先週から始まったNHK朝の連ドラ「芋たこなんきん」。
偶然なのですが・・・、
いつも仲良くさせて頂いている「何かいいことあるかも・・・?」のbcさん から、
「関西では女性の好きな食べ物は『芋たこなんきん』と言うのですよ」
と、先日教えて頂いたばかりでした・・・なんて、タイムリーなドラマ化でしょう!
そんな経緯もあって、また好きな作家の田辺聖子さんの半生をモデルにしたドラマということで、
始まる前からとても楽しみにしていました♪
田辺さんの著書は、結構読んだのですが、古典モノも面白いのですが、
現在モノの関西弁のユーモラスな会話が、楽しかった記憶があります。
ドラマが始まって、今週は第2週目ですが、
主役の藤山直美さん、関西の女性のふんわりした雰囲気を本当によく出していますよね?
そして、関西弁での会話がとても楽しいドラマです。
ストーリーは、田辺さんご夫婦の実際の結婚生活がベースになっているということですが、
30代の後半にして、5人の子持ちの「男やもめ」と結婚する駆け出し「女性作家」の物語です。
このドラマの脚本家は、長川千佳子さんという方だそうですが、
番組のHPにこんなメッセージを載せていらっしゃいます・・・
「この物語は町子と健次郎の夫婦の物語です。
家庭の中心は夫婦。親子関係より「まず先に夫婦」というのが、この作品の大きな柱です。
大家族に飛び込んだ町子は健次郎とともに笑い、時には涙し、多忙な日常を抱えながらも
「夫婦とは、家族とは、親子とは」というテーマに常に向き合い、二人で語り続けます。
この夫婦の関係、そして、藤山直美さん、國村隼さんの息の合った絶妙のやりとりをぜひご堪能ください。
そして見終わったあと、相性の良い、愛するパートナーと出会って人生を一緒に歩んでいく幸せを感じ取っていただければ幸いです。」
これを読んで、脚本家の方の意気込みを感じると同時に、
改めて、私自身を含めて「夫婦」の大事さを考えさせられました。
何だかとても心に染みるメッセージです・・・。
実は私の身近な女性が、最近『離婚』を考えているというのです。
先日会った彼女は、『今すぐにではないけど、近い将来別れようと、思っている』
『夫との将来が、思い浮かばない。一緒に居ても、楽しくない』と言っていました・・・。
以前から何となく様子が変だとは思っていたのですが、まさかそこまで考えているなんて!
彼女は昔からこうと決めたら、とことんやり抜くタイプ。
そんな彼女が決めたことなのですから、心の中では「待って!」という言葉を叫んでいましたが、
私にはなんとも返事のしようがありませんでした・・・。
今日の放送での町子の台詞・・・結婚を反対する友人へ言った言葉に、ドキッとしました。
「彼と一緒にいると、楽しいねん。明日何があるか考えると、わくわくするねん!」
・・・これって大事なことですよね!
ずっとこんな夫婦でいれたら、いつまでも一緒に生きていけるだろうに!
一緒に生活していく以上、お互いに良いところも悪いところもあるでしょう。
でも縁あって夫婦になったのですから、楽しく生活していきたいですよね。
私と夫もいつもラブラブではなくて(そうなんすよ?bcさん)、色んなことがありました。
別れようと思ったことも、一度や二度ではありません。
気持ちが離れそうなときは、一緒に出かけたりして、リフレシュするように心がけています。
何とか別れずにやっているのは、子どもがいるからかもしれません・・・。
彼女達夫婦に何があったのか、詳しくは分かりませんが、子どももいることですし、
何とかやっていけないものだろうか?と、考えてしまうのです。
彼女達家族の、これからを思うと・・・ツライ気持ちになりました。
「一緒にいて楽しい、ずっと一緒にいたい」
こんな気持ちを相手に持ち続けるのは、簡単なようでいて、大変難しいことですね。
夫にとって私が、そんな存在でいられることを願っています。
私たちも「芋たこなんきん」の夫婦のように、ずっといられたらいいな!