先日、僕と同い年の放送作家で、ブロガーで、
現在は、小説家に転身した浜口倫太郎さんが、
長らくお休みしていたブログを復活させました。
「教えて！透明先生 」。
かつては、僕と同じようなネタブログを書いて
いた人なんですけど、だんだん小説家としての
活動が忙しくなってしまったため、ブログを休止。
ずいぶんと長い間、僕の楽しみが奪われて
いたんですけれども、最近、１週間に１回ぐらい
更新するそうなので、また楽しみができました。
さて、今日の『チダイズム』は、国会議員の
山本太郎さんの散髪に密着し、初登院から
現在までの活動について、熱烈インタビュー！
国会議員の散髪に密着し、取材をする・・・。
大手新聞社だったら、新人にも語り継がれる
伝説になりそうですけど、『チダイズム』では、
だいたいいつもこんなノリです。
実は、山本太郎さん、初登院からの毎日が
あまりにもハードすぎて、「まだ初登院から
それしか経ってないの？」という感覚らしく、
同行しているスタッフの皆さんも、「選挙から
忙しさが何も変わっていないっていうより、
忙しさがエスカレートしている」と言います。
「国会（議事堂）」にいる時間は少ないのに、
仕事をしている時間は、めちゃくちゃ多いという
謎の現象。一体、何が起こっているのでしょう？
８月２日の初登院は、記念撮影やマスコミの
取材を受けていて、遅刻ギリギリで席に着いた
山本太郎さん。なんと、山本太郎さんの隣は！
世界の谷亮子！
しかも、あまりにバタバタしていたせいで、
筆記用語を忘れてしまったそうなのですが、
谷亮子さんがペンを貸してくれたそうなんです。
山本太郎さんは言いました。
「初めての国会で、谷亮子から
１本取ったんだよ。ペンだけど。」
なんと、３度のオリンピックを制し、世界最強と
言われた谷亮子から、「１本取る」という快挙！
もちろんその後、「１本返す」ことになったのは
言うまでもありません。
ちなみに、山本太郎さんの隣の隣の席には、
ワタミの社長が座っているそうで、労働問題に
真剣に取り組みたい山本太郎さんには、敵とも
言える存在なのですが、キチガイかと思ったら、
意外と普通だったという印象のようです。
国会で最初に決めたのは、「会期をいつまでに
するのか」という話だそうで、「いつまでにしたら
ええのかなんて、わかるわけないやろ！」と、
山本太郎さんは、みんなが起立したタイミングで
起立したそうです。
ちなみに、会期をいつまでにするかという話は、
実は内々に決まっているため、山本太郎さんが
「俺は７日や！」とか言い張っても、そういう話に
ならないようです。つまり、起立は慣例。
続いて、決めたのは、参議院の議長と副議長。
やり方がわからなくて、隣の谷亮子さんを見て
マネをしたそうですが、ここでは議長はすんなり
決まったものの、副議長の時にトラブルが発生！
なんと、間違えて投票した人が２名いたため、
人数に対して、投票数が上回る怪奇現象になり、
そういうことを審議する議員が決まっているらしく、
前の方で１時間半ぐらいワサワサしていたそうで、
俳優の山本太郎さんは、思わず、「何待ち？」と
聞きそうになってしまったそうです。
ちなみに、新聞などでは報じられていますが、
間違えて２枚投票した人は、自民党先生から
「国会を混乱させたから罰だ！」と言われる
事態になったのですが、どうしてそんなことに
なったのかと言うと、「紙がくっついちゃった」。
意図的に混乱させたのではなく、予備の紙が
くっついてしまっただけという、けっこう原始的な
理由で二重投票が起こってしまっただけ。結局、
１時間半の審議の後、投票の「やり直し」になり、
山本太郎さんは、「１時間半も審議した末に
それかよ！」と思ったそうです。
ちなみに、国会で何より大事なのは「慣例に
従うこと」だそうで、臨機応変に対応するという
頭の柔軟さが、「国会」にはないそうです。
「まだ学級会の方が早いよ！」
ぜひ国会議員の皆さんには、こういう庶民の
感覚を大切にしてほしいものですけれども・・・。
そんな山本太郎さんですが、このわずかな
臨時国会会期中、「質問主意書」を鬼提出！
「質問主意書」とは、政府に対して、「どうして
こんなことになっているの？」と質問ができる
国会議員ならではの権利のことなんですけど、
山本太郎さんは、さっそくこの権利を行使！
「仕事が速すぎる！」
しかも、山本太郎さんの真骨頂と言えるのは、
ただ質問主意書を提出していくだけではなくて、
政府からの回答を、多くの国民にわかりやすく
伝えていくこと！
そうです。今までは、国会議員のオッサンや
オバサンが、僕たちの知らないところで提出し、
バッチバチにやり合っていたんですけれども、
これからは知られざる質問主意書の戦いが、
大公開時代です。
皆さん、お気づきかもしれませんけれども、
山本太郎さんは、難しいことをわかりやすく
お届けするのが好きな、モテない豚野郎に
熱烈に応援されているのです。
しかも、その豚野郎は、１日１０万アクセスを
超えてしまう、日本屈指のパワーブロガー。
政府の珍回答は、責任を持って
イジリ倒させていただくですだよ。
要するに、山本太郎さんの質問主意書は、
ただ提出しただけでは終わらないってこと。
しっかり珍回答をイジり、笑って成仏させます。
なので、より多くの皆さんに、「政治」の世界を
知っていただけるに違いありません！
そういえば、国会議員になると、新幹線に
乗り放題になるという「特権」がありますが、
杉村太蔵のように感動したのかと話を聞くと、
意外な答えが返ってきました。
「タダになるのは、自分だけなんですよ。
だから、一緒に同行するスタッフの分は
払わないといけないので、結局、すごく
お金がかかるんですよね」
あんまりメリットが無かった！
僕のような素人発想では、新幹線乗り放題は
夢のような話なのですが、結局、１人分だけが
タダになっても、あんまり嬉しくないようです。
最後に、山本太郎さんと言えば、メディアで
たびたび円形脱毛症が取り沙汰されますが、
最近になって、もう１つ、円形脱毛症ができて
しまったそうです。
頭のハゲが２個になった！
もしかしたら、山本太郎さんの頭を使って
宇宙人がミステリーサークルを作ろうとして
いるのかもしれません。
山本太郎さんの髪の具合が良くなるように、
僕たちにできることは、しっかり応援すること。
国会議員として山本太郎さんがやったことを
誤解のないように伝えることだと思います。
頑張れ、山本太郎！