毎年の定期健康診断の際には、子宮がんと乳がんの検査を受けています。
今年も8月に乳がん検査を受診しました。1ヵ月後のある日、思わぬ知らせが・・・
『乳房の右下に石灰石の影が見られます。
もう一度精密な検査を受診してください。』
えええ~!?
なんですって・・・まさか自分が!
と多少パニックに陥りながらも、親しくしている職場の方に相談しました。
その方は私より少し年上で、同じような経験があり、治療の経験もあると聞いていたので、
何か良いアドバイスはないかと思ったのでした。
まず何かを受診したら良いのか?そのことさえ分かりませんでした・・・
受診すべきは、「乳腺外科」のある病院である事。
この辺では公立のA病院と大学付属のB病院が有名で、良いお医者様もいるとの事。
とにかくすぐ再検査して来なさい!と言うアドバイス。
たまたま怪我で治療中の外科の先生がどちらも紹介できると仰ってくださったので、
1週間も経たないうちに、A病院を受診することになりました。
その間も、私の頭の中では最悪のシナリオが出来上がっていました。
再検査→がん発覚→治療、入院→余命宣告。
等々の想像が頭の中を駆け巡っていました。
もしキャリアと診断されたら、
「自分には一体どれだけの時間が残されているのだろうか?」
その疑問が心の片隅から、離れませんでした。
自分の命のカウントダウンが始まったような気持ちでした。
何故か夫には、なかなか言えませんでした・・・
再検査の日が決まって初めて、夫に打ち明けました。
一瞬夫はショックを受けたように、黙り込んでいました。
心配そうな顔。珍しく真剣な表情。
しばらくして、夫は無理やり明るさを装ったような声で・・・
「俺が付いているから、大丈夫!病気なんかであるはずがないよ」
・・・と言いました。
何だかほっとした事を覚えています。
そして、再検査の日がやって来ました。
(続く)