*ホンジュラス洪水被害に対する緊急支援活動 開始

  

 10月16日(現地時間、日本時間は+15時間)、熱帯低気圧16号がホンジュラス共和国の北部に上陸した。その後、低気圧はホンジュラスに停滞し、ホンジュラス全国で、豪雨による河川の氾濫、洪水、土砂崩れによる被害が発生している。これを受け、ホンジュラス大統領府は10月19日に国家緊急事態宣言を発表した。ホンジュラス緊急事態対処常設委員会(COPECO)は、10月24日時点で、死者30人、避難者5万5000人、被災者67万6000人と発表している。同委員会は北西部と南部および首都テグシガルパを含む中東部地域を警戒地域に指定している。現在、同国北部・南部の被災地へは交通のアクセスが出来ない状況である。

  
 AMDAは10月23日、AMDAグループのAMDA社会開発機構日本人職員2人及び現地職員12人全員の無事を確認した。同日本人職員からの緊急救援のニーズに関する情報を踏まえ、AMDAグループは、ホンジュラス洪水被害に対する支援活動を実施することを決定した。

  
 10月24日、渡辺咲子現地事業統括と現地職員2人が、AMDA社会開発機構の事業地であるエルパライソ県のダンリ市において調査を実施した。首都テグシガルパからダンリ市へ向かう途中の道路も、土砂崩れによって、片側通行となっている箇所がいくつもあった。渡辺事業統括らは、同市において県の緊急対策委員会の会議に参加し、県保健地域事務所長をはじめ保健所職員と被災状況、ニーズ、緊急救援の場所の選定などについて協議した。その後、キューバ人医師や保健所職員と共にフティアパ保健所を訪問し、被災状況を確認した。同市では、家屋の全壊・半壊、浸水の被害が出ており、現時点で、3人が死亡、679人が避難し、2300人以上が被災しているとのことである。

  
 同市の保健所は機能しているものの、河川の氾濫、道路の冠水により保健所へアクセスできない住民が多く、中でも、皮膚系の疾患、レプトスピラ症(家畜などの排泄物から感染する疾患)、喘息などの呼吸器系疾患が目立つ。また、今後、マラリアやデング熱などが広がることも懸念されている。

  
 上記調査結果を受け、25日に首都テグシガルパで医薬品などを調達し、26日にダンリ市において県地域保健事務所と調整を行ったのち、27日から同県のニーズの高い地域において渡辺事業統括と医師を含む現地職員が、保健所職員とチームを組んで巡回診療を行うことを決定した。

  

【救援に従事している日本人職員】
AMDA社会開発機構 ホンジュラス事業統括  渡辺咲子
AMDA社会開発機構 業務調整員  浦上晶絵

  

【AMDAグループがホンジュラスで実施している事業】
1.エルパライソ県母子保健向上支援事業 2007年~継続中
(エルパライソ県トロヘス市、ダンリ市、エルパライソ市)
 保健所職員、伝統的助産婦(TBA)、ヘルスボランティアの育成・能力向上、連携強化
2.世界基金エイズ予防事業運営管理 2004年~継続中 (全国)
 HIV/エイズ予防・啓発プログラムを実施する現地NGOの統括、評価・モニタリング

  
<皆様からの募金を受け付けております>
郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「ホンジュラス・洪水」とご記入下さい

  

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先日、10月17日の神戸新聞の記事を紹介しましたが・・・・


同じ日に、毎日新聞が、全国版の震災特集で、AMDAネパール子ども病院を取り上げてくれたんですよー!

