まいどー＾＾
生きもの大好き
絵本講師の くが やよいです。
本日も小学校で
子どもたちと生きものに癒されてきました。
スイスイ
気持ちよさそ～な、中庭池のアカミミくん。
子どもも 生きものも、いくら見てても
見飽きることがないです^_^
さて、６月も下旬というのに
今月のおすすめ絵本の記事を
今ごろUPです 
というのも、６月は
爽やかな風を感じる絵本、
雨の絵本や 傘の絵本、
父の日があったからお父さんの絵本・・・
etc...
おすすめ絵本がいっぱいありすぎて、
なかなか一冊に絞れなかったというのが本当のところ。
そんな中で、おすすめしたいこの一冊。
『あめふりうります』
平田 昌広/文
野村 たかあき/絵・原案
講談社
こちらでしょっちゅう登場してる 『おかん』（大日本図書）
『おとうさんはだいくさん』（佼成出版社）
『ふたりのカミサウルス』（あかね書房）などなどの作者さん、
平田昌広さんが文を書かれています。
まっさん↓(平田昌広さん)です
大阪のクレヨンハウスのメオトよみ絵本ライブにて♪
さてさて、どんな絵本なのかといいますと・・・
＜ねこが かおを あらうと あめがふる＞
なんて言い伝えが 昔からありますが
ねこきちは
顔を洗うのもめんどうだっていう
ぐうたらねこ。
そんな ねこきちが始めた商売とは・・・
タイトルで分かっちゃいますね！
そう、＜あめふり＞を商売にしてしまうのです。
例えば、
・・・かけっこで、うさぎの一族に負けるのが嫌で
「かわいい孫の運動会に雨を降らせてくれんかの」
と頼みにくる かめのじいさん。
ねこきちは
「うんどうかいの かけっこに、あめ ひとーつ」
と、
ある方法で
ざざざざー さらーりと雨を降らせます。
雨を降らせてほしい、と頼みに来る面々と
その理由が切実で、
そしてなんともおかしくて
笑えてしまいます。
（青文字は本文からの引用です）
でもでも 途中でやる気をなくして
看板を下ろしてしまう ねこきち。
ぐうたら過ごしているうちに
とんでもないことが起こり・・・・
最後にねこきちが始めた商売は
何だったと思いますか？？
それは 読んでの お楽しみ＾＾♪
この、ねこきちというトラネコの
ちゃっかり というか
いい加減 というか
ふてこい というか
憎めない性格が
野村さんの楽しい版画で
表情豊かに描かれています。
最後のページのねこきちの後姿・・・
ん～～～ 憎めません！(笑)
来月の中学校のおはなし会でも
読んでみようかな＾＾
 | あめふりうります (講談社の創作絵本) Amazon |
表紙を開いてすぐ、見返しの
潔いまでの土砂降りっぷり！！
（そんな日本語あったかな）
鬱陶しくなりがちな雨の日も、
「今日もどこかで ねこきちが◯◯しとんやろー」
「えっ、おかあちゃん、ねこきち、店やめたん違うん？」
「あ、そやったな」
「今日は降ったり晴れたり、きつねの嫁入りや。
ねこきち、◯◯に引っ張られとるんかなー」
「せやから、店やめたんと違うん？」
(妄想おわり)
と、楽しく過ごせそうな
これからのシーズンにおすすめの絵本です。
働きつかれたのかな～、、、ねこきち、おつかれさん
ちなみに
6月のおすすめエントリー絵本はこちらでした。
 | どろんこ かがくのとも特製版 (かがくのとも) Amazon |
 | あさになったのでまどをあけますよ Amazon |
 | 雨、あめ (児童図書館・絵本の部屋) Amazon |
 | かさどろぼう Amazon |
 | いわしくん Amazon |
どれも大好きな絵本ばかり
これからぼちぼち
ご紹介していきたいと思います
★子どもたちに名作絵本や児童文学を届けようと思っているみなさんへ。★
★「絵本の森と子どもの空」でご紹介した絵本のリストはこちら★
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