ブルブルシェンコのブルブリズム

あたたかいコメント待ってます。

【INFORMATION】

◎豪華アーティスト参加、2015年1月20日リリース!
 Negicco 2nd Full Album『Rice & Snow』
  Rice & Snow
 全曲試聴はこちら→ http://youtu.be/UFwW4lvH-lw

connie & 田島貴男(ORIGINAL LOVE)のタッグ!!
 Negicco NEW SINGLE『光のシュプール』
  <初回限定盤A>            <初回限定盤B>
  光のシュプール<初回限定盤A>光のシュプール<初回限定盤B>
  <通常盤>               <7"シングルレコード>
  光のシュプール<通常盤>光のシュプール<7
 14/12/15付 オリコンシングル週間 5位
 14/12/1付 オリコンシングルデイリー 1位

『Negicco RADIO』 Ustream放送
 毎週月曜日19:30頃~ 
 http://www.ustream.tv/channel/negicco-radio
 メールは negi@fmkento.com まで。

Negicco LIVE DVD
 『「Melody Palette」~お気に入りのパーティーへ~』

  「Melody Palette」~お気に入りのパーティーへ~

◎豪華アーティスト参加、結成10周年初のオリジナル・フルアルバム!!
 Negicco 1st Full Album『Melody Palette』
  Melody Palette
 TX系『JAPAN COUNTDOWN』13/7/28付アルバムチャート 15位
 全曲試聴はこちら→ http://youtu.be/qzxZ4WMh-vs

テーマ:
3月4日にリリースされたねごとの3rdアルバム『VISION』が非常に素晴らしいです。





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ねごと『VISION』

01. 未来航路
02. 黄昏のラプソディ
03. endless
04. エイリアンエステート
05. シンクロマニカ
06. コーラルブルー
07. GREAT CITY KIDS
08. 透明な魚
09. 真夜中のアンセム
10. ドリーミードライバー
11. アンモナイト!
12. Time machine
13. 憧憬

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『VISION』を聴いてまず印象に残ったのは、ヴォーカルの蒼山幸子さんの歌声。
元々良い歌声ですが、今作では遠くまで突き抜けるような凛とした力強さがプラスされて、バンドに漂うポジティヴなモードを感じることができるというか。

そして演奏やアレンジに関しても以前から優れたものがありましたが、今作でさらに進化した感じがあります。
楽曲のいろんなところに4人のアイデアが散りばめられていて。
聴いていてワクワクする音楽性がねごとにはあると思うんですよね。
宇宙をイメージしたアートワークにも表れていますが、ロックというフィールドで自由に泳いでいるかのような。
セルフ・プロデュースでここまでカラフルな表現ができるところが凄いと思います。


曲単位で言うと、まず1曲目の「未来航路」が素晴らしい。
歌詞もサウンドもポジティヴで走り抜ける感じがあって、アルバムの1曲目に相応しい曲だと思います。
2曲目の「黄昏のラプソディ」はリズム隊のアレンジがめちゃくちゃ好み。




アルバムのリードトラックである「endless」。
浮遊感のある音色が心地良くて、ギターの鳴りが好き。
ねごとのアレンジの上手さ、特にサウンドディレクションを担っている沙田瑞紀(Gt)さんのセンスを感じますね。




前作『5』のリリース後に初めてリリースされたシングル曲の「シンクロマニカ」。
アルバムで聴いて改めてかっこいい曲だなと思いました。




「コーラルブルー」はねごとの武器でもある爽やかな疾走感のある曲調で。
「GREAT CITY KIDS」ではエネルギッシュなギターロックが聴けます。
間奏で3連譜が入るところが好きです。

澤村小夜子(Dr)さんと藤咲佑(B)さんが参加している2曲も非常に良いんですよね。
今までのねごととはまた違った色の曲になっていて。
澤村さんが作詞をした「透明な魚」は随所に入る
“1, 2 swing to night 上昇 heart beat more”
という多重コーラスとシンセの音色が心地良くて。
また終盤の間奏でベースだけになるところからの展開がすごくかっこいいです。
藤咲さんが作詞をした「ドリーミードライバー」はかわいらしくちょっと切ない歌詞がすごく良くて。
穏やかなバラードアレンジ、コードも私好みですね。沁みます。