  

これまた、とてもまとまった記事で、10周年記念事業についてもいろいろと書いてくれました。

  

まだまだ、どんどん取り上げてくれるそうです。本当にありがとうございます。

  

それでは、記事を紹介しますね。

  

~~2008年10月17日金曜日、毎日新聞朝刊記事~~

  
毎日新聞
  

震災特集

命はぐくみ10年

AMDAネパール子ども病院

毎日新聞震災特集

  

阪神大震災(95年)の被災地から集まった義援金などを基に、ネパール南西部のブトワル市に建設された「AMDA(アムダ)ネパール子ども病院」が来月2日、開設10周年を迎える。これまでに延べ約40万人の母子が来院し、約1万9000人の赤ちゃんが産声を上げた。KOBEとネパールのきずなが生んだ病院は、母子の未来をはぐくんでいる。【藤原崇志】

毎日新聞写真

  

ネパールは妊婦検診が普及しておらず、出産で命を落とす女性が多い。帝王切開が大半で、妊婦死亡率は日本の60倍、乳幼児死亡率も25倍。自宅での出産は、感染症にかかるリスクも高い。現地に5度赴任した神戸市看護大の早瀬麻子助教は「看護師らに検診の重要性を説き、自然分娩や自由な体位での出産を指導した」と語る。

  

病院は阪神淡路大震災でネパールなどから支援を受けたお返しにと国際医療NGO「AMDA](本部・岡山市)と毎日新聞などがキャンペーンを展開し、被災地からの浄財で設立した。AMDAネパール支部が運営している。

  

「医療は平等」をモットーに、カースト制度の身分に関係なく患者を受け入れ、診療費は他の病院の約10分の1、入院や手術費も半額以下。貧しい人は医療費をローン払いにしたり、父親に病院の工事に携わってもらうなど工夫を凝らす。看護師らは村を巡回し、育児法なども伝授する。

  

この10年間で運営、経営とも自立し、国際支援のモデルケースとなった。AMDA本部の菅波茂理事長は「病院は日本とネパールの懸け橋」と話す。

  

来年には周産期病棟を増設する計画で、AMDA本部(086・284・7730)は寄付を募っている。郵便振替で口座名「AMDA」、口座番号「01250-2-40709」。通信欄に「ネパール子ども病院支援」と記入する。

  

神戸で来月1日シンポジウム

  

シンポジウム「私達の国際協力~ネパール子ども病院10周年の歩みとこれからの取り組み」が11月1日午後1時半から、神戸市中央区雲井通5の神戸市勤労会館4階で開かれる。

  

病院の設立、運営に関わった、AMDA兵庫県支部長の江口貴博医師▽AMDA本部の菅波理事長▽AMDA社会開発機構の鈴木俊介理事長▽元毎日新聞大阪本社編集局長の藤原健さんーが、子ども病院の現状などについて話す。参加費無料。問い合わせはAMDA本部(086・284・7730)。

  

KOBEの支援 根付く教訓

毎日新聞小倉医師

  

子ども病院創設直後から計6回、通算約半年間にわたって現地に赴任したAMDA兵庫県支部の医師、小倉健一郎さん=神戸市=に聞いた。

  

病院には、阪神大震災で被災地の「困っている人を助けるのは当たり前」という教訓が根づいています。貧困層の子どもの命を救おうと、日本人医師の指導を受けたネパール人医師が懸命に診察しています。KOBEの支援があったからこそ、活動を続けることができたのです。

  

病院開設から約5年間は日本からの資金が必要でしたが、今では診察費などで運営費をまかなうことができるようになりました。

  

しかし課題も多い。ネパール全土から大勢の母子が訪れ、一つのベッドに2~3人が寝たり、廊下にまでベッドを並べるなど、手狭になっています。手術中に停電することもあり、医療設備も不足しています。アジア最貧国のネパールでは、救えるはずの命が失われている。更なる支援が必要です。

  

亡くなった子どもたちの姿は、今も私の心に焼き付いています。ネパールに向かい続ける原動力です。

  

おぐら・けんいちろう

農業短大卒業後、青年海外協力隊でフィリピンへ。帰国後、佐賀医科大に進学。95年からAMDA兵庫で活動。四川大地震では政府の「国際緊急援助隊医療チーム」副団長も務めた。

  

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この1週間は、当直と取材三昧の一週間でした。

  

先週、月・金当直の合間、火曜日は徳島新聞、水曜日は神戸新聞、木曜日は読売新聞

  

