事業目的は同じでも、手法を真似てはならない。
まちづくり、企業経営を総称する事業について、常々思っていたことだが真似する奴が多すぎる。
最悪な場合は先進事例として奨励をする、もしくはセミナーで手法のみを刷り込む。
同じようなイベント事業が全国に広がるのは行政、支援機関、青年団体が何処かのまちで成功したと言う事例を鵜呑みにしてスライド事業にする。
成功事例のスライド事業はすべて成功するのか?
答えは事業を展開している当事者が身をもって体感しているはず。
事業報告書と現実が違うのである。
ひとも、まちも、しごとも
ひとつとしておなじものはない。
手法は所詮、目的を遂行するために生み出した者以上の成果は期待できない。
国を盛り上げるには同様でも構わない。
しかし、まちは違う。
しごとはもっと、違う。
目的はひとつしかないと私は考える。
目的は自身の周りを笑顔にすること
自力で世に喜びや楽しみを増やすこと。
それは、環境によって指紋のようにことなる手法と違いひとつしかない。
だから、手法は変えなければならない。
人真似をしない、踏襲しない。
先進事例など参考ていどしかならない。
それには、現状を理解し報徳で実行する技術が必要になる。
それは、他を想う心が強ければ身につく。
そこにしかないもの。
いまあるものを見極め紡ぐ。
ここにしかないものをつくる。
それが未来を拓く唯一の鍵となる。