10/11 13回目の大邱④ 大邱でソン・ミョンソプマッコリを飲める店Part3@ワンタッ
10月の慶尚道(キョンサンド)旅レポ こちら↑の記事の続きです。
この日は、日帰りで慶尚北道(キョンサンプクト)の浦項(ポハン)市へ。
浦項市にある虎尾串(ホミゴッ・호미곶) 、そして九龍浦(クリョンポ・구룡포)を訪ねることに。
大邱→浦項(ポハン)→九龍浦(クリョンポ)→虎尾串(ホミゴッ)と、バスの乗り換えが必要なので、そちらの情報も。
7:10 大邱東部停留所からバスに乗り、浦項市外バスターミナルへ。
8:10 浦項到着。
ターミナルを出てタクシー乗り場の向こう側(左手)に路線バス乗り場が。
浦項市外バスターミナルを背に撮影したもの。
8:20 200番のバスに乗ります。ネット情報では、虎尾串(ホミゴッ)へ行くバスへの乗り換えは、200番バスの終点で降り、来た方向に戻ると。
到着してからわかったのですが、終点より2つ手前にある九龍浦乗換センターで降りると、虎尾串行きのバス(始発)乗り場の目の前に着くので便利です。
乗車時にキサニム(運転手さん)に頼んでおきましょう。
浦項(ポハン)は、1970年代に浦項製鉄所(POSCO)が誕生して以来、韓国有数の工業港湾都市として有名になりました。
車窓から見えるのは、POSCOの工場ばかり。
9:00 終点の九龍浦近代化通りに到着。
乗ってきた200番バスのキサニムに乗換センターの存在を教えてもらい、2停留所分トボトボと戻りました。
乗換センターの向かいには、白樺ホテル(자작나무호텔)という立派な建物があるので、目印に下車しましょう。
「ここからの時刻表だよ」と親切に教えてくれた、虎尾串(ホミゴッ)方面行きの座席バスのキサニム(バスの運ちゃん)。
発車まで時間があったので、バス停の傍に合った漁協やイカ釣り船を眺めました。
先程のキサニムとは違う運ちゃんが、猛スピードで飛ばします。
車内アナウンスがない!ので、車窓から見える美しい海が気になるものの、乗り過ごさないよう気が気でない状態(苦笑)。
走ること20分、いよいよ不安になって、「虎尾串広場はまだですよね」と確認してみたところ、通路の反対側に座っていらした男性が、「私も降りるから一緒に降りましょう」と。
程なくして、先程の男性が「ココですよ」と声をかけてくださり、下車しました。
(こちらは、九龍浦方面へ戻るときのバス停)
9:50 漸く虎尾串日の出広場(호미곶해맞이광장)に到着。
親切な男性は、実は浦項市の文化観光解説者で英語担当のキム・ヂェウさんで、少しだけ日本語がお話しできました。
「宜しかったら、私が案内しましょうか?」と仰っていただいたので、お言葉に甘えてお願いしました。なんてラッキー。
虎尾串(ホミゴッ)は、16世紀朝鮮明宋の時に、天文地理学者が、虎の形をした朝鮮半島の中で、この地が虎の尾の位置にある名勝であると記述したそうです。
朝鮮半島の最東端に位置することから、朝鮮半島で最も早く日の出を見ることができる場所として、朝鮮十景に選定されています。
2000年に、元日に新年の祭典を行う場としてこの広場を造成、こちらの新千年記念館は2009年にオープンしました。
浦項の歴史、文化、産業などの展示があります。
韓国でただ一つの太陽神にまつわる神話の主人公、ヨノランとセオニョ。
干しサンマであるクァメギやイカ、ズワイガニの漁獲量もなかなかのモノ。
2004年の元日に開催された「韓民族日の出祝典」に参加した観光客が、1万人分のお雑煮を作ったという、直径3.3mの大釜。
2000年(新千年)を迎えて、全ての国民が助け合って生きていくという趣旨で造成されたのだそうです。
陸地にある左手の前には、太陽と共存を象徴する聖火台があり、海の中にある右手とともにハーモニーを表しているのだそうです。
右手の中指の先は居心地が良いらしく、いつも鴎が止まっているんですって。不思議~。
1907年に日本水産講習所の実習船が座礁し、4名が犠牲になる事故が発生したことをきっかけに、日本の要請により1908年にフランス人の設計・中国人の技術者より建てられたという灯台。
ホヤやアワビなど、養殖に関する展示がされています。
九龍浦(クリョンポ)にはアワビ粥の店が何軒もあるんですが、養殖のアワビが多いんですって。
世界で一つだけの灯台博物館。
キム解説員は、途中で英語や日本語を交えながら、80分に亘り丁寧に説明してくださり、とてもありがたかったです。
時計など一度も見ることなく、私の帰りのバスの時間に合わせて、ピッタリの時刻に新千年記念館に戻ってくださいました。さすが!
最後に最上階にある展望台からの眺めを。
虎尾串日の出広場(호미곶해맞이광장)
浦項市南区大甫面大甫里225-2(경북 포항시 남구 대보면 대보리 225-2)
新千年記念館(신천년시념관)
開館時間 9~18時
月曜休館
大邱からの行き方
①バスを利用(2度乗換あり)
大邱東部停留所→浦項(ポハン)市外バスターミナル下車(乗換)
運行時間 6:30~21:00(運行間隔 10~20分)
所要時間 1時間20分
料金 7千ウォン
浦項市外バスターミナルから200番バス乗車→九龍浦乗換センター下車(자작나무호텔 (白樺ホテル)が左手に見えたら降りる)(乗換)
運行時間 5:20~22:45(運行間隔 13分)
所要時間 1時間10分(この日は40分で到着)
料金 1,100ウォン
九龍浦乗換センターから座席バス乗車→大甫(テポ)下車
時刻表 (九龍浦発)(虎尾串発)
所要時間 38分(この日は17分で到着)
料金 1,500ウォン
②KTXを利用
東大邱駅から浦項(ポハン)駅までKTX乗車
Korail ホームページ http://www.letskorail.com/intro_new/intro.html
所要時間 約35分
料金 10,900ウォン
KTX浦項駅前停留所から210番バス(市内行き)乗車、九龍浦乗換センター下車(자작나무호텔 (白樺ホテル)が左手に見えたら降りる)(乗換)
所要時間 約40分(1日9回 100~120分間隔)
九龍浦乗換センターから座席バス乗車→大甫(テポ)下車
時刻表 (九龍浦発)(虎尾串発)
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