今週も、月・水・金の当直の合間、昨日の火曜日はあるテレビ局の取材だったんですよ。

  

でも、AMDAネパール子ども病院の10周年が無事迎えられるように、広報に頑張っています。

  

とりあえず、その中で最初に記事にして下さった、神戸新聞の記事からご紹介しますね。

  

先週金曜日に掲載頂いた、AMDAネパール子ども病院をモチーフにした絵本「ありがとぅね」の記事です。

  

~~平成20年10月17日、神戸新聞朝刊記事~~
神戸新聞2

  

支援で建設ネパール子ども病院

感謝の気持ち絵本に

AMDA兵庫支部 売り上げの寄付も

神戸新聞1

  

世界の被災地や貧困地域で医療救援活動に取り組む「AMDA(アジア医師連絡協議会)県支部」=明石市日富美町=が、阪神・淡路大震災で海外からの支援を受けたお礼にネパール・ブトワール市に建設された「AMDAネパール子ども病院」を題材にした絵本「ありがとぅね」を作成した。絵と文は、淡路市尾崎の内科医鈴記好博さん(43)が担当。ネパール語・英語版は現地の子どもたちに無料で配布するほか、日本語版は500円で販売し、売り上げを同病院に新設予定の周産期病棟の建設費に充てる。(大月美佳)

  

AMDAネパール子ども病院の十周年記念事業の一環。同病院は1998年、阪神・淡路の被災地を中心に全国からの支援で建設され、十年間の外来患者は約40万人、入院患者約4万人に上る。50床でスタートしたベッド数は、2003年には99床に増床したが、慢性的に不足で一つのベッドで3-4人が治療を受けているのが現状という。

  

絵本は、主人公の牛とネパールの男の子ビシュヌを中心に展開。お気に入りだった昼寝の木の場所に病院が建設され、不満顔の牛だが、建設の経緯を知り、「ここはとてもいいところだよ」と病院の存在を見直すようになる。

  

「絵本で多くの人の優しさと感謝の気持ちを伝えたかった」と鈴記さん。来年一月十七日には現地で阪神・淡路大震災の犠牲者と、同病院で治療の甲斐なく亡くなった患者への合同慰霊祭を実施。その際に、ネパールの子どもたちに絵本をプレゼントするといい、江口貴博支部長(43)は「震災で助けてもらった感謝の気持ちで生まれた病院だと語り継ぐ手助けになれば」と話している。

  

A5判で、日本語版二千部、ネパール語・英語版千部発行。十一月一日午後一時半~午後四時、神戸市勤労会館(神戸市中央区)で記念講演会とシンポジウム「私達の国際協力~AMDAネパール子ども病院10周年の歩みとこれからの取り組み」を開く。同支部TEL078-911-7851

  

【写真】絵本を見せる江口貴博さん(右)と鈴記好博さん=神戸市中央区

  

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脳外科医不足の影響か、本業もどんどん忙しくなる一方なのに、AMDAネパール子ども病院10周年記念で、絵本、DVD、シンポジウム、慰霊祭などなど、イベントが目白押しで忙しく過ごす日々。

  

いろいろと新聞にも取り上げて下さり、早く報告しないといけないと思いながら、ブログの記事にするのが遅れていてごめんなさい。

  

今日も当直の合間にブログを書くぞ!って思ったら、脳外科救急当番が当たってしまい、小児の外傷、救急車のオンパレード。夕食を食べる暇すらなく、夜半を越えたところです。これで収まってくれれば良いのですけどね。

  

とにかく、忙しくても、少しでも記事を紹介しないと、と、気を奮い立たせてぇ・・・・・っと!

  

今回の取材の一番最初は、神戸市薬剤師会のご支援の記事でした。

  

神戸市薬剤師会様、僕がAMDA兵庫の財務局長をしていた頃から、本当に長年にわたり、ずっと支援をして下さっています。もう8年にも成るんですね。

  

そのきっかけ、いきさつについて書いたブログはこちらです。

  

募金箱の設置と回収をいっしょに!~神戸市薬剤師会様とのご縁

http://ameblo.jp/brain-int/entry-10006576856.html

  

そして、その記事について、ご紹介しますね。大分前の記事でごめんなさいねー。(小泉元首相引退!っていつの記事よっ!)

