ブル得なネギリリペシア | ブルブルシェンコのブルブリズム

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語彙とノリの引き出しを増やしたいこの頃。

ネギリリペシア

日時:2014年4月28日(月)19:00~
会場:Shibuya O-EAST
出演:Negicco、lyrical school、Especia




東京遠征3日目。
今回の遠征のメインの目的と言っても過言ではないイベントがありました。

『ネギリリペシア』

Negicco、lyrical school、Especiaという、私にとって大好きな3組の共演。
まさに“俺得”なイベント。
いわゆる“楽曲派”なアイドル好きの方にも、そういう方は多いんじゃないかな。
アイドルソングの枠にとどまらない、J-POPとして完成度の高い楽曲ばかりを持つ3組なので、アイドル好きな方だけでなく音楽好きな方でも満足度の高いイベントになるだろうと、期待値はかなり上がっておりました。




このポスターデザインもイケてますよね。
フライヤーがあれば欲しかったなぁ。

入場すると、lyrical schoolの特典会イベントが始まっておりました。
今回の各特典会で、私はあらためてアイドルの皆さんに自己紹介をしたいと思いまして。
前夜に急遽、名札を製作しました。
前日の握手会でリリスクのminanさんに名乗るのを忘れていたということもありましたし、Especiaの皆さんに自己紹介したいというのもありました。
残念ながらEspeciaの特典会はアルバムの予約のみが対象だったので断念しましたが。
まずはリリスクの握手会に参加しました。

何度も接触はしているのですが、名乗ったことがあったかどうかが曖昧でしたので、名札を持って自己紹介。
amiさんもyumiさんもayakaさんもmeiさんも、名札を見せたら「知ってるよー!」と返されました(笑)
hinaさんとminanさんは「こういうアイコンでしたよね?」と私のTwitterのアイコンを認知してくれていました。
Negiccoのアイコンだったので複雑な気持ちになりましたが(笑)
まあとにかくminanさんとhinaさんに自己紹介できて良かったです。
任務完了。

この日の会場はO-EAST。
何度かO-EASTでライブを見たことがあるのですが、ステージが高く横に広くて見やすいんですよね。
音響も良いので好きなライブハウスです。
何より1,000人規模のライブハウスでこの3組の共演が見られるというのが素晴らしい。

開演待ちの間、私は周囲を眺めて客層を見ておりました。
この日限定でビームスから販売された“NLE”の色違いの帽子を被ったお客さんも多く、どのアイドルのファンなのかが一目で分かる。
アイドル現場にありがちな客層とは違い、若い女性のお客さんも多く全体的に平和的な雰囲気なのが特徴。
3組の仲の良さが客層にも表れていました。


いよいよ開演。

1組目はEspecia。
ライブを見るのは昨年5月以来、およそ1年ぶりです。

初めて聴くゆったりとしたテンポの「BayBlues」からスタート。
これがすごく私好みの良い曲で。
ここから4曲目まですべて初めて聴く曲だったのですが、すべての曲が私好みな感じで、知らなくても自然と横ノリできる心地良さでした。
今度リリースするアルバム『GUSTO』に収録される曲でしょうか。
これはアルバムが楽しみになります。

5曲目は「Good Times」。
脇田もなりさん以外の5人がステージを降りてフロアを回り、お客さんとハイタッチ。
私の前は杉本暁音さんが通っていきましたが、残念ながらハイタッチはできず。
コール&レスポンスが随所に入っており、4曲目までの聴かせるパートからの反動が一気に爆発するような感じで、大盛り上がりでした。
「きらめきシーサイド」のアレンジ違いバージョンも良かったです。

ラストの「YA・ME・TE!」の落ちサビでオケが止んで冨永悠香さんのアカペラのような感じになる所があったのですが、見事に決まっていて良かったですね。
ああいう魅せ方が自然にできるまでに進化していることを感じました。
ダンスのキレも以前より増していましたし、素晴らしいパフォーマンスでしたね。