バラードの「Time machine」から「憧憬」でかっこ良くフィニッシュする流れも好き。
「Time machine」の壮大な感じはライブで聴いたら泣けるだろうなぁ。
「憧憬」の未来を真っすぐに見据えた歌詞とロックならではのグルーヴ感が良いんですよね。
“長い長い旅は続いてく いつかはその愛を撃ち抜きたい”というフレーズはねごと自身の決意でもあるのかな。


曲単位でつらつらと挙げてきましたが、本当にどの曲も素晴らしくて、どれが一番とか選べないくらいなんです。
名盤ってそういう要素があるでしょう。
楽曲も良いし流れも良い。
これは間違いなく、ねごと史上最高傑作のアルバムだと思います。
というか、2015年のロックシーンを代表するアルバムでしょう。
これは聴かなきゃ損ですよ、マジで。

オススメです!



ねごと 公式ブログ - バンホーテンさやこ教室「ドラムのVISION」 - Powered by LINE
http://lineblog.me/negoto/archives/24942852.html

↑澤村さんがドラム目線でアルバムの解説をしてくれています。
こういうの嬉しい!
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WHY@DOLL「曖昧MOON」リリースイベント

日時:2015年3月19日(木)18:00~
会場:タワーレコード札幌ピヴォ店
出演:WHY@DOLL




北海道出身の2人組アイドルユニット・WHY@DOLL(ホワイドール)がニューシングル『曖昧MOON』をリリース。
昨日来道し、タワーレコード札幌ピヴォ店にてリリースイベントを行いました。




オープニングSE「NAMARA!!」に乗せて、WHY@DOLLは『曖昧MOON』のジャケットで着用している紺のひらひらスカートの衣裳で登場。
「MAGIC MOTION NO.5」からライブはスタート。
音源よりも上手になっているように感じました。

北海道では初披露となる新曲の「曖昧MOON」。
以前もブログで書きましたが、サビ始まりのイントロからの昂揚感と、秀逸なフック。
軽やかなエレピと華やかなホーン、カッティングギターに。
凝ったベースラインも好きですねぇ。
とにかく会心と言える素晴らしい曲。
WHY@DOLLの代表曲になること間違いなしですね。
ライブパフォーマンスはBS朝日『アイドルお宝くじ』でワンコーラスを見ただけでフルサイズで見るのは初めてでしたが、スカートを使った女性らしい振付で、腕や背中を綺麗に見せるところ、余韻など好感の持てる感じでとても良かったです。

カップリングの「シグナル」もリードに負けないくらいの名曲で。
“待ってますか? 知ってますか?”というサビの掛け合いとハモりがすごく良いんですよ。
歌詞には“公園通り”や“山手線”といったワードが登場しており、サウンドは春にぴったりの爽やかなバンドサウンドで、まさに渋谷系の香り。
Negiccoやバニラビーンズや星野みちるさんあたりが好きな私にはたまらない曲です。

4曲目の「パウダースノウ」は先月発売されたミニアルバム『NAMARA!!』に収録されている曲。
オシャレで心地良いスウィング・ジャズです。
この曲は振付がとんでもなく可愛いので、皆さんにも見てもらいたいですね。
見ていて照れてしまいました。
ラストは「ありがとう」を歌い、ミニライブは終了。

初めて特典会にも参加しちゃったりして。
青木千春さんと。



お話するのは初めてでしたが、私がWHY@DOLLを好きになった経緯とか、Negiccoのファンだということとか、ミニアルバムをヘビロテしていることとか、人見知りで緊張しいな私にしては割とすんなり話せて充実の特典会でした。



---- SET LIST ----

M01 MAGIC MOTION NO.5
M02 曖昧MOON
M03 シグナル
M04 パウダースノウ
M05 ありがとう






ニューシングルもヘビロテ確定ですね。
アートワークもオシャレで好きです。
盤面もMOON柄になっていますよ。

WHY@DOLLはウェブインタビューでお手本にするアイドルとしてNegiccoを挙げてくれていまして。
少人数であることや老若男女に受け入れられる楽曲などにシンパシーを感じてくれているみたいです。
数あるアイドルの中で、もっと分かりやすく売れているアイドルもいる中でNegiccoを挙げてくれているというのが嬉しいですし、ますますこれからのWHY@DOLLに期待をしたくなりますね。

私がWHY@DOLLを好きになったのは最近ですが、彼女達のライブを見るたびにデュオとしてのポテンシャルの高さを感じます。
メジャーデビューしてからのハイセンスでポップな音楽性の定まり方、名前から来るビジュアルやパフォーマンスの“ドール感”、シンクロと個性のバランス。
今はまだ進化の途中かもしれませんが、これを突き詰めていけば、理想的なデュオアイドルとして老若男女広い層に支持されるアイドルになれるんじゃないかなと思います。