  

~~9月26日毎日新聞朝刊~~

毎日新聞9.26

  

神戸市薬剤師会

ネパールの子どもたちに

AMDAに30万円寄付

神戸市薬剤師会記事

神戸市薬剤師会(同市中央区)は25日、ネパールの子ども病院を支援している国際医療救援団体「AMDA兵庫県支部」に、募金で集めた現金約30万円を寄付した。市薬剤師会の赤松路子会長が、AMDA県支部の江口貴博支部長に寄付金を手渡した。

  

阪神大震災でネパールなど途上国から支援を受けたお礼に、AMDA(アジア医師連絡協議会、本部・岡山市)と毎日新聞、毎日新聞社会事業団がキャンペーンを展開。被災地などから集まった義援金をもとに98年、ネパールのブトワル市に「AMDAネパール子ども病院」を建設した。病院は、妊婦や乳幼児の死亡率の改善に、大きく貢献している。

  

同会は約8年前から薬局など約55店舗に募金箱を設置。同支部に毎年寄付し、計約300万円に上る。寄付金は病院の周産期病棟の増設費用に充てられる。赤松会長は「ネパールの子どもたちのために役立ててほしい」と話していた。寄付などはAMDA県支部(078-911-7851)へ。

  

【藤原崇志】

  

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この11月2日で、AMDAネパール子ども病院が設立してから10周年を迎えるにあたり、さまざまな事業が目白押しで、新聞やテレビの取材が次から次へとあり、とにかく忙しい、忙しい。嬉しい悲鳴ですけどね。

  

そんなこんなで、なかなか記事を紹介できてなくてごめんなさい。

  

特に、AMDAネパール子ども病院をモチーフにした絵本「ありがとぅね」の取材が凄いんです。全紙制覇の勢いです。

  

そんな中で、一番最初に記事にしてくれたのは・・・・・

  

毎日新聞でした!

  

まあ、この病院作った立役者が、毎日新聞と毎日新聞社会事業団だから、容易に想像できますよね。

  

それで、少し前になりますが、10月1日に掲載された毎日新聞の記事をご紹介しますね。

  

~~2008年10月1日(水曜日)毎日新聞朝刊~~

毎日新聞表紙


希望与えた神戸の絆

AMDA開設 ネパール子ども病院10周年

淡路島の医師が絵本に

毎日新聞記事

  

阪神淡路大震災(95年)の被災地から集まった義援金などを基に、ネパール南西部のブトワル市に開設された「AMDA(アムダ)ネパール子ども病院」が今秋、設立10周年を迎えるのを記念し、国際医療NGO「AMDA兵庫県支部」が絵本「ありがとぅね」を近く出版する。作者で兵庫県淡路市の内科医、鈴記好博さん(43)は「KOBEとネパールの人々の絆(きずな)で病院が作られ、多くの母子に夢と希望を与えていることを世界中に知ってもらいたい」と語る。

  

病院は、震災でネパールを含む途上国から物心両面の支援を受けたお返しに、AMDA(アジア医師連絡協議会、本部・岡山市)と毎日新聞、毎日新聞社会事業団がキャンペーンに取り組み、被災地から寄せられた浄財などで建設され、98年11月に開設。AMDAネパール支部が運営している。ネパールは衛生環境の劣悪さなどから、妊婦死病率が日本の60倍、乳幼児死亡率が日本の25倍に上り、病院には各地から大勢の妊婦らが来院する。

  

絵本は、現地で神聖な動物とされる牛と、子どもが主人公。病院設立の経緯や、病院で始めての赤ちゃんが誕生する場面などを、ユーモアを交えて紹介している。絵本作家でもある鈴記医師は「両国の互いの支援への感謝の気持ちを表現したかった」と、本のタイトルを決めた。AMDA兵庫県支部長の江口貴博医師(43)は「絵本を通じて、ネパールの子どもたちへ更なる理解を」と呼びかけている。

