20110403_カルソッツ | バルセロナ日記

20110403_カルソッツ

もう、何度も書いている ( = 食べている )


カタルーニャの冬の名物・カルソッツ 『 葱焼き 』


今シーズンのカルソッツはこちら → その1  その2




バルセロナ市内でも、食べれるところはいくつかありますが


私たちは専ら 『 その2 』 で行った、郊外のお店がお気に入り


多少遠いけれど、美味しいものを食べたいのでココまで行きました




この日は、車ではなく電車で向かいました


バルセロナ日記


車だと、夫が存分に、CAVAやらワインやらを飲めないからです


電車なら、帰りも安心。ただし、


ワインを買って帰れないというデメリットがありますが、ま、今回はいいでしょう




BCN サンツ駅から電車で40分、それから、町を10分ほど歩いてお店に着きます


途中、ブドウ畑の風景も美しくて、散歩するのにも楽しい町です




今回は、夫とお義母さんの他に、仲良しのスペイン人カップルの計5人


彼らに会うのは久しぶりでした


会って、やっぱりまず、地震の話になりました


彼らは震災直後にも電話をくれて、心配してくれましたが


彼らの家族も、私たちの家族・友達のことを心配してくれていたそう


どうも、ありがとう。


ちなみに、お店の人も、電話予約した際


「 ああ、お前か。家族は大丈夫なのか? 」 と心配してくれました




さて、葱です!


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今回の葱、なんだか、とても


美味しかった!


太くて、甘くて、今季食べた中で一番の美味しさでした


食べる際、周りの炭の部分を取り除くのですが


食通スペイン人の彼に教えてもらった方法 ;


葱の下の方を、多方向から軽く揉んで、そして引っ張ると


あら!不思議


スポッと取れます


これは知らなかった。次からやってみよう


( ちなみに今回も、醤油かポン酢を持って行くのを忘れた )




さて、コースでは


まずこの葱と、アーティチョークの炭焼きが出て来て


その後、肉の炭焼き盛り合わせ&野菜


となります


お肉は、いくつかの種類が乗ってくるのですが


一番美味しい部分のアバラ肉が、今回は3本しか入っていませんでした


私は全く気付かなかったのですが


いち早く夫がそれに気付き、店員さんを呼びつけます


( 変わっているでしょう。逞しいねぇ )


「 5人なのに、アバラ肉が3本しか入ってなかったぞ! 」 と言うと


店員さんは、「 担当はあいつだ 」 と、他の人に責任転嫁


担当の人が来て、また夫


「 5人なのに、ちゃんと予約しているのに、どういうこと? 」 と再び言うと


担当と言われた店員さんは、「 本数じゃなくて重さで提供しているんだ 」


すごい会話だなぁと思って感心して聞いていました


聞く方も、もはや日本人ではないけれど(笑)


答える方も、言い訳ばかりで絶対に謝らない


今まで何度か来て、人数分以下の本数だったことはないので


恐らく、お店の失敗だとは思うけれど


スペイン人って本当に、次から次に、言葉が出てくるよね


いやぁ、あっぱれでした


でも、別に客と店の人が険悪な雰囲気になるわけでもなく


この辺が、日本人の私には、不思議と言うか、面白く思えます


こういう会話も、楽しんじゃうんでしょうね


友達スペイン人も参戦して、みんな若干面白がって話していました




カルソッツは、4月中ごろのセマナ・サンタ ( 復活祭 ) くらいで終わりだって


今季はこれが食べ収めかな


夕飯、食べれないくらい、葱を食べました


ご興味のある方は是非、秋~3月までにいらして下さい


そうそう、


カルソッツには、整腸作用があるそうですよ