4月には浦谷はるなさんの生誕祭がBessie Hallで行われるということで、音の良い箱ですし、見に行こうかなと画策中です。


WHY@DOLL「曖昧MOON」
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00091/v10137/v0994000000000542923/
↑こちらでミュージックビデオが見られます。まずは視聴してみるべし!
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テーマ:
2月22日放送のNHK総合『MUSIC JAPAN』やサトウ食品「サトウのごはん」全国CMをきっかけに、Negicco(ネギッコ)が気になる存在になった、あるいは好きになったという方。
少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
そんな方に申し上げたいのは、まずはNegicco(ねぎっこ←検索用)の楽曲を聴いてくださいということ。
歴史が長いとか苦労人だとかいろいろありますが、そんなことはあくまでプラスアルファでしかない。
大事なのは、現在進行形で「Negiccoってどんなアイドルよ?」との問いにクリーンな答えを示してくれるのは楽曲そのものなのです。
高品質で音楽業界、ミュージシャン仲間からの評価が高い楽曲の数々を聴いていただければ、たちまちあなたもNegiccoのファンになるかも!?
ということで、最新アルバム『Rice & Snow』の感想文を、発売から2ヶ月が経とうとしている今書いてみました。
世界一長い感想文になっているかと思います。





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1. トリプル!WONDERLAND
[作詞・作曲・編曲:矢野博康]

『Rice & Snow』はイントロから尋常でない昂揚感を得られる「トリプル!WONDERLAND」で幕を開けます。
濃厚なフックとタメが絶妙で、随所に登場する
“せーの!N.E.G.I.C.C.O!Shake it!Do it!Make it!!Negi!”
というフレーズは自然と口ずさんでしまうキャッチーさがあります。
四つ打ちのダンサブルなビートの上で土方隆行さんによるカッティングギターと千ヶ崎学(KIRINJI)さんによるベースが踊っており、非常にグルーヴィーなサウンドを構築しています。
また歌詞もすごく良いのですよ。
“Don't Be Afraid! 迷い込んでも この手を離さないでね 3人いれば無敵のパワーが湧いてくる!”
“きらめいた季節は 恋のように いつか終わってしまうから さよならネガティヴ・ガールズ!”
ものすごく明るい曲調なのに歌詞だけ読んだら泣きそうになります。
Negiccoの背中を優しく押してくれるようなポジティヴな歌詞でとても好きです。
まさにアルバムの始まりに相応しい楽曲ですね。




2. ときめきのヘッドライナー
[作詞:Jane Su / 作曲:西寺郷太 / 編曲:奥田健介・西寺郷太]

あなたの本命(ヘッドライナー)になりたいという女心をNegicco自身に重ねて歌ったポップチューンです。
バラード調の導入部から“「準備はいいか?」”というMeguさんの掛け声とドラムのフィルインを合図に疾走感のあるギターポップへ急展開します。
「トリプル!WONDERLAND」との曲間が短いため、ギアを一旦戻して再び加速する、そんな印象を受けます。
導入部のメロディーがAメロの伏線になっているところが個人的に好きです。
NONA REEVESのメンバー全面協力で小松シゲルさんによる力強いドラム、奥田健介さんによる見事なアレンジと“泣き”のギター。
そして大サビにあたる“La la la la la…”の壮大な昂揚感はNONA REEVESならではのテイストで素晴らしいですね。
ジェーン・スーさんの歌詞も秀逸で。
“すべからくヘッドライナー 各駅停車 景色見ながら もっとずっと遠くへ”
“次の夏にはキミを待ってるよ いちばん大きな特別のロゴで!”
ここの歌詞が特に好きですね。
前作『Melody Palette』の評判が良かった分『Rice & Snow』のハードルが上がっていましたが、「トリプル!WONDERLAND」「ときめきのヘッドライナー」という非常にパワフルなキラーチューン2曲を畳み掛けている時点でハードルを軽く超えちゃってますよね。




3. 1000%の片想い feat. Tomoko Ikeda(Shiggy Jr.)
[作詞・作曲:connie / 編曲:Shiggy Jr.]

