『 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 』 | ページをめくった先に広がる世界と解け合う心

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 特別版 (2枚組)
¥2,945
 




貴方の忘れられない本&映画は何ですか?



***この映画は2009年5月に観ました***

ハワイからの帰りの飛行機で観ました( ´艸`)
おれが世界で一番かっこいいと思っている男、ブラッド・ピット主演の映画です。





貴方の忘れられない本&映画は何ですか?






「私は数奇な人生のもとに生まれた」

80歳代で生まれ、年をとるごとに若返っていくと言う数奇な運命の元生まれたベンジャミン・バトン。
人とは180度違う人生を生きる様を、ブラッド・ピットが見事に演じています。
また、恋人役のケイト・ブランシェットもベンジャミンとの恋の苦悩を好演しています。


おじいちゃんで生まれ、どんどん若返るという設定からして、ちょっと入り込めるかなぁ・・・と不安でした。
物語自体も淡々と進む感じがありましたが、あまり集中力を切らさず見れたのは、キャストの演技力と、それぞれ若返りと老いの描写の巧みさからでしょうか。特殊メイクってすごいですね。


若返っていくとはいえ、ベンジャミンは普通の人と同じような経験をしていきます。
仕事も遊びも酒も、恋も・・・。


80歳代からどんどん若返っていくベンジャミンと、普通の人であるデイジー。
紆余曲折を経ても二人は想い続ける。
二人のクロスする時間はあまりにも短い、だがそれ故に濃密でそしてとても美しい。
美しい時間は瞬く間に過ぎ、その後待っているのは、残酷な時の流れ。
同じように歳をとっていくのではなく、逆にどんどん離れていってしまう哀しみ。
お互い分かり合っていても差を埋めることはできない。



最後の展開は、予想してた通りでしたが、一人の数奇な人生を歩んだ男の一生がプレイバックされ、哀しく切ない気持ちになりました。


一人のオトコの人生を淡々と描いていく作品ですが、




人生は、素晴らしい。




そういうことでしょう。


★★★






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