猫本ばかり読んでいる本の猫ですが、犬の本を読むこともあります。
家に犬がいるというのもありますし、福祉系だからというのもありますし、
猫は飼っていないけれど、地域猫のことを勉強するために
本をまとめ読みしたということもありますし・・・。
いろいろな理由で、この本たちは私のところに来ました。
4冊のうち2冊は自分で購入しました。
2冊はそれぞれ別々の人から送られてきました。
同じタイミングで送られてきたので、不思議な縁です。
- 障害犬タローの毎日(文庫)/佐々木 ゆり【文】
- ¥600
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- 命のバトンタッチ―障がいを負った犬・未来 (イワサキ・ノンフィクション)/今西 乃子
- ¥1,260
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- しあわせのバトンタッチ 障がいを負った犬・未来、学校へ行く (イワサキ・ノンフィクション 16)/今西 乃子
- ¥1,365
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- ばあちゃんの笑顔をわすれない―介護を仕事にえらんだ青年 (イワサキ・ノンフィクション)/今西 乃子
- ¥1,260
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それぞれの書評はこちらに書きました。
障害犬タローの毎日
http://www.bk1.jp/review/0000483025
命のバトンタッチ
http://www.bk1.jp/review/0000483083
しあわせのバトンタッチ
http://www.bk1.jp/review/0000483087
ばあちゃんの笑顔を忘れない
http://www.bk1.jp/review/0000483152
あれ!?1冊ニンゲンの本があるんじゃないって思いました?
その通りです。
ですが、『ばあちゃんの笑顔をわすれない』にも犬は出てくるんですね。
上の3つは犬が主人公で、下の1つは介護を仕事に選んだ方を中心に描いた本。
下の3つは著者が同じ方です。
上の3つは、障害のある犬が主人公です。
タローは病で四肢を失い、獣医さんの下で生き延びました。
未来は、人為的な理由で足に障害がありますが、
動物愛護センターで処分寸前だったところを
ペットシッターの方が引き取り、里親を見つけて生き延びました。
『ばあちゃんの笑顔をわすれない』に登場するコロは健康な犬でした。
ところが、飼い主が事故で先になくなってしまったのです。
そして、飼い主の奥さんは、認知症で施設にいました。
飼い主の娘さんの家族はコロを飼うことができませんでした。
コロはもうこの世にはいません。
そもそも、この本は、同じ今西さんの本つながりということで手にしましたが、
介護の現場で働く人を理解したいと思って手にしたんですね。
でも、犬のテーマについてさらに考えることになりました。
そして、『ばあちゃんの笑顔をわすれない』は、2年前に旅立った大切な人が
教えてくれたのと同じメッセージを携えてやってきました。
『命のバトンタッチ』と『しあわせのバトンタッチ』の書評は、
書評ポータルの巻頭で紹介されました。
http://www.bk1.jp/contents/shohyou/Index
記憶に間違いがなければ私の書評が
書評ポータルの巻頭で紹介されるのは、約1年ぶりです。
1年前は2009年4月10日でした。
大切な人の命日だったから、覚えているんです。
なんかね、これもメッセージかな。
キミが残したものはね、絶対に、忘れないんだ・・・。