先行シングルのカップリングに「1000%の片想い」として収録されていた楽曲に、フィーチャリングボーカルとして池田智子(Shiggy Jr.)さんを迎えたニューバージョン。
大学生の主人公がクラスで人気の男の子に片想いをする、女心の揺れ動きを描いたシャッフルビートの胸キュンソングです。
大学生と世代が近いこともあり、Negiccoにとっては等身大のラヴソングで、歌詞とNegiccoの歌声がぴったりハマっています。
特にMeguさんの表現がお見事。
さらに池田智子さんの歌声が加わることでコーラスの幅が広がり、また池田さんの澄んだハイトーンボイスによりさらに華やかな曲になっています。
Shiggy Jr.の瑞々しいポップ感とNegiccoは相性が良いことを改めて感じる楽曲です。


4. クリームソーダLove
[作詞:Nao☆ / 作曲:connie / 編曲:北川勝利]

作詞がNegiccoのNao☆さん、作曲がconnieさん、アレンジが北川勝利(ROUND TABLE)さんという豪華な組み合わせの、胸キュンなラヴソング。
千ヶ崎学さんのベースと北園みなみさんの楽器アレンジによって温和な曲調になっています。
加えてNegiccoの歌唱とNao☆さんの歌詞が楽曲にかわいらしさをもたらしています。
Nao☆さん本人が柔らかさを意識して擬音を多く入れたとインタビューで語っていましたが、難解な表現が避けられているのでフレーズが耳に入ってきやすいんですよね。
“そろそろフワフワ 眠りにおちてく”とか。
それ故に情景が浮かべることができて、“胸キュンキュンだよっ♡”というキラーフレーズもキュートで。
良い歌詞だなと思います。


5. サンシャイン日本海
[作詞・作曲・編曲:田島貴男]

田島貴男(ORIGINAL LOVE)さんがプロデュースした、夏のブリージン歌謡。
“夏休みまであと何日”と来たる夏を楽しみに待つ女の子をシンプルなフレーズで描いた歌詞が素晴らしいです。
“道の駅 かき氷 あなたはひやむぎ”
“浴衣なでしこで行くの”
“たくさん遊んでぐっすり眠るの 大好きなあなたと”
一つ一つのフレーズが心に残ります。
またサウンド面においても、比較的音数を少なくシンプルなアレンジにしており、一つ一つがクリアで唯一無二の音色になっています。
モコモコなベースに特徴的な田島さんのジャズ・ギターがとても爽やかな音色で。
Negiccoの歌声も爽やかで、サビの三声のハモりが非常に綺麗で心地良いです。
夏の名曲が多い、夏が似合うNegiccoに、また新たな夏の名曲が加わりました。




6. 裸足のRainbow
[作詞・作曲:connie / 編曲:スカート]

スカートがアレンジを担当したミディアムポップス。
この曲は曲調から何となくシュガーベイブを思い起こします。
「サンシャイン日本海」もそうですが比較的音数が少なめでシンプルな分、一つ一つの音が立っていて。
ギターの音色とリズム隊のアレンジが非常に好きですね。
歌詞は日常世界を描いているようで、猫が誘い出した世界という少しファンタジックな要素もあるように感じました。
言葉数が少ない分、受け手に歌詞世界を想像させるようにできていますね。
シンプルなのですが、深く面白い楽曲だと思います。


7. 二人の遊戯
[作詞・作曲:connie / 編曲:矢野博康]

アルバムを大きくセクション分けをすると、ここからが後半ということになります。
曲調がガラリと変わり、クールサイドなNegicco。
“粋なMusic 散りばめられた光に”という最初の入りで、「裸足のRainbow」とは全く違う強めの歌い方をしていることが分かります。
BTB & KASHIFが参加しており、トークボックスを駆使した80年代のシンセミュージックという感じ。
南波志帆さんの楽曲や「トリプル!WONDERLAND」とはまた違った趣向を凝らしたダンスミュージックになっていて、矢野博康さんの多才ぶりに驚くばかりです。
ちなみに“君にスイングバイ すべり込む軌道のピンホール”という歌詞は「Space Nekojaracy」にも登場します。


8. パジャマ・パーティー・ナイト
[作詞・作曲:connie / 編曲:Orland]

