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2016-09-28

石井光太「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち

テーマ:■ノンフィクション・事件
「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち
石井 光太

新潮社  2016-08-18


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 近年、日本中を震撼させた三つの虐待死事件、厚木市幼児餓死白骨化事件、下田市嬰児連続殺害事件、足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件を、事件のあらましから裁判の経緯、加害者となった両親の生い立ちまで掘り起こした、濃厚かつ重厚なルポルタージュ。

 本文270pほどと、さほど分厚いわけでもないのに、本書を読み終えた時の疲労感といったらどうだ。事件のやりきれなさだけではない。このノンフィクションは、虐待死事件が起きる理由、どうしようもない貧困と虐待の連鎖をありありと暴き出しているが、今、地域社会のネットワークが崩壊した日本では、本書に記載されたような悲劇を防ぐ有効手段を持っていないのだから。

 読んで恐ろしかったのは、事件の陰惨さもさることながら、わが子を死に至らしめておきながら『愛していた』『かわいがっていた』と言ってのける加害両親たちである。彼らはまるで判を押したかのように貧しく、貞操観念が薄く、尋常ではない思考回路を持つ親に育てられている。

 不幸な家庭に育った者が、不幸な家庭を再生産している様が、本書からわかる。だが、その当事者たちは、それしか家庭のモデルケースが無いがゆえに、地獄のはきだめのような家庭でも、その中でたとえ短い命閉じようとも、ささやかな幸せを見出して微笑む。それがたまらなく不憫でならない。

 絶望的な世界ながら、エピローグで書かれた善き個人の取り組みには一抹の希望を見る想いがした。本来ならば、行政がこのような救済措置を用意すべきなのだろうが…。


p.s.著者は東日本大震災のルポ「遺体」が凄かったので今回も手にとってみたが、予想以上のすごさであった。著者の次回作にも期待したい。
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2016-09-26

月に30万円稼ぐための メルカリ転売入門

テーマ: その他実用書
月に30万円稼ぐための メルカリ転売入門月に30万円稼ぐための メルカリ転売入門
株式会社オファーズ 阿部悠人

秀和システム 2016-06-18

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 メルカリを使い、月30万円の収入を得ようというビジネスノウハウ本。

 Amazonビジネス・経済ジャンル1位の売上を記録した本書、amazonレビューでは<メルカリでは手元に在庫の無い商品の販売を禁止しているのに、ルールに抵触する販売を推奨していてケシカラン!>みたいなレビューがついており、私もそこんとこが気になっていた。

 だが、読んでみればレビューの方が難癖であり、本書では、けして無在庫販売を推奨してはいなかった。Amazonや中国問屋サイトからの仕入れを推奨してはいるが、買取…手元に在庫を置く、ことを基本としているからである。

 しかし、だからといって本書に読む価値があるかというと、それは微妙なのだった。
 なぜなら、<重要だから二度言いました>とでもいうのか、同じ内容の重複が多い。メルカリの利点、オススメの輸入先などが複数回掲載されるので、ひょっとしてページ数稼ぎ?と思ってしまうほど。

 タイトルにあるような、稼ぐノウハウになるまで100ページ以上、手取り足取り丁寧にメルカリの登録・販売の仕方(中にはamazonでの買い物の仕方まで!!)など、超初心者にしか用事の無い内容がだらだら続く。

 本書のタイトルに釣られてこれからメルカリを始めたい初心者にはいいかもしれないが、メルカリを既に始めており、もっと売上を増やしたいと考えている中級者-上級者には、極めて退屈な内容である。
(てにをはなど、助詞間違いが頻発するのも読む気をそがれる)

 肝心の中国からの輸入ノウハウについては、Amazonせどり等の類書で既知のことが多く、あまり本書から得るものは無かった(中国売買仲介サイトで、具体的会社名が挙がっているのは参考になったが)。

 あくまで、今知識ゼロからメルカリを始めたい人向けだろう。

 

p.s.〈購入してもいいですか〉などと、購入前にコメントするのがメルカリ文化だと書かれているが、メルカリでは本来、購入ボタンをぽちっとタップすれば、即購入可能なシステムのはずだった。