  

A5判36ページ。日本語版2000部とネパール語・英語の併記版1000部を発行。1部500円。売り上げは来年1月に増設予定の周産期病棟の建設資金に充てる。希望者は同支部(078-911-7851)へ。

  

写真:「AMDAネパール子ども病院」の絵本を描いた鈴記好博医師=兵庫県淡路市で

  

【藤原崇志、写真も】

  

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10月12日は、徳島の当直明け、すぐさま神戸に帰り・・・・

  

次男と三男が通う幼稚園の運動会で、ちょっぴりパパしてね・・・・

  

その後、長男をつれて、車で加古川へ・・・・

  

10月12日1時30分から、加古川市民会館で開催された、平松愛理のコンサートへ行ってきました!
コンサート会場
  

このコンサート、実は加古川平成ロータリークラブ主催のチャリティーコンサートなんです。

  

加古川平成ロータリークラブが20周年を迎える記念ということで、行われたチャリティーコンサート。

  

実は、奇兵隊メンバーであり、AMDA兵庫県支部の会計を担当して下さっている税理士のN先生がそのメンバー。

  

そのご縁で、この度、コンサートの売上をAMDAネパール子ども病院にご寄付頂けることになったんです!

  

先日7月23日に、加古川平成ロータリークラブの例会にお伺いし、AMDAネパール子ども病院についての講演をさせて頂いたところ、会長さん始め、皆さん本当に温かく迎えて下さり、そして、N先生のご尽力もあり、この度のご寄付に繋がったという訳です。

  

そして、この寄付金で、今回のAMDAネパール子ども病院をモチーフにした絵本「ありがとぅね」が出来たんですよー!作成には、これまた加古川平成ロータリークラブメンバーの、株式会社アプコの社長さんや丸山印刷株式会社の方々もボランティアで作成に協力して下さいました。本当にありがとうございます!

絵本

  

会場に着くと、コンサートが始まったところで、すぐ会場へ。

  

1000人入りのコンサート会場のチケットは完売で、満杯状態でした!

  

平松愛理さんと言えば、神戸出身のシンガーソングライター。

  

美しい歌声がすばらしいですよねー。

  

何と言っても一番有名な歌は、「部屋とYシャツと私」。

  

この歌、僕の大好きなさだまさしさんの「関白宣言」のアンサーソングと言われている歌。

  

本当によく流行りましたよねー。カラオケに行くと、必ず誰かが歌ってたよなー。

  

生で初めて聞くことが出来て、本当に感動しました。

  

そして、何といってもこの日の一番のイベントは・・・・・

  

平松愛理による、加古川平成ロータリークラブのクラブ歌の熱唱!

  

なんと、平松愛理さんのお父さんが加古川平成ロータリークラブのメンバーだったそう。

  

さらに不思議なご縁は、なんとなんと20年前、加古川平成ロータリークラブのクラブ歌を作ったそうですが、その歌の作曲を担当したのが平松愛理さんで、作詞がお父様だったそうです。

  

でも、平松愛理さん、自分で作ったことを忘れていたそうで、歌うのはこれが最初で最後になるかもって言ってました。この会場で居合わせた人しか聞けないという、まさに貴重な経験でした。

  

そして、平松愛理さんといえば、阪神淡路大震災の後、震災復興に向けたチャリティー曲をつくり、神戸を元気づけたことでも有名。

  

その歌とは、「美し都~がんばろやWe love KOBE~」

  

この歌、神戸復興「がんばろや! WE LOVE KOBE」キャンペーンソング。作詞は淡路島出身の阿久悠さんで作曲が平松愛理さん。コーラスに岡村孝子さん、沢田知可子さん、大江千里さん、島倉千代子さんが参加していたそうです。売り上げは、震災復興へのチャリティーとなったのでした。

  

そして、平松愛理さんご自身も、神戸東灘区の震災遺児の施設にチャリティーをされてきたそうです。

  

震災つながりといえば、このAMDAネパール子ども病院もそうかもしれませんね。今回も、何かの力がそうさせたのかもしれないなあ、と思いながら、コンサートを聴いていました。

  

感動的なコンサートの後、平松愛理さんに花束の贈呈と、絵本「ありがとぅね」の贈呈

  

そして、その後が凄かった!

