2013年8月・再発とアメリカ②再検査と再発決定 | 【20代4期肺がん】ぶんたちんの我が道いのち☆

2013年8月・再発とアメリカ②再検査と再発決定

『2013年8月・再発とアメリカ①』


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CTのあと、再び診察。


先生「あのね。
 さっき言った分岐部の股のとこじゃなくて
 その”上”にリンパ腫がある。」


ぶん「上ですか!?」


そして、過去のCTと見比べる。


結果、
前回、4月に再発したものと同じものだった。

さっき指摘された分岐部の所はというと、
やっぱり何だかハッキリしないものがあるだけ。


先生「それよりも今ハッキリしてるのは
 こっちの方で、前回と同じように血管を押してる。」


photo:04





し~~~~~~~~ん・・・・


先生、そのまま黙る。



ぶん「?」


先生は画像を見ながら

「放射線科の先生がもうレポート書いてくれてる。
 なぜかこんな早く・・・」という。


ぶん「笑」



先生「やっぱり放射線科も同じ事を言ってるよ。」


ぶん「本当だ・・・」



「気管分岐部に(先生「分岐部じゃないけどね…」)
 直径18mm大の内部不均一なリンパ節を認めます。
 リンパ節再発を疑う所見ですが、
 過去のCT(2012/4)でも同様の所見があります。」

photo:05



診断
「縦郭リンパ節再発疑い」






これをどうするのか。


先生「このままで置きたくはないので」


ぶん「うん~・・・」


先生「イレッサを増やすしかないよね。」


ぶん「・・・・・だって・・・・
 飲んでないときと同じ・・・・・」


先生「うん・・」


ぶん「・・ですもんね?」


先生「うん。」


ぶん「(イレッサ)増やして・・・
 様子・・見て・・・・・・・・・・」


先生「様子見るのか、」


ぶん「・・か、・・・」


先生「種類変えちゃうか。
 タルセバって薬に変えちゃうか。」



ーータルセバ・・・
   ここでタルセバねえ・・・ーーー



先生「もしくは全然違う薬に変えちゃうかだけど、
 ここまで効いてるのが分かってて(全身を見ての話)
 効くのかどうかも分かんないようなやつに切り替えるのは
 危なくて今はやんない方がいいと思うんで・・」


ぶん「はい。」



先生「やるんだったら
 イレッサを毎日に戻すのか、タルセバに変えるか。」


そこでタルセバの副作用と、
(簡単に説明すると、イレッサに似た薬で
 イレッサの3倍の毒性を持つのがタルセバ) 
タルセバにする場合はイレッサと同様、
間質性肺炎のために2週間の入院をする説明が入る。



ぶん「イレッサを毎日にして様子見て
 反応が出るようであれば、それが1番理想なんですが・・」


先生「そうだよね。」


ぶん「タルセバはやっぱ怖いなっていうのがあります。」


先生「怖いし、また導入するのに時間がかかるから」
  (2週間の入院の事)


ぶん「?」



先生「アメリカ行きがあるから」



ぶん「あ・・そうですよね。」←忘れてた。笑


先生「それ考えると、現実的な解決として
 イレッサを毎日飲んでアメリカ行ってって事かなと。」


ぶん「でも、次のCTが2ヶ月後になるのは・・」


この状況で2ヶ月放置… 
という事で、話し合う。
もちろん、どっちも同じ意見でNG。




先生「コイツだけを殺す、というのであれば
 放射線という手もなくはないんだけど、
 それはそれで渡米前に終わらないから。」



タルセバもイレッサが効く人は
効く可能性があるのは確かだけど、
結局は人それぞれで
どっちも効く人もいれば片方だけしか効かない人もいる。

イレッサが今まですごい効き方をしてきていて、
こんなすごい効果は他の薬ではあり得ない。
だからここで他の薬に行くというのは、
もったいないと思うのがひとつ。


先生「ただ、もうひとつは、
 イレッサは”使い続けると効かなくなる”のでね。
 言葉は悪いけど、
 他の薬で時間を稼いでちょっと休んでから
 またイレッサを使うという考え方もなくはない。」

現実的に何を選択するか・・・・。


先生「これ(画像)もね・・・
 血管が押されてるから・・
 パッと大きくなってるよね、この期間でね・・・」
















※ぶんの言葉は個人的なものです。
 参考程度にみてね☆



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