「二人の遊戯」と「パジャマ・パーティー・ナイト」は80年代シンセミュージックの流れを汲んだ同系統の楽曲ですが、クールサイドの「二人の遊戯」に対して明るめのNJS感のあるシンセミュージックになっています。
この曲ではOrlandの得意なサウンドを存分に堪能することができます。
Negiccoとの共演をきっかけにOrlandを好きになった私。
Negiccoの楽曲をいつかOrlandが手がけてくれないかなと淡い期待をしていたのですが、『Rice & Snow』で実現して嬉しかったです。
“突然のお別れに びっくりよ でも君が決めた未来はいつも ずっと明るいから”
“さみしいけど Smiling 笑顔で送ろう”
夢を追って旅立つ友を明るく送り出す歌詞は実にconnieさんらしい前向きで背中を押してくれるようなもので、Negicco自身にも重ねられるものです。
終盤の転調するところも好きですね。
ちなみにNegiccoのオリジナル楽曲史上最も長い楽曲です(5分27秒)。


9. BLUE, GREEN, RED AND GONE
[作詞・作曲・編曲:三浦康嗣]

□□□(クチロロ)の三浦さんがプロデュースしたドラムンベース調のシティポップ。
タイトルは「Blue, Green, Grey and Gone」というジャズの楽曲が元ネタで、揺れ動く恋心を首都高速に喩えています。
今回のアルバムの中でも特にNegiccoにとってチャレンジングな曲ではないでしょうか。
複雑な歌割りとメロディーラインは複雑な首都高速の入り組みを表しているかのよう。
“巡る…巡る…”のリフレインが頭の中を巡ります。
リズムはドラムンベースなのですが、ドラムはすべて一瀬正和(ASPARAGUS)さんによる人力演奏なのです。これは凄い。
この曲が初めてラジオでオンエアされたときは衝撃でしたね。
ちなみにNegiccoで終わりがフェードアウトになっている楽曲はこれが初めてです。


10. Space Nekojaracy
[作詞:connie / 作曲:connie・吉田哲人 / 編曲:吉田哲人]

漠然としたスペイシーな世界を描いたアシッドハウス。
まさかNegiccoでアシッドハウスが聴けるとは思いませんでした。
こちらもNegiccoにとってかなりチャレンジングな曲だったと思います。
“~し”と韻を踏んでいるAメロはどことなく電気グルーヴを思い起こしますね。
突き放すように歌うAメロと強めに歌い上げるパートがあり、アレンジも相俟って聴いていてトランスするような感じ。
アシッドハウスで世界を席巻したTB-303というシンセサイザーが実際に使用されていて、Kaedeさんの“303!Kick!Chop!”の合図でビコビコとTB-303の音がなだれ込むところが気持ち良いですね。


11. 自由に
[作詞・作曲:connie / 編曲:蓮沼執太]

タイトル通りの自由な遊びのある歌詞が特徴的な楽曲。
アルバムの中でも特にNegiccoの声をフィーチャーした曲であるように思いました。
前半のラップパート、随所に入るハミングなど、全体的にNegiccoの声とリズム隊がメインで、ギターやグロッケンなども入っていますが主張しすぎないようにスパイス程度に抑えてあります。
そのためNegiccoの声質の良さがダイレクトに伝わってきます。
ハミングの心地良さと“自由に”の言い方のそれぞれの個性だけで飯が三杯食えます。
(Nao☆さんのみ“自由に~”と歌っているというのがまた絶妙なんですよね)
ここまでNegiccoの声の魅力を引き出しているのは、connieさんのプロデュース力と蓮沼さんのアレンジの素晴らしさだと思うんですよね。
「BLUE, GREEN, RED AND GONE」「Space Nekojaracy」の浮遊感、かっちりとしたコンセプトを感じる流れからこの「自由に」で解き放たれる感じ。
Negiccoのピースフルな雰囲気がよく感じられる曲で、アルバムの中で一番好きですね。


12. 光のシュプール
[作詞・作曲:connie / 編曲:田島貴男]

先行シングルとしてオリコン週間5位を獲得した王道のウィンターラヴソング。
まず「光のシュプール」というタイトルが素晴らしいですよね。
フックの効いたconnieさんのメロディーは極上の良さで。
ギターが田島さん、ベースが小松秀行さん、ドラムが小松シゲル(NONA REEVES)さん、ピアノが冨田謙さんというそれぞれのスペシャリストによる演奏はとてもゴージャスで、サウンドに煌めきを与えています。
特に1番終わりの間奏から2番のAメロへの入りが完璧だと思います。
そしてNegiccoの各々の凛とした歌声、サビの綺麗なハモりがストーリーに説得力を持たせ、大人なラヴソングに仕上がっている。
またアルバム後半の実験的でありコンセプトのかっちりしたゾーンから「自由に」で清々しくリセットされるため、「光のシュプール」がスッと心に入ってくるんですよね。
前後を含めて曲順がよく練られています。