AMDAのブース

  

帰りのロビーでは、募金、募金、募金!

募金活動

  

一定額以上の募金の方に絵本を贈呈ってことにしたら、絵本が引っ張りだこ。

  

寄付で出来た絵本が更なる募金を呼ぶ形となりました。

  

人の善意って、本当にありがたいね。

  

温かい気持ちになった、加古川平成ロータリークラブによる平松愛理チャリティーコンサートでした。

記念撮影

  

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AMDAネパール子ども病院10周年記念事業、第一弾!

  

AMDAネパール子ども病院をモチーフにした絵本、「ありがとぅね」 完成!!

絵本

  

早速、電話、メールでの注文を受け付け開始したところ、多くの引き合いが来ています。

  

新聞の取材も来てますねー。

  

一番手の新聞社は・・・・・

  

どこだと思います?

  

それは、次回のお楽しみに、ね。

  

牛とビシュヌ少年が繰り広げる友情の物語。

  

オチもついて、面白く仕上がっていますので、是非手にとって見て下さいね。

  

ご注文は、下記まで。

amdahyogo@yahoo.co.jp

  

売り上げは、周産期の新病棟の建設に使われます。そして、英語・ネパール語版は、ネパールのこどもたちに無料で配られることになっています。ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

  

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すっかり季節は秋めいてきましたが、皆様お変わりありませんか?

  

長いことブログ書いてなかったので、「元気か?大丈夫か?」なんて声をかけられることもしばしば。

  

実は、忙しさにかまけて、ブログ休止してました。ごめんなさい。

  

そして、もう一つの理由は、11月のAMDAネパール子ども病院10周年記念事業に向けて、その準備と体力温存していました。

  

でも、仕事やボランティアをサボっていたわけでは無いんですよー。

  

月に平均13日の当直勤務をこなし、南は徳島、東は奈良、西は姫路と、毎週8つの病院を渡り歩き・・・・

  

9月に3年目の車検を終えた我が愛車プリウスは、10万キロを突破!

  

ボランティアではね・・・・

  

AMDA兵庫県支部関連では、

  

スピーチが、5月20日リーガロイヤルホテルでの文化サロンの講演、7月12日神戸女子大学でのボランティア講義、7月23日加古川平成ロータリークラブでの講演などなど。

  

執筆や記事は、7月兵庫教育という兵庫県教職員向けの雑誌に、師と死から学んだこと~阪神淡路大震災からAMDAネパール子ども病院設立~」や、8月兵庫県保険医協会のインタビュー記事「救いたいネパールの命」などなど。(PDFで検索できるみたいですねー。読んでみて下さいね。)
救いたいネパールの命

  

そうそう、昨日も毎日新聞の朝刊に載っていたらしい神戸市薬剤師会からの8年にも及ぶ寄付の贈呈式に、取材を受けたのでした。(昨日から徳島当直・外来中で、自分自身が未だ見てないのだけれどね。)

  

そんな合間に、10周年の記念事業として、日本語・英語・ネパール語版の絵本の作成や、DVDの作成、11月1日の10周年記念シンポジウム、来年1月17日のネパールでの合同慰霊祭の準備などなど、皆さんのご協力で精力的に活動しています。
絵本

  

チャリティーボウリング大会は、31回大会が6月1日、32回大会が9月7日と、奇兵隊も意気盛ん。

  

福祉苑リーベの会関連では、

  

6月8日のバーベキュー大会や、今年もオリックス・スカイマークスタジアムでのパンの販売、そして、8月19日には、こどもたちとご父兄の方々といっしょに、今年絶好調のオリックス・バファローズの観戦!オリックスさん、村山常務さん、本当にお世話になりました。

