12月の慶尚道&全羅道の旅レポ(12/10-14)
こちらの記事↓のつづきです。
12/11 馬山(マサン)名物はアグチムだけど、敢えてのアグスユッを堪能@チョガアグチム本館
ランチの後は、初めての馬山(マサン)観光~。
生憎雨がぱらついていましたが、そんなの気にしない。
旅友のyaonさんと一緒に馬山の街を散策しました。
こちらは今年9月16日に除幕式が行われたばかりという想像の道(상상길・サンサンギル)。
韓国らしい5色のタイルの合間には、韓国と関連のある外国有名人のサイン入りネームプレートが埋め込まれています。
山側に向かってどんどん進んでいきます。
昔の線路跡なんです。
現在は市民たちの散策路となっています。
階段なんて大嫌いだー!と文句を言いながらも、しかたなく登っていくと、
カゴパ コプランギル壁画村(가고파 꼬브랑길벽화마을)が見えてきました。
가고파 (カゴパ)は慶尚道の方言で가고 싶다(カゴシプタ)=行きたい。
꼬브랑길(コプランギル)=クネクネ道。
統営(トンヨン)のトンピランマウルや全州(チョンジュ)のジャマンマウル同様、トンネ(町内)の活性化のために石垣や家の外壁に壁画を描いたそうでして、2013年12月に慶南銀行が完成させました。
こんなワンコとも出会いました。にこっと笑っているように見えるでしょ?
ところどころに人間やワンコの足跡が残されているのが、なんとも言えず味があっていい感じ。
眼下に目を向けると、先程歩いてきた街がかなり小さく見えます。
1994年に開館した昌原(チャンオン)市立文信(ムンシン)美術館へ。
入場料はわずか500ウォン。
パリで活動していた文信が1980年に帰国、幼年期を過ごした馬山に15年の年月をかけて自ら建立した美術館。
目的は美術品ではなく、この庭園からの眺め。
雨が上がったばかりなのでちょっと霞んでいますが、最高の眺望を楽しめました。
更に上へ登っていきますと、会原県城址(회원현성지・フェウォヒョンソンジ)があります。
舞鶴山(ムハクサン)の南の麓の尾根に沿って築城された土城址で、幅430m、高さ170㎝。
1988年慶尚南道記念物第88号に指定。
粘質土と砂質土を層状に積み上げる板築技法で築城されたそうです。
望楼(망루・マンヌ)。
南西側から馬山湾を、北東側からは昌原の平野を一望できます。
約2時間の散策を終え、午東洞(オドンドン)エリアに戻ります。
日本統治時代のものと思われる日本式建物が残されていました。
慶尚南道でよく見かける沐浴湯(銭湯)の煙突。
想像の道(상상길)と同じく今年9月16日に除幕式が行われたという倉洞芸術村(창동예슬촌・チャンドンイェスルチョン)。
カカオのキャラクターがデザインされた遅いポスト。
全州や大邱にもありますが、投函すると1年後くらいに配達されるのではないかしら?
ほのぼのとした案山子の壁画に、銅板で作られた電線に止まる雀の姿がなんともかわいらしい。
ライトアップされた教会、ステキでした。
楽しかった散策を終え、いよいよお目当てのトンスルへと続きます。
馬山への行き方はこちらの記事で → ★
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