Yahoo!に支払う料金は、「入金確認後7営業日以内に審査結果を通知することに対する料金」なので、リンクバイイングにはなりません。
みなさんご存知の通り、Yahoo!は2005年にカテゴリ検索からロボット検索に変更されました。今はリニューアルされてしまいましたが、当時のYahoo!ビジネスエキクスプレス紹介ページ には、「Yahoo!カテゴリに登録されることはSEO対策に効果的」と公に謳っていたのが印象的です。もしかしたらYahoo!は、ロボット検索変更による、ビジネスエキクスプレス申込の減少を、この紹介ページで少しでも軽減しようと考えそのように謳ってしまったのかもしれません(かなりの収入源となっていたハズです)。
実際確かにロボット検索に変更された当時は、Yahoo!検索にとってはYahoo!カテゴリに登録されていることが上位表示のとても重要な条件でした。明らかに優遇されていると思わざるをえないような検索結果だったのです。
- Yahoo!ビジネスエキクスプレス紹介ページ
- Yahoo!検索の実際の検索結果
上記のことから、今では「Yahoo!検索はYahoo!カテゴリに登録されていなければ上位表示されない」というイメージが定着し、結局はSEOを考える多くのサイトが"まずはYahoo!ビジネスエクスプレスに申請する"という流れが定着しています。
Googleにとっても、ウェブマスターヘルプで言及されている ように、Yahoo!カテゴリに登録されることは重要です。Yahoo!がカテゴリ検索からロボット検索に変更された当時の検索結果のように、Yahoo!カテゴリ登録サイトが明らかに優遇されているという検索結果ではないにせよ、今ではSEOを行う上でスタンダードとなったYahoo!ビジネスエクスプレス申請によって、ほとんどのサイトがYahoo!カテゴリ登録されているので、Googleの検索結果自体もほぼ近しい状況となっています。Yahoo!カテゴリに登録する/しないを、比較すること自体が意味の無いことなのかもしれません。ロボット検索に変更された今でもYahoo!カテゴリには、毎日数多くのサイトが登録されていますね (2008年11月28日現在。もちろんビジネスエクスプレス以外のものもあるかと思いますが)。
さて、そのYahoo!カテゴリですが、昨年の12月には直リンクに変更になったのは記憶に新しいところです(詳しくは→Yahoo! カテゴリが直リンクに変更 )。Yahoo!カテゴリに登録することがYahoo!検索自身だけでなく、Googleや他の検索エンジンの検索結果にも今以上影響を与える直リンクに変更になったことは、大きなニュースでした。
先ほど「当時のYahoo!ビジネスエキクスプレス紹介ページで、Yahoo!カテゴリに登録されることがSEO対策に効果的であると公に謳っていた」と言いましたが、それに似た記述がまだありました(2008年12月1日)。
カテゴリトップの右下のリンクです。
以前のように"SEO対策に効果的"とまでは言ってませんが、"SEO対策に"とYahoo!自体が謳うからには公式な根拠を、Yahoo!ビジネスエキクスプレス紹介ページのメリットのところにでも公開して欲しいところです。今以上にビジネスエキクスプレスの拡販を狙っているのでしょうけれど、"SEO対策に"とYahoo!自身が触れない方がいいのでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか。
リンクバイイングをせずにリンクを手に入れる8つの方法
http://ameblo.jp/ca-seo/entry-10166930914.html
Yahoo! JAPANのディレクトリ検索 - Yahoo!カテゴリ
http://dir.yahoo.co.jp/
Yahoo! カテゴリが直リンクに変更
http://ameblo.jp/ca-seo/entry-10066384909.html
(三澤直哉)