 だが、一つしかない商品をフリルなど他フリマアプリへ出品している出品者が、購入前コメントというマイルールを打ち立てたのである。(ちなみに、他サイトへの同一商品出品は規約違反である)在庫1しかない商品を、同時に複数購入されるのを避けるための、出品者の知恵であろう。私も或る珍しい商品をさがしていたとき、メルカリ・フリル・ラクマ・ヤフオクへ同一出品者が在庫一点しかない商品を複数アプリにまたがって売っているのを見たことがある。ちなみに、或るアプリで売れたとたん、他の出品はずべて取り下げか削除されていた。
 

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2016-09-23

大川ぶくぶ「ポプテピピック」

テーマ: マンガ漫画コミック

ポプテピピック (バンブーコミックス WINセレクション)ポプテピピック (バンブーコミックス WINセレクション)
大川 ぶくぶ

竹書房  2015-12-07

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 ポプ子とピピ美のキッチュな日常を描く、シュールなギャグマンガ。

 ネットで話題なので読んでみた。いやこれなんてシュールなの、大半のネタが理解不能だったけど、個性的な絵が可愛いからいっか!
 
 コアな音楽ネタ、ゲームネタはわからなかったが、とんでもないところにいるヒトクイとか、ポプ子のブチギレネタ、ピピ美のアサシンネタは好みだった(この漫画のごく一部の、暴力的描写ばかり好む私)。

 流行りの《紐》など賞味期限のある時事ネタもあるので、迷っている人は早く読むのがおすすめ。
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2016-09-22

海堂尊「ポーラースター ゲバラ覚醒」

テーマ:   アイアン
ポーラースター ゲバラ覚醒ポーラースター ゲバラ覚醒
海堂 尊

文藝春秋  2016-06-11

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 何の事前情報もなく読んだので、まさかチェ・ゲバラ主役とは思わなんだ。ゲバラという二つ名で呼ばれる、架空人物の物語だと思い込んでいた。

 そして、ゲバラといえば革命の人、よくサッカーのゴール裏にいる人がゲバラTシャツ着てるよね、くらいの無知な人間の感想ではあるが、それにしても本書は面白くなかった。

 主人公(ゲバラ)が名家の令嬢と交際中、結婚させられそうになって、悪友と南米気まぐれ旅行に飛び出す。若く無軌道な男が主役なので、ツカミにまったく心をつかまれないまま読み進めることに。

 調べてみるとゲバラの自伝を下敷きにしているため、主人公に好感が持てないのは好みとモデルの問題でどうしようもなくあるが、それにしても本書は面白さを感じない。とにかく主人公と友人が青くて(いい加減でいきあたりばったりでワガママで)感情移入というものができない。

 そして、ああそうなの、としか思えぬラストを迎えてしまった。
 ゲバラ自伝を読んでいないから史実との差異はわからないけれど、少なくとも本書を読んで下敷きとなった自伝を読みたいとは思えないし、主人公のゲバラも最後まで好きになれなかった。

 苦いラストも、無知無謀ゆえの自業自得では?
 旧弊を打ち砕くには確かに大胆さが必要だろうけど、どうもなぁ…成長物語にしたって、受け入れ難かった。
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2016-09-21

あなたのアクセスはいつも誰かに見られている

テーマ: ネット・ブログ
あなたのアクセスはいつも誰かに見られている (扶桑社新書)あなたのアクセスはいつも誰かに見られている (扶桑社新書)
小川 卓

扶桑社  2016-04-30

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 ユーザーにマッチさせようとして、閲覧履歴を参照するインターネット広告。それらの仕組みと狙いを解説する本。

 以前、とあるアンケートサイトから《あなたのログを個人を特定したい範囲で参照したい。オプトアウトするかどうか判断して》みたいなメールが来たんだけれど、あーそれはこういうことだったのか、と納得。

 いろんなウェブサービスを無料で利用させてもらう以上、広告を見ることはやぶさかではないけど、不快な広告はシャットアウトできるようになれば良いのにねー(*)。
 

(*)facebookでは実装されている機能。
基本、自分がいいね!をプッシュした企業の広告が出るし、見たくない広告が出た場合は×を押して、該当の広告を表示させないようにできる。
しかも非表示手続きの際、なぜその広告を見たくないのか…不快だからか、自分には必要ない内容だからか、など理由を選んでフィードバック可能。
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