まいど〜^^
絵本講師の くがやよいです
もうすぐ母の日ですねー
絵本講師のくがさん、
小学校のくが先生、あるいはくがさん、
くがっちー、やよいー、おかんー、
etc...
人にはそれぞれいろんな面がありますが
自分の中で
一番大きい位置を占めているのが
「おかん」の自分だろうと思います。
そんな「お母さんであることが嬉しくなる絵本」をご紹介します
第一弾は この絵本!
メオトよみ絵本ライブでおなじみの
平田昌広さん・平田景さんご夫妻の絵本です
この絵本に出てくる男の子、
ホンマに おかんのことがすきで すきで
大すきで
ずう――っとおかんにくっついて
話しかけてるのです。
かわいいったらありゃしません
そして、このおかんの
関西弁の「返し」がとってもいいのです。
男の子も負けてません。
関西特有のボケとツッコミが絵本の随所に・・・
関西の小学校では
「読み・書き・算数・ボケ・ツッコミ」は必須科目ですが
(英語なんて入ってません)
ボケ・突っ込み力は
主に家庭で培われるものなのかも。。。
間(ま)を意識して読むと、
まるで漫才みたいな面白さです
(大好きな絵本なので
大人のためのおはなし会でも読みました
おじちゃんおばちゃん、大笑い~
会場が どっかんどっかん
でした~)
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以前、幼稚園で
「スマホやゲームでは育たない子どもの心と言葉」
という なんともシリアスぅ~な演題の
絵本講座依頼をいただいたとき、
最初に この絵本を読みました。
(この話の続きは次回・第二弾で!)
表紙を見ると・・・
「おかんー!」
「なんやー?」
呼べば応える、阿吽の呼吸!(笑)
こんな明るい笑顔で
大好きな「おかん」が振り向いてくれたら
子どもはどんなに嬉しいでしょう。。。
生の言葉のやりとり、
目と目を見つめての会話、
親子でふれあうこと。
スマホやゲームの対極に この親子は います。
スマホの画面やモニターじゃなく、
目の前の息子のこと、おかんのことを
なんだかんだ言いながらもしっかり見つめています。
一方通行じゃない、あたたかい言葉のキャッチボールがあります。
そして、親子一緒に未来を見つめています。
・・・ってたいそうなことばっかり書きましたが
めっちゃオモロイ絵本です
お年寄りのホームで おばあちゃんと
この絵本を読んだとき
ご自分の子育ての時代を懐かしく思い出されたのか
「ワッハッハ~」
って笑いながら 聞いてくださっていました。
戦後の、とても大変な時代だったかもしれないけど
そのおばあちゃんにとって 子育ての時代は
とても思い出深く
キラキラしていた時代だったのかもしれません。
子どもたちが幼かった時期は
もう過ぎてしまってから思うことですが、
おっぱいも
だっこも
おひざでの読み聞かせも
期間限定です!
いっぱい、いっぱい、
親子で楽しんでほしいと思います
子どもが大きくなるのは、ほんとうにあっという間!
『おかん』・・・だいすきな一冊です
(裏表紙)
「もう、ほんまに、しゃーないなぁ」
っておかんの心の声が聞こえてきそう。。。
(↓こんな絵本もあるよ~^^)
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