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2016-06-26

アヴァンギャルド味噌汁バンザイ!平山由香「毎日のお味噌汁」

テーマ: その他実用書
毎日のお味噌汁毎日のお味噌汁
平山由香

アノニマ・スタジオ 2016-05-10

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 料理の先生による、春夏秋冬旬の食材を用いた一年間のお味噌汁日記ともいうべき、レシピ集。

 

 いや実はね、うちの冷蔵庫にあるお味噌が7月上旬で賞味期限なのさ!普段あまり味噌汁作らないもんだから、こういう本を見てミソスープ的な見識を広めようと思ったわけ。

 

 なにしろ、表紙のミニトマトが浮いた味噌汁…著者の呼ぶ「アヴァンギャルド味噌汁」が、なんとも素敵においしそーじゃない?!すぐさまレシピをメモったさ。

 しかし、ブログ風の文章を読み進めていくと、《(料理の)お教室で余った●●を使って》みたいな記述が頻出し、お教室じゃないフツーの民家にはそんな素敵なお食材など無くってよ、という気持ちに。

 

 あと、基本、料理の知識を欠く私には、「おしぶ」がわからず、ググってみて、あー!《押し麩》なのかー!ところで押し麩ってナニ?みたいな感じになって、なかなか読む速度が上がらなかったとさ。料理の基礎知識がある程度ある人向けかもね。

 

 パプリカやアスパラガス、ミニトマトなど、通常なら味噌に入れないような野菜も入れてしまうアヴァンギャルド味噌汁に出会えたから、まぁいいとしよう。

 

p.s.一部では味噌汁に入れないとされる、ニンジンもバンバン入っていたので人参好きの私は大いに安心したさー。レッツ、アヴァンギャルド味噌汁!

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2016-06-24

藤沢周「サラバンド・サラバンダ」

テーマ:   シルバー
サラバンド・サラバンダサラバンド・サラバンダ
藤沢 周

新潮社 2016-04-27

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 老いを自覚した男性の日常を、すさまじく巧みな文章と、繊細な感性で幻想的に切り取った短編集。

 

 何気ない風景描写が、これ以上ないくらい的確な鋭い言葉でつづられていく。一読して魅了されてしまった。

 これぞ文学、というのだろうか。真似しようにも、自分にはとうていこのような文章は書けないだろう。まさに、プロ中のプロの文章、文体である。

 ストーリーがすごく面白いというわけではないのだが、小説のまとう雰囲気が唯一無二で素晴らしい。

 

「明滅」いわゆるドッペルゲンガーものか、怪談にも似た不穏な空気に魅せられる。不気味ながらも懐かしさを感じさせる話。

 

「草屈」ただ草を刈るだけなのに、この幻想風味はどうだろうか。狂った幻視がクセになる。

 

「分身」深い諦めが、一周して何故か心地よい。

 

「案山子」記憶のあやしさが物悲しくもスリリング。

 

「燼」嗚呼、もったいなや。しかし、《気持ち悪い》それの来歴がとても気になる。

 

「錵」他人の育てた植物に、軽く固執する男。不可解な人の心が生き生きと描かれていて、そこはかとなく不安にさせられる。

 

「未遂」失踪した友の持ち物を片付ける男。生きることは、それがただゴミを増やし続けることだとしてもどこかいとおしく、肯定される…ような気がした。


「あなめ」知人の葬式帰りに寄り来た女との情事。年老いた兄妹の間に何があったのか、それは想像する他はない。


「禊」病気の友人を見舞ううちに、ゆらぐ現実、回顧される過去。人生がコンパクトにパッケージングされた短編。

 

「或る小景、黄昏のパース」著者の私小説的な短編ととらえても良いのだろうか。まさか、ここで冒頭の「明滅」に言及があるとは!サプライズ。そして、父と息子に脈々と受け継がれていく想いが美しい。

 

「あとがき」読後に読むと、本書から受け取った印象を裏切らず、それほどハズレた読み方をしていなかったと確認できて安堵した。

 

 

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2016-06-23

坂木司「アンと青春」

テーマ:   アイアン
アンと青春アンと青春
坂木 司

光文社 2016-03-17

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 デパートの和菓子屋でバイトする杏子のシリーズ、第二弾。

 