13. ありがとうのプレゼント
[作詞:Negicco / 作曲・編曲:connie]

アルバムの後奏的な役割を担っている1分7秒の楽曲。
歌詞はブックレットではなく帯裏に手書きで掲載されています。
非常にシンプルなアレンジで、「光のシュプール」で華やかにラストを飾った後の余韻として聴くとちょうど良いですね。
(チーム)Negiccoからアルバムを手に取って聴いてくれたリスナーへの感謝を込めて、カーテンコールで手を取り合って肉声で挨拶しているようなイメージで私は聴いています。


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アルバム全体を通して感じたのは、多彩な曲調が織り込まれていながら前作『Melody Palette』同様に流れが良いこと。
試聴で心を掴むアップテンポなM1~M2、ミディアムテンポで軽やかなポップミュージックのM3~M6、ミラーボールが似合いそうなクラブユースのM7~M10。
M11でリセットして、M12で王道のNegiccoを見せて、M13で締めのカーテンコール。
実によくまとまっています。
そしてアルバム全体、そして9曲のプロデュースをしているconnieさんのポップ職人としての能力の高さ、前作『Melody Palette』からの進化を感じます。
そして多彩な楽曲を歌い上げているNegiccoの歌い手としての進化。
「二人の遊戯」のクールサイドな雰囲気や「裸足のRainbow」のあたたかみなどはNegiccoの歌によって、それこそ「自由に」はNegiccoの声質の進化を感じますし。
これは『Melody Palette』以後の様々な表現方法を経験したからこそ、表現の幅が広がり歌の強度、説得力が増したのだと思います。
要するにこれだけ幅広い楽曲をこなし、なおかつ芯が通っていることが実に見事なのです。

また生活感のある部屋をイメージした小ネタ満載のジャケット写真及びブックレット、白地に新潟県の形が浮かび上がるシンプルで大胆なCD盤面、帯裏を使った演出などのアートワークが非常に凝っていて好みですね。
アルバムは中身だけでなくアートワークつまりはパッケージも含めたトータルものだと思っているので、この点は非常にポイントが高いです。
それから制作陣を知ることができるクレジットだけでも十分に楽しめます。
クレジットがメインの歌詞よりも前のページに掲載されている時点で、制作陣に自信を持っている、アルバムの“売り”であることの表れですよね。

『Rice & Snow』はレペゼン新潟であるNegiccoを象徴する作品であり、たとえ新潟とは縁が無い人にとっても豊かな音楽を楽しむことができる、2015年を代表するJ-POPの名盤だと思います。
『Rice & Snow』を聴いて、あなたもネギネギしませんか。
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テーマ:
昨年『MAGIC MOTION NO.5』でメジャーデビューを果たした北海道出身の2人組アイドルユニット・WHY@DOLL(ホワイドール)さん。




私はその「MAGIC MOTION NO.5」を聴いてWHY@DOLLさんに好感を持ち、この路線で行ってくれれば2015年は楽しみだなぁ、期待できるなぁと思っておりました。




そして先月にリリースされた初のミニアルバム『NAMARA!!』。
タイトルはぶっ飛んでいますが、聴いてみると色鮮やかで全体的に品の良い作品でした。
特に新曲がとても良くて。
横浜を舞台にしたアップテンポなナンバー「バニラシェイク」、音の温かみとサビのハモりが心地良いボサノヴァ「2月のエピローグ」、キラキラなスウィングジャズ「パウダースノウ」はどれもお気に入りです。

ここまでミニアルバムが良いと、3月18日にリリースされるニューシングル『曖昧MOON』への期待値が上がるじゃないですか。
「曖昧MOON」の音源が解禁されて聴いてみたら、一言で言うならもう素晴らしい曲で。
サビ始まりのイントロから、エレピが入って、溜めてからのフィルイン、ブラスが華やかに登場、みたいな。
二人の歌声が「MAGIC MOTION NO.5」のときよりずっと進化していて。
メロディーはフックが効きまくりで、ものすごい掴まれます。
フルMVが「GYAO!」にて公開されているので、ぜひご覧ください。


WHY@DOLL「曖昧MOON」
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00091/v10137/v0994000000000542923/


