ブログ作り 〜 OSは、ユーザをどう認識しているか? | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

その話をする前に、

 

コンピュータは、OSを、どう立ち上げているかを、

 

お話ししたいと思います。

 

IBM PC(普通のWindows向けのパソコンです)の場合、

電源を入れると、

 

ハードウェアに固定的に書き込まれているプログラムから、

実行を開始します。

 

これ、プログラムではあるんですが、

ROM(Read Only Memory)という書き換え不可能なハードウェアです。

 

このプログラムをBIOS(Basic Input Output System)と呼びます。

 

このプログラムが、ハードディスクの先頭にある、
ブートセクタと言われている領域にあるプログラムを起動し、
このプログラムがOSを起動します。


なんで、この部分を書き換えれば、
どのOSを起動するのかを、切り替えられるようになります。


この機能を使って、僕のパソコンは、

 

Windows10と、UbuntというOS、

 

どちらを立ち上げるかを、起動時に選択できるようにしています。


これを、ディュアルブートと言います。


OSは、起動されると、

 

どのようなハードウェアが、コンピュータに装備されているのか。。。

 

をチェックし、そのハードウェアを使うために必要な設定をします。

それが済むと、一旦ユーザからの入力を待って待機状態になります。


この先、このコンピュータを使うためには、

事前に登録された、ユーザ名と、パスワードを入力する必要があります。


正しい、ユーザ名とパスワードであることが確認できれば、
OSは、そのユーザ向けの環境を準備し、
それが終わった段階で、ユーザからの、コマンド入力を待ちます

(指示待ち状態です)。


この状態になって、ユーザは、コンピュータを使える状態になります。


最後の「ユーザ向けの環境の準備」は、

 

そのユーザ向けの書斎を準備していると思えば良いです。

 

つまりOSは、ユーザ名と、パスワードの組で管理された、
多数のユーザ向けに、そのユーザのために準備された環境
を提供することが可能です。


そして、このユーザ専用に用意された環境のことを、
ホームディレクトリ(ホームとなるホルダー)と、呼びます。


ここには、事前に準備されているフォルダ(ディレクトリ、
以下省略しますが、どちらも同じ意味)があります。


その1つに"デスクトップ"という名前のフォルダがあり、

先日アップしたこの記事

 

参考「フォルダによるデータの管理」

 

は、

 

”フォルダによるデータの管理.txt”

 

というファイルは、じつは、この中にあります。


また、ホームには、事前に、

 

ドキュメント
音楽

 

とかいうフォルダも準備されています。


これは、あらかじめOSが準備してくれているフォルダで、

 

「その種類のファイルは、そこに置いたら良いんじゃない?」

 

という提案です。


なので、それは強制ではありません。

 

それに、従うにしろ、従わないにしろ、ファイルをどこに置いたかは、
コンピュータの利用者の側が分かってないといけません。


数が多くなれば、どこに何があるかわからなくなります。


普通のフォルダの中にどんなフォルダやファイルがあるかを見るには、
それを表示するプログラムを利用する必要があります。


そのプログラムを

 

Ubuntuでは、"ファイル"、
Windowsでは、"エクスプローラ"

 

と呼んでいます。


で、デスクトップというフォルダは特別なフォルダで、
これはディスプレーと結びついています。


つまり、デスクトップにある、フォルダ、ファイルは、
ディスプレー上で、直接見ることができます。

 

これ、デスクトップと言われる通り、

コンピュータ上の机の上ということです。


他のフォルダは、本棚や、押し入れです。

なんで、そこに行かなきゃ、中見れませんが、

机の上にある書類なら、すぐ手に取れるってことです。


また、利用中のプログラムも、ディスプレーには表示されています。


これ、処理中の書類は、机の上で開かれていて、
すぐ必要な書類は、机の上に置かれているってことです。


つまり、

 

ホームフォルダが、あなたの書斎、
デスクトップがあなたの机

 

その下に何を置くか、それはあなたの自由です。


では、ユーザのホームとなるフォルダの上は、

どうなっているでしょうか?

 

上は、"usr"というフォルダになります。

 

で、このフォルダには、

 

"tanaka"、"suzuki"、"sato"とか、

 

ユーザの名前がついたフォルダがあります。


つまり、各ユーザの専用のフォルダ(書斎)は、

この下に置かれています。

 

では、"usr"ホルダーの上は?

 

これは、"/"(ルート)呼ばれるもので、
これがこのコンピュータが持つ1番上のフォルダです。

 

つまりOSは、"/"(ルート)をトップに、

階層的な構造で、ファイルを管理しています。

 

僕は、このブログの作成及びメンテに使っているユーザは、

bscppmmです。


また、僕は僕自身の、資産管理のため、ネット証券、あるいは、
ネットバンクを管理するためのユーザも持っていて、
こっちのユーザ名は、僕の本名になっています。


なので、先日書いた、僕のブログ記事は、

上から省略なしに言うと、

 

"/usr/bscppmm/デスクトップ/bscpp/20161206/フォルダによるデータの管理.txt"

 

になります。

 

違うフォルダに同じ名前のファイルがあり得ますか、
ルートから省略なしにかけば、

そのコンピュータ上のファイルは一意に特定されます。

 

この表現をフルパスと言います。


さらに、"/"(ルート)には、"usr"以外にも、

"bin"だとか"lib"だとか、いろいろなフォルダがあります。

この中には、何があるのか?

 

それらは、このコンピュータを動かすのに必要な、
プログラムや、設定を指定したファイルです。

OS自体も、ファイルとして、その中にあります。


たとえば、後で実際に使いますが、

"/bin/gedit"

というのは、
テキスト(文章)を編集するプログラムです。


つまり、ユーザのホームの外には、

 

コンピュータを動作させるために

必要なファイルが置かれているわけです。

 

これらは、OSを含む、
このコンピュータを動作させるために
必須のプログラムが格納されたファイルになります。


なので、一般のユーザには、これを削除する事は出来ません。

 

ただし、スーパーユーザという特別なユーザがいて、
このユーザは、このコンピュータの設定を変更したり、
メンテナンスを行うための特別のユーザです。

 

このユーザだけは、全てのファイルを書き換えることが可能です。

もし、動作に必須のファイルを誤って削除してしまえば、
コンピュータは正常に動作しなくなります。

 

だから、スーパーユーザでの作業は、

細心の注意を持って、行う必要があります。

 

なので、スーパーユーザになる権限のある人、

すなわちrootのパスワードを知っている人でも、

 

一般ユーザとしてアカウントも持つようにして、
通常のコンピュータ利用は、一般ユーザで行います。

 

また、スーパーユーザのパスワードは、

第三者に知られないように
厳重に管理する必要があります。

 


このへんの事情は、Windowsでも、全く一緒のはずです。

 

ただ、Windowsでは伝統的に、ディスクを統一的にあつかわず、

 

ディスク毎にアルファベットで、

Cドライブ、Dドライブと呼びます。

 

さらに、以前話したように、フォルダの区切りには、"\"を使います。

 

なので、ホームは、"C:\usr\bscppmm"とかになります。

 

また、

もともと、

 

パーソナルユースを目的にユーザという概念を持たない、

MS-DOSというきわめてシンプルなOSとの互換性を維持しつつ開発

 

されてきた経緯もあり、

この辺のユーザ権限の管理は、かなりいい加減です。

 

最初に作られたユーザが、コンピュータの管理者を兼ねていたりします。

 

ただし、この辺の情報をMicrosoftは、

キチンと公開していませんし、

 

バージョンによって変えてきてますので、

詳細はよくわかりません。

 

 



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