 さくさく読めてとても読みやすいのだけど、日常の謎系ミステリというよりか、杏子の恋愛未満人間模様物語になっていて、ミステリを期待して読むとズッコケる(まぁ、そんあ読者はいないかもだが)。

 

 今回、びっくりしたのは作中に東日本大震災の影響が出て来たこと。ほんわか和菓子ミステリかと思いきや、けっこうシリアスな話が続き、いかに杏子が癒し系でもこれでは読んでいてしんどい。

 完璧乙女だった立花さんも人間らしさを見せまくりで、いったいこの人たちはどうなってしまうのか…気になるような、ならないような。少し予想と違った内容で、複雑な読後感だった。

 

p.s.装丁、見返しの特殊紙が「玉しき」の朱ですごく可愛い。こういった豪華さは、単行本ならではだなぁ。

第一弾の感想はこちら。

http://ameblo.jp/bookfed/entry-10539767337.html

和菓子のアン (光文社文庫)
和菓子のアン (光文社文庫)

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2016-06-22

ろう飼い主「いたずらオウムの生活雑記 2016」

テーマ:■お知らせ・イベント
いたずらオウムの生活雑記 2016いたずらオウムの生活雑記 2016
ろう飼い主

一迅社 2016-06-22

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 タイハクオウムと暮らす日々を綴った、エッセイコミック。

 フルカラーで生き生きと描かれたオウムがなんともかわいらしい。

 

 可愛いだけでは済まないフン爆撃や、誤っての咬みつきもきちんと記されており、生半可な気持ちでは大型オウムを飼育できないこともよくわかる(ここ大事!)。

 また、巻末には鳥類を飼う上で注意しなければならない大切なことが掲載されており、オウムに限らず鳥と暮らす人にはお役立ちであると思う。

 

 前作から出版社を変えての第二弾だが、面白さは相変わらずで、甘えん坊なのに暴君なろう君がいとおしすぎる(もちろん、この巻から読んでもOK)。

 

 なれそめも描かれた「いたずらオウムの生活雑記」第一弾はこちら。

http://ameblo.jp/bookfed/entry-12135192499.html

 

 

p.s.作者様のtwitterで「発色がアレ」(*)と書かれていたけれど、何も問題ないように感じられた…(本職の絵描きではないせいか、色の感覚が私ニブイのかなぁ?)渋い色づかいだとは思ったけれど、読むのに支障はないし、とにかく、ろう君が可愛いので私的にはオールオッケーだ!!

 

(*)https://twitter.com/itazuraoumu/status/743318119897169920

 

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2016-06-20

弓弦イズル「IS(インフィニット・ストラトス)」1

テーマ: MF
IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)
弓弦 イズル okiura

メディアファクトリー 2009-05-25

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 こちらはMF文庫版。

 ISなる、女子しか扱えない兵器を何故か男子なのに使える主人公が、女子高に入っちゃってモテてモテて困っちゃうというストーリー。

 アニメ化もされたので、解説するまでもないかな。

 

 この作品、ハーレム系の王道ながら、ツンデレ『幼なじみ』だけじゃない『セカンド幼なじみ』、『チョロイン』『アーアー聞こえない系主人公』など、ラノベにおける主要概念がてんこもりにされている。それだけに、『いわゆるハーレムラノベ』を知りたいのには適する作品だが、肝心の面白さはというと、私にはよくわからないのだった。

 

 とりあえず、女の子がどいつもこいつも主人公に一目惚れしていくのだが、この男、ギャグはすべり狂っているし、確信犯的に鈍いし、ドコがいいのかさっぱりわからない。まぁ、主人公もアラフォーのオバサンにはモテたくもないのだろうから、それでイイのだろう、たぶん、なんとなく。

 ただ、男子中高生くらいが、いろんなヒロインにモテまくる主人公を自分に置き換えて読むのならば、ラッキースケベ多発でキャッキャウフフな世界がひろがるんだろうなーとは思った。

 

 こちらは、オーバーラップ文庫の新装版。絵師が変更されて、とっぽい感じになっている。

IS〈インフィニット・ストラトス〉 1 (オーバーラップ文庫)IS〈インフィニット・ストラトス〉 1 (オーバーラップ文庫)
弓弦 イズル CHOCO

オーバーラップ 2013-04-24

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