最後にMC、主に告知など。
クール系キャラの三瀬ちひろさんが何度も噛んでしまい「わからんもぉ~!」と嘆いていたのがかわいかったです。



2組目はlyrical school。
mei「6本のマイク さぁ調子はどう?」リリスク&ヘッズ「OK!」
mei「このままショーにー 飛び出すぞ!」リリスク&ヘッズ「おー!」
リリスク&ヘッズ「おお~!」
meiさんの掛け声に、リリスクとヘッズが威勢良く合わせる。

1曲目は「S.T.A.G.E」。
あらためてライムが硬くてかっこいい曲だなぁ。
新たに作られたminanさんのヴァースが素敵。
続いて「リボンをきゅっと」のクラップとコール&レスポンスからの「PARADE」。
ヘッズがメンバーの振りに合わせてクラップしたり振りマネしたり。
すごい盛り上がりです。
レアな「perfect☆キラリ」をワンコーラス、そして「tengal6」。
イントロでフリースタイルを入れて、ヒップホップアイドルとしての矜持を見せる。
「おいでよ」まで6曲ノンストップ。
広いステージですが、表情一つ一つが分かるほどメンバーが近く感じます。
amiさんとmeiさんから目線をもらった!と思い込み歓喜するほどです(笑)

MCではayakaさんが「お前ら最高だ!」とプリンセスぅというよりは男らしい煽り。
前日から見ていてayakaさんの頼もしさが増しているのを感じますね。
リーダーの進化が今のリリスクの勢いを象徴しています。

振付が新しくなった「photograph」。
以前より振りが多くなっていて、サビも手を振るだけではなくて振りがついていました。
meiさんによる間奏のラップは、新潟、大阪、東京というワードを入れた『ネギリリペシア』に合わせた特別なものでした。
ラストは「brand new day」で弾けます。
何度も言いますが「brand new day」は本当に良い曲ですね。リリスクの曲で今一番好きかもしれません。
パフォーマンスも素晴らしいですし、エモーショナルなリリックと力強いサウンドが大好きです。
hinaさんの“かなりキテーる 感じてーる”が音源よりも叫んでいる感じで最高に良かったです。

今のリリスクは曲を詰め込んで止まらずに走り抜けるパフォーマンスができるので、強いですね。
最後まで心を掴んで離さない、そんなライブでした。



3組目、トリを務めるのはNegicco。
前の2組の好演があったのでどうなるかなと思ってました。
なんと1曲目は「ネギさま!Bravo☆」。
最近のセトリには入らないこの曲からのスタートには驚きました。
間奏ではMeguさんが笛を吹きました。
そして2曲目は「僕らはともだち」でさらに驚きました。
2006年の曲で、T-Palette Recordsからリリースしていない曲ですから、かなり攻めた選曲です。
仲良しの『ネギリリペシア』を意識しての選曲だったら粋だなぁ。

MCでは、Nao☆さんが持ちギャグ?の「テニス!」をここでも披露。
Meguさんは「3本のマイクで、まじアーバンなライブをお届けします!」と、共演者を意識した上手な煽り。
Kaedeさんは「Negiccoを本命にしてくれる方を増やしに来ました!」「(帽子の)緑の方、好きです!」と今までにない積極的な煽りを見せます。

「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」では、出だしのMeguさんの歌が完璧にハマっていました。
前日の新潟のリリイベFINALでは悔しい思いをしたとブログで告白されていたので自然と注目していたのですが、きっちり魅せてくれるところはさすがMeguさん。
コーラス、Kaedeさんのソロ、Nao☆さんのソロもすごく良かったなぁ。
connieさん史上最高の曲だと私は思っているんですけども。
最新が最高って素晴らしいことじゃないですか。

続いて「相思相愛」「さよならMusic」と、素晴らしい安定感で魅せてくれます。
続く2回目のMCでは渋谷WWWワンマンライブの告知がありました。
Megu「今月中の完売を目指しています!チケット残りわずか!」
Megu「Negiccoを今見ておかないと、もう手の届かない存在になっちゃいますよー!」
高い目標を見据えての煽り、良い煽りですね。
(ちなみにWWWワンマンは4月30日に完売しました。有言実行です、素晴らしい!)