オリコンでトップ10に入っても何ら不思議じゃないと私は思います。
決して大袈裟でなく。
良い曲が当たり前のように売れるとは限らないのがこの世の中ですが…
「曖昧MOON」にはそんなパワーを感じるのです。

“このまま進化するのであれば、すごく楽しみなアイドル”と以前ブログに書きましたが、その通りに進化してくれていて嬉しいです。
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テーマ:
ベストアルバム発売記念!
全曲再現アコースティックライヴ「LIFE LIVE ACOUSTIC」


日時:2015年3月8日(日)12:30~
会場:musica hall cafe(北海道札幌市)
出演:D.W.ニコルズ




結成10周年を記念して4月15日にベストアルバム『LIFE』をリリースするD.W.ニコルズ。
4年前に音楽番組で知って以来、私が敬愛するバンドです。
そんなD.W.ニコルズがベストアルバムを全曲再現するワンマンライブを札幌で開催するということで、見に行きました。




会場はmusica hall cafeという初めて訪れる所。
ライブハウスではなく、カフェ空間で近い距離で同じ目線の高さでアコースティックライブを見るというのが何とも魅力的。
ライブ自体を見るのは約1ヶ月ぶりで、D.W.ニコルズのライブは約8ヶ月ぶりということで楽しみにしていました。

ライブは「愛に。」からアルバムの収録順のセットリストで進行していきます。
わたなべだいすけ(Vo, G)さんは1曲終わるたびに

「…良い曲ですね。」

と一言。それに我々オーディエンスの皆が頷くという茶番。
でも皆、心から頷いてるんですよ。
だって良い曲だもん。



「春風」からの「B.D.K.」は特に好きなコンボ。
「B.D.K.」はリリースよりももっと初期の段階にできた曲だったんですって。



新生活を始めた女の子を描いた「あの街この街」は今の時期にぴったりな曲。
アコースティックアレンジが新鮮でした。
「グッディ」ではグッドサインを掲げて、皆で合唱。
グッドサインは相変わらず北海道のお客さん以外には浸透していないらしいですが。

黄色のTシャツに赤いサスペンダーを身に付けていて、千葉真奈美(B, Cho)さんに「オムライスみたい!」とツッコまれるだいちゃん(わたなべ)。
一方でまなん(千葉)はパンの柄の服を着ているという洋食屋コンビでした。
リサビートこと岡田梨沙(Dr, Cho)さんの親切な手拍子誘導は初心者でも乗りやすく。
鈴木健太(Gt, Cho)さんの男前な兄貴キャラは場を和ませてくれます。
ギターテクも素晴らしいです。



ライブで初めて披露したときからお客さんの一体感がすごかったという「スマイル」。
“ハイリハイリホー!”の合唱をするのが本当に楽しい。
「フランスパンのうた」ではギターを演奏せずにマイク一本で歌うだいちゃん。
“やきたて!”と自由に煽っていてなまら笑ったなぁ。

ラストは亀田誠治さんプロデュースの新曲「LIFE」。
初めて聴きましたが、これもニコルズらしさに溢れた良い曲でした。
3月1日にレコーディング、3月5日にマスタリングをしたという完成したばかりの曲をこんなに早く聴けるなんて、ファンとしてはすごく嬉しいことですよね。


D.W.ニコルズは楽曲の良さはもちろん、音を奏でる4人のアンサンブル、その雰囲気がとてもハートフルで。
それが音にも表れているんですよね。
ニコルズの楽曲を聴くと元気をもらえます。
ファンもニコルズの音に呼応するかのように雰囲気が良くて、ライブ会場はとても居心地が良いんですよね。
ファンだけでなく初めての人でも自然と溶け込めるあたたかさ。

D.W.ニコルズのライブは音楽が好きなすべての皆さんにおすすめします。
6月にはツアーで全国を回りますので、興味のある方はぜひ。
私も6月26日の札幌公演はもちろん見に行く予定です。



---- SET LIST ----

M01 愛に。
M02 春うらら
M03 マイライフストーリー
M04 春風
M05 B.D.K.
M06 一秒でもはやく
M07 あの街この街
M08 グッディ
M09 I like you
M10 カレーのルウ
M11 ありがとう
M12 PUSH
M13 東京
M14 スマイル
M15 フランスパンのうた
M16 ローリン ローリン
M17 波瀾爆笑
M18 haleiwa
M19 LIFE
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