パンの販売

スカイマーク観戦

  

今後も、11月バス旅行12月クリスマス会と、まだまだ企画が目白押し。

  

そんな中でも、なんとか家族サービスもやってるかな。

  

先週も、京都劇場に劇団四季の「赤毛のアン」を観にいってたんですよー。今年は「ユタと不思議な仲間たち」と来月の「むかしむかしゾウが来た」と、京都劇場ばっかりだなあ。

赤毛のアン

  

出雲大社60年遷宮本殿参拝、白浜アドベンチャーワールド、ユニバーサルスタジオジャパン,嵐山保津川下りなどなど、相変わらずこどもを連れて走り回る週末です。そうそう、ポニョも見ましたよ。

ポニョ

  

でも、そろそろ11月2日のAMDAネパール子ども病院10周年が近づいて来ましたので、またぼちぼちブログ再開しますね。時間のあるときに、ゆっくりですけどね。

  

無理せず、頑張って行きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  

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*ネパール南東部洪水緊急医療支援活動 開始
  

~ネパール大統領、被災地のAMDA仮設診療所訪問~

  

ネパール連邦民主共和国南東部のスンサリ郡とサプタリ郡で、降り続く大雨によりコシ河が氾濫し、8月18日、洪水が発生した。同国政府は、少なくとも7万人が影響を受け、7千世帯が避難したと推測している。公式発表では、死傷者・行方不明者は出ていないが、地元メディアは死者の可能性を報じている。
  

AMDAネパール支部は、21日からジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院(スンサリ郡から約150Km)より、AMDA緊急医療チーム(ネパール人の医師・緊急救命士・調整員で構成)をスンサリ郡に派遣している。4村落と周辺の村落が浸水している同郡では、高いところで1メートル以上の水位があり、大部分が水浸しの状態である。避難所となっている学校や公共施設で被災者約3,500人が生活し、食糧や日用品の不足が伝えられている。AMDAネパール支部は保健医療を担当、AMDA緊急医療チームが巡回診療を実施し、754人(21~25日)の患者を診療している。
  

主な症例は、けがの他、関節・脚の痛み、アレルギー性咽頭炎、気管支炎、肺炎、下痢である。
  

25日にはラム・バラン・ヤダブ大統領が、避難所内のAMDA仮設診療所を訪れ、AMDAの緊急医療支援活動に対して感謝を述べた。現在も同チームは、避難所にて医療活動を継続している。

  
【AMDAグループがネパールで実施している事業】

1.医療施設の運営:
ジャパ郡ダマック市にあるAMDA病院、ルパンデヒ郡ブトワール市にあるネパール子ども病院の運営。それぞれ1992年、1998年から事業を開始し、内科・外科・救急・検査室・薬局・病棟などを備えている。

  

2.ブータン難民のためのプライマリーヘルスケア:
AMDAは、2001年からゴールダップ難民キャンプを含む7つの難民キャンプで、一次診療、母子保健、予防接種、栄養プログラムなどの活動を行っている。

  

3.HIV/エイズ予防・性感染症ケア:
ネパール南部の幹線道路地域で、1999年から幾多のコミュニケーション手法を用いた啓発活動を通じた行動変容プロジェクト(BCI/BCC)を開始した。その後、性感染症の検査と治療、そしてHIV/エイズに関するVCTサービス、地域コミュニティとの連携を通じた予防啓発活動などを行っている。

  

4.医療保健分野の人材育成:
ダマックに、毎年120人の学生が学ぶ保健人材養成センターを設立。卒業後、政府の試験に合格すると准看護師、地域保健助士、臨床検査助士の資格取得が可能。日本のAMDA支援者の協力により、奨学金も用意。

  

<<皆様からの募金を受け付けております>>
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「ネパール・洪水」とご記入下さい。

*中国四川省地震被害に対する緊急医療支援活動 9

  