「トリプル!WONDERLAND」は、初めて近い位置で全体の振りを見ることができました。
間奏のソロダンスがかっこいい!
そして“N.E.G.I.CCO! Shake It! Do It! Make It! Negi!”のコールの部分ではものすごい盛り上がり。
さらに続いては「ときめきのヘッドライナー」。
力強く歌い上げ、随所のコール&レスポンスでNegiccoとお客さんが一体となり、前の2組に負けない熱量を生み出します。
これがとってもエモーショナルで、楽しすぎると人間は涙が出るんだなと。

ラストは「圧倒的なスタイル」。
このセトリの間違いない感。
パフォーマンスが格段に進化している今のNegiccoが歌う「圧倒的なスタイル」はまた素晴らしく、良い歌がさらに良く聴こえます。
おなじみのラインダンスでは、“NLE”のキャップを被ってlyrical schoolとEspeciaのメンバーが登場。
15人が1列になってラインダンス!
やるだろうなとは予想していましたが、実際に見られて最高でした。
リリスクのyumiさんはネギライトを掲げていましたよ。

大団円と思いきや「もう1曲歌いましょう!」ということに。
いきものがかりの「じょいふる」を3組で歌唱!
NegiccoとEspeciaの歌はもちろんですが、リリスクの歌がスペシャルで貴重なものが見られました。
一夜限りのスペシャルなパフォーマンスにフロアは大盛り上がりでした。

締めの挨拶。
Especiaの冨永悠香さんは「Negiccoさん、lyrical schoolさんと一緒に立てて嬉しかったです!」
NegiccoのKaedeさんは「ブッキング最高!ナイス!」と一言。
会場の誰もが頷いたことでしょう。

「ありがとうございました!」と全員で挨拶し、ライブは終了。



---- SET LIST ----

<Especia>
M01 BayBlues
M02 嘘つきなアネラ
M03 BEHIND YOU
M04 FOOLISH
M05 Good Times
M06 アバンチュールは銀色に
M07 きらめきシーサイド (Especia Va Bien TOKYO ver.)
M08 YA・ME・TE!

<lyrical school>
M01 S.T.A.G.E
M02 リボンをきゅっと
M03 PARADE
M04 perfect☆キラリ
M05 tengal6
M06 おいでよ
M07 そりゃ夏だ!
M08 プチャヘンザ!
M09 Myかわいい日常たち
M10 photograph
M11 brand new day

<Negicco>
M01 ネギさま!Bravo☆
M02 僕らはともだち
M03 ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
M04 相思相愛
M05 さよならMusic
M06 トリプル!WONDERLAND
M07 ときめきのヘッドライナー
M08 圧倒的なスタイル

<Negicco&lyrical school&Especia>
M01 じょいふる/いきものがかり




ライブ終了後はNegiccoさんの握手会に参加。
待ち時間に新しいマネージャーの佐藤さんにご挨拶。
そして今回の遠征ラストということでメンバーそれぞれに「また来るね」とご挨拶。
Nao☆さんが手をギューっと握ってくれて。
それ惚れちゃうやつです。
Meguさんは「Negicco進化してました?」と。
「素晴らしかったです。大好きな3組だったので最高でした!」と伝えると
Megu「俺得、ブル得じゃん!」
良いフレーズいただきました。ありがとう。

3泊4日の東京遠征のラストのイベントとなった『ネギリリペシア』ですが、ただただ楽しすぎて最高でした。
どのアイドルも好きですし、どのアイドルも最高のパフォーマンスでこの共演に応えてくれました。
これからもこの3組の交流が盛んに行われることを、3組のファンとして願っています。
『ネギリリペシア』がシリーズ化してくれたら良いですね。
例えばそれぞれの本拠地である大阪や新潟で、関係ないけど札幌でも良いですよ。
この3組の対バンツアーってそこそこ需要はあると思うんだけどなぁ。

ネギリリペシア最高!



ナタリー - 仲良し3組「ネギリリペシア」総勢15人でラインダンス
http://natalie.mu/music/news/115667