AutoCAD 寸法スタイル管理1
こんにちは ナミです
一人で毎日せっせと更新している芸能人の方々の努力は
改めてすごいと思います。
1日に2回、3回と更新するように心がけている、なーんて
おっしゃっている俳優さんもいましたねー。
チームJは三人で月曜から土曜の6日間を、更新していますけど、
それでも結構大変なのに・・・。
細々とでも続けていくことに意味があると思っているので、
今後とも、どうぞよろしくお願いします
今回からシリーズで 寸法スタイル管理 について書いていきます。
寸法スタイル管理とは、寸法線や引き出し線を作図するために
必要な設定のことを言います。
ユーザさんの図面を見ていると、ここを間違えて理解されている方が
かなり多いんですよね
※今回はモデル空間をメインに作図する場合についてのご説明です※
[形式]メニュー→[寸法スタイル管理]
[寸法]メニュー→[寸法スタイル管理]
US name DIMSTYLE , DDIM
[寸法スタイル管理]ダイアログボックス
新規図面の状態で[寸法スタイル管理]を開くと・・・
現在の寸法スタイル STANDARD
と表示されています。
このSTANDARDを元に、これから使う図面用に新しい
寸法スタイルを名前を変えて設定します。
ユーザさんの図面でよく見かけるのは、印刷時の縮尺が1:100の時は
100 とか S100 とか、縮尺がわかる名前を付けているのが多いかも
しれないですね。
STANDARDをそのまま使うことは、お勧めしません。
たとえば、他の図面から図形をコピー&ペーストしたとします。
その図面は、もともとがAutoCADではないCADで作られていた
ものだとしたら、おおかた寸法図形は、寸法スタイルSTANDARDに
あてがわれます。
または、AutoCADで作図されていた図面でも、寸法スタイル
STANDARDに、上書きしていろいろな設定をしているケースも
あります。
(このパターン、意外とよく見受けられます)
そうすると、現在の図面でも、寸法スタイルSTANDARDを利用していると、
ペーストした図形の寸法表現が変わる可能性があります。
寸法スタイルをよく理解されている方だと、寸法表現が変わってしまった
場合でも対応できますが、そうでない場合は何が何だかわからなく
なってしまう可能性も
というわけで・・・
画層(レイヤ)の 0(ゼロ)や、文字スタイル STANDARD、
寸法スタイル STANDARD というように、AutoCADにもともと
設定されているものは使用せず、使うものはユーザが作って
使うという方法をとっていただくことを、お勧めします。
次回は、寸法スタイルを新規作成し、設定項目を詳細に
みていきましょう~
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