2/19 ホン・ギルドンって実在したのね!そして鮮度抜群!さばきたてのキジしゃぶしゃぶ~@長城郡 | 全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

全州にひとめぼれ!大邱が恋しくて!

7月26日「韓国ひとめぼれ感動旅~韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行」出版。
韓国全自治体162市郡を制覇!渡韓回数は200回超。
全州にひとめぼれし、大邱に恋い焦がれるビョンが、
大好きな韓国の地方旅についてのレポを熱くお届けします。
전주에 첫눈에 반하다! 대구가 그리워서!

2月の韓旅(2/18~21) こちらのレポ↓のつづきです。

2/19 光州からバスで1時間、韓国33観音聖地のひとつ憧れの白羊寺(ペギョンサ)へ@長城郡

 

長城(チャンソン)郡は人口47,000余りで、紅葉の名所である内蔵山(ネジャンサン)や長城湖など自然に恵まれた土地です。


歴史的には「ソンビの郷」と言われているそうで、柿、リンゴ、ブドウ、桃など果物や玉ねぎなどの野菜の生産が盛んとの事。

白羊寺(ペギョンサン)からバスに乗り、
長城駅を経由して、

長城(チャンソン)バスターミナルへ到着。

次の目的地行きのバスを30分以上待たなければならなかったので、タクシーで移動することに。

10分ほどで洪吉同(ホン・ギルドン)テーマパークに到着。

これまで「洪吉童伝」という小説の中の架空の人物だと思っていたホン・ギルドンが、長城郡のアチシルで両班と奴婢の間に生まれた実在人物だと知りちょっとビックリしました。

15世紀末から16世紀初め、燕山君の統治時代、両班に土地を搾取された農民たちの間で両班地主や役場に対する憤りが高まり、全国各地で農民武装隊が結成され地主や役場を襲撃する動きが。

その中で代表的だったのがホン・ギルドン率いる武装隊で、ホン・ギルドンは官吏の服装をし武装した農民を指揮しながら様々な村の役場を襲撃し、押収した金品を農民に分けるという義賊活動をしました。

結局逮捕され、義禁府で取調べされたという記録が「朝鮮王朝実録」に記録されているそうです。





その後琉球列島(現 沖縄)へ脱出し、石垣島などに勢力を広めたと言います。

こちらがホン・ギルドンの生家。



合格洪吉同(ホン・ギルドン)テーマパーク
長城郡黄龍面阿谷里390(장성군 황룡면 아곡리 390)
電話番号 061-394-7242
ホームページ 
http://www.honggildong.com/

右矢印KONEST地図

長城バスターミナルからタクシーで10分(8,620ウォン)

または추암(チュアム)行きバスに乗車し아치실(アチシル)下車(約15分)

 

お楽しみのランチは、テーマパークから徒歩10分のサンゴルチャギ(산골짜기)

キジ料理の専門店です。

完全予約制なので、右矢印オックスブラッド(Oxblood) の親切なサジャンニムにお願いして予約してもらいました。

サジャンニム曰く「韓国ではひとりでは予約を受けてもらえないので、『日本の料理評論家が行く』と伝えた」んですって(爆)

窓際の席が用意されていました。

メニューはキジ定食1種類のみで、3名分の大(50,000ウォン)と2名分の中(35,000ウォン)があります。


ひとりですが二人前の中コースを(笑)

つきだしの3品。

韓国では揚げて出されることが多い銀杏ですが、こちらでは日本と同様炒って出してくれました。

ヒマワリの種とともに香ばしい香りを楽しめました。

黄色みが濃くて、ねっとりとした濃厚な味が特徴の韓国のさつまいも。栗のようにホクホクで美味しかったです。

さぁ、キジ料理のスタートです。

まずはマンドゥ(蒸し餃子)とユッケから。

キジのミンチと葱がいい塩梅に練り込まれているマンドゥ。

パサパサにならず、ふんわりと優しく口の中でほどけていきます。

ちゃんと下味がついていますが、少しだけ酢醤油を浸けると一層美味しくいただけます。

キジの胸肉ときゅうりを和えたユッケ。

軟らかい生の胸肉とシャキシャキしたきゅうりの食感の違いを楽しめる一品。

程よい甘辛さのソースが食欲をそそります。


白菜とともに食べてもよし!

お次はキジのしゃぶしゃぶ。

昨年1月に大邱で人生で初のキジしゃぶをいただき、すっかりお気に入りに。

長音記号2過去記事

1/16 年初めの大邱③初日 お肌の老化予防にも効果あり!キジのしゃぶしゃぶ@琵瑟農場食堂

見てください!この感動的なほどに美しいピンク色を。

お店の裏手で買っているキジを、直前に捌いてくれているので新鮮そのものなんです。

骨ごと包丁でたたき丸めたキジ挽肉のお団子とキノコ、人参だけが入ったお出汁で、軽く数回しゃぶしゃぶします。

後にこのスープで別のお料理を作るので、敢えて白菜などの葉物野菜はしゃぶしゃぶしないんだそうです。

「カラシが入ったソース」とだけ説明がありましたが、甘みと酸味が合いまった何とも言えないほど美味しいソース。

お世話になったアジュンマに伺ったところ、「リンゴ、梨、玉ねぎ、大根、醤油が入ってます」と、長城の特産品をふんだんに使った特製ソースであることがわかりました。

あまりに美味しくてしゃぶしゃぶは完食しました!

料理のお供にいただいたアルコールは、長城郡で作られたメチュスン(매취순)という梅のお酒。

しゃぶしゃぶのお鍋は一旦下げられ、代わりに登場したのがこちらのジョンゴル(鍋)。


ほうれん草、きくらげ、キノコ類、春雨とともに、これまでの料理で使わなかった部位のキジ肉が入っています。

〆はしゃぶしゃぶスープで作ったトックッ(お雑煮)。

写真を撮り忘れましたが、最後に柿の葉茶も出してくださいました。

鮮度よし、味よし、ボリューム満点で2人前35,000ウォンとは、驚くべきお安さですよね。

「日本から来た食の評論家(笑)」としては、是非キジちゃんを見せていただかないと・・・と思っていたところ、サジャンニムが裏山へ案内してくださいました。

以前は店の前の鳥小屋で育てていたそうですが、お客さんの姿にキジたちがストレスを抱えるようになり、現在は店の裏手にあるこちらの小屋でのびのびと放し飼いされているのだそうです。

なのでブロイラーとは違って、身が引き締まり濃厚なお味の美味しいお肉になるんですね。

合格サンゴルチャギ(산골짜기)
住所 長城郡黄龍面阿谷里225(장성군 황룡면 아곡리 225)
道路名住所 長城郡黄龍面洪吉童路388-10(장성군 황룡면 홍길동로 388-10)
電話番号 061-393-0955
営業時間 12~19時
名節(旧正月・秋夕)当日休業
完全予約制

右矢印KONEST地図

長音記号2長城郡文化観光ホームページ(韓国語) → 

大満足のランチを終え、長城バスターミナルから光州総合バスターミナルへ戻り、高速バスで大邱へ移動しました。


中央高速バスの運転手さんが妙に親切で、「週末なので道が混むことが予想されます」とか「途中トイレ休憩に15分停車します」とか「何か問題があったら、いつでも仰ってください」と走行前にいろんな説明をしてくれました。

「手すりの下にUSB充電がありますので、ご利用ください」って、言われなければ気が付かなかったわ。

長音記号2光州(総合バスターミナル4番ゲート)→東大邱(中央高速バスターミナル)

所要時間 3時間30分

料金 優等バス 19,800ウォン、一般バス 13.500ウォン

時刻表 → 

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