さを失いませんでした。
(とても6歳年下だとは思えないほど、落ち着いていました。いつものことですが。)



ゆきは・・・
2人で決断して、レターに書かれた通りに行ってきたと言う思いが強かったので
正直、とても悔しい気持ちでした。



はい・・・変なところで負けず嫌いで・・・何だか負けたような気になったのです。