2週間の戦い。~その後に続く物語~ -4ページ目

松坂慶子

「元気にポンといっちゃえば大丈夫よ。」

女優・松坂慶子

襲名を前に、悩める落語家がアドバイスを求めた時に発した言葉。

つまらない時、一つ高い志を持てば、景色がガラリと変わって楽しくなるのだという。笑顔でいれば周りの人も寄って来てくれると。
明日の天気は雨。でも、元気にポンっといってみようか。

妖精

「お前にチャンスを与えたことを、俺に後悔させないでくれ」

プロポーズ大作戦・妖精


2007年にフジテレビ系で放送された月9ドラマ『プロポーズ大作戦』。長澤まさみ演じる幼なじみの吉田礼を振り向かせる為、過去に戻るが、あと一歩という所でいつも失敗に終わるという山下智久演じる主人公・岩瀬健。

諦めかけた彼に向かって、妖精が説得するように放った言葉がこれ。

「お前にチャンスを与えたことを、俺に後悔させないでくれ」

思えば、私たちの明日は妖精から与えられたものかもしれない。…それはちょっとロマンチックすぎる発想かもしれないけど、少なくとも親から与えられた命で生きている。

今日眠って、目を覚まして明日が与えられていたら、そのチャンスを無駄にはしたくない。

チャンスを与えてくれた妖精を後悔させたくない。そう思ったら、失せてた気力はきっと戻ってくる。

所詮、ギブアンドテイクの繰り返し。それでもそこに愛を込めたらキラキラしてくるだろう。

まずは、明日が来ることを祈って、今日は眠ろう。

森山未来

「風を受けて、どんどん風化して、最後に残った一欠片。」

俳優・森山未来



『世界の中心で、愛をさけぶ』での「助けてください」と叫ぶシーンを覚えている人は多いだろう。

無我夢中で生きる、走る。そんな朔太郎を演じたのが森山未来だ。

彼のブログは、かなり詩的である。そこから発信されていたのが今日のオコトバ。

荒波に揉まれて、最終的に残るものがある。それが本当の自分なのだと思う。

それを見つけるには、こだわって止まったりせず、歩み続けるべきだ。

歩み続けている彼は、今年11月、あの大ヒットミュージカル『レント』で主役をはる。

幼少の頃からマイケル・ジャクソンに憧れていた彼は、風を受け続けている。そして、それでも変わらないものはあるのだと、体現している。