BRING ON HP転載⑥/採用段取り | かんがえる蛙

かんがえる蛙

いろいろカンガエル日々のブログ。

愛ワークさんの依頼で、普段接触しない企業の採用担当者の方から話を聴かせてもらう機会に恵まれました。簡単に言うとそのヒアリングからそれぞれの課題について改善点をご提案差し上げるという流れです。



新卒にしても採用にしても、まず「なぜ獲得活動をするのか」が最初だと考えています。単に人員補充だけでなく、採用後にその人材をどうするかの道筋を建てないことには、活動に具体性が生まれません。結果、「集まらないのは何故?」「採れないのは何故?」「育たないのは何故?」という漠然としたものになってしまいます。



例えば「集まるような情報を発信できているか」「自社にとって集まったといえる母集団は何人くらいなのか」の二点をはっきりさせるだけで随分と計画・行動が変わるのではないでしょうか?漠然と、コミュニケーション能力を求めても、実際コミュニケーション能力がなくてもいいという企業は皆無に近い=自社なりの情報になっていないということや、採用予定人数が若干名なのに果たして100人もいるのか?ということです。



採用担当者にとっては、時期が来たら始まる活動かも知れません。しかし、学生や応募者からしてみれば「一度きりのシーズン」。固定観念やマンネリ、何年も変化していない手法など、「当たり前だと思ってしまっている自社採用の在り方」を一度見つめなおしてみると、「はっ」と気づくところもあるのではないでしょうか?



自社独自の採用活動の在り方を、トライアンドエラーにて確立していくことは、順序としてはとても大事なのではないかなと思います。



私も今回気づきが多かったので、微力ながら地元企業の皆様に設計順序を参加型の研修にて提供しようと計画しています。無料ではありませんが、ご参加いただき価値あるものを提供していきたいと鋭意準備しております。しばらくお待ちください。