四川省に派遣されていたニティアン・ヴィーラヴァーグ調整員が、現地での活動を終え6月20日帰国(5月17日日本出発)した。四川省中西医結合医院からAMDAへ感謝状が授与されるとともに、今後の連携を念頭に、両者間で協力協定が結ばれた。

  
活動開始日:
2008年5月14日

  

活動場所:
中国四川省 徳陽市スーファン・綿陽市安県近郊・成都市・都江堰市

  

診療した患者数:
・綿陽市安県の避難キャンプ     10人
・成都市の四川省華西病院      24人
・成都市の四川省中西医結合医院  190人
・綿陽市と成都市の仮設校舎や病院 440人(集団心理カウンセリング参加者数)
・徳陽市スーファンの避難体育館   50~400人/日

  

活動の経緯:

  
1.AMDA本部とAMDA台湾支部

  
1)四川省菅銷学会(Sichuan Marketing Academy)・エープラス職業訓練校
(A Plus Vocational School)と連携して実施
<第4次隊>
実施期間:6月12~19日
派遣者 :計3人
 リュウ・シェンイン/ユアン・ウェイ   精神科医  AMDA台湾支部
 ニティアン・ヴィーラヴァーグ      調整員   AMDA本部
実施内容 :心理カウンセラー養成研修と集団心理カウンセリング

  
2)四川省中西医結合医院(四川省中医薬科学院付属病院 Sichuan Academy of Chinese Medicine Sciences)
<第3次隊>
実施期間:5月24~29日
派遣者 :計6人(医師3人・看護師2人・調整員1人)
*汪達紘医師(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 助教 医学博士)を派遣(5月23~30日)
実施内容:外科治療と心理カウンセリング

  
3)四川大学華西病院(West China Hospital)
<第2次隊>
実施期間:5月19~22日
派遣者 :計6人(医師2人・看護師2人・調整員2人)
実施内容:整形外科手術室と救急病棟で医療支援活動を実施

  
4)巡回診療
<第1次隊>
実施日 :5月17日
実施場所:成都から約4時間、安県近郊の山岳地帯にある村
チーム編成:計20人
      医師9人・看護師4人・薬剤師1人・調整員3人・調整員補助3人
実施内容:学校敷地内の避難所で、テントを仮設診療所とし、10人の患者を診療

  

2.都江堰市
6月3日、岡山県倉敷市高野山真言宗備中地域の寺院住職有志による「南真会」と協力し、最大の被災地の一つとされる都江堰市の慈善会(中国政府の救援物資受取機関)に、米10トンと薬7箱(解熱剤、風邪薬、咳止薬など)を贈呈した。

  

3.徳陽市スーファン避難所
5月14日に医療チーム計4人 (外科医1人、看護師2人、調整員1人)を編成した。医療チームは、同日スーファン紅十字会に医薬品を届け、避難所にて診療活動を開始した。
5月27日にはスーファン市人民病院へ米3トンと水を寄付した。

  
【報道機関向け記者会見】
<日時> 6月25日14:30~15:30
<場所> すこやか苑4階多目的室(岡山市楢津310-1 AMDA本部隣接)
<報告者>
 汪達紘:医師  岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 助教 医学博士
         (5月23~30日派遣)
 ニティアン・ヴィーラヴァーグ:AMDA 調整員(5月17日~6月20日派遣)
 菅波茂: AMDAグループ代表
 藤本明子:AMDA 緊急救援担当


【AMDAが中国で実施した主な事業】 いずれも開始月
1996/02 中国・雲南省大震災緊急救援プロジェクト
1996/02 中国・四川省・青海省雪害緊急救援プロジェクト
1996/03 中国雲南省大震災小学校再建プロジェクト
1996/03 中国新彊ウイグル自治区地震緊急救援プロジェクト
1996/04 中国四川省チベット族ヘルスポストプロジェクト
1996/07 中国貴州省大洪水緊急救援プロジェクト


<<皆様からの募金を受け付けております>>
郵便振替:口座番号01250-2-40709  口座名「AMDA」
*通信欄に「中国四川地震」とご記入下さい。

  

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