with Ajax Amazon



Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017-03-23

田中康弘「山怪 弐」

テーマ:■怪談・サイコ
(山怪 続編) 山怪 弐   山人が語る不思議な話 続編(山怪 続編) 山怪 弐   山人が語る不思議な話 続編
田中康弘

山と渓谷社  2017-01-19


Amazonで詳しく見る

 取材色濃厚な、山の怪異譚。前作に引き続き、狐狸妖怪、山の神のエピソードがあってうれしい。

 印象に残った話を下記に。

「蛇の鳴き声 」ワクワクするUMA譚。

「闇に笑う男 」「犬を入れた訳」どちらも体験者が豪傑!

「二度と行かない小屋」火葬の話は怪異ではなく死体現象と思うが、なんともやりきれない話である。
 これ以外にも土葬あるある体験や、火葬場ではなくムラでの火葬見学譚など遺体埋葬エピソードが多く、心霊に限らずこうした山の暮らし、民のならいが収録されているのも、本書の魅力だと感じた。

「白日の火の玉」なんとも幻想的な出来事。こんな怪異なら見てみたい。

「黒い山 」オチまで目が離せない、これぞ山の怪異。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-03-16

黒史郎「実話蒐録集 闇黒怪談」

テーマ:■怪談・サイコ
実話蒐録集 闇黒怪談 (竹書房文庫)実話蒐録集 闇黒怪談 (竹書房文庫)
黒 史郎

竹書房  2017-02-28


Amazonで詳しく見る

 圧倒的な読みやすさが光る怪談集。ただ文章が平易なのではなく、描写されたシーンがふわりと脳裏に浮かぶ、その表現力が〈ぱないの〉だ。
 
 お気に入りの話を下記に。

「スナックMの後悔」『ママ飯』というネーミングがすごい。一度食べてみたい。

「朱」きれいなような、忌まわしいようなビジュアルが印象的。

「白額」読者は怪談を期待しているのでその正体がわかるけれども、実際に出くわしたらすぐにそれとはわからないだろうな、というところにリアルさを感じた。

「地底人、コワイ」これぞまさしく藪の中!
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-03-15

川奈まり子「実話怪談 穢死」

テーマ:■怪談・サイコ
実話怪談 穢死 (竹書房文庫)実話怪談 穢死 (竹書房文庫)
川奈 まり子

竹書房  2017-02-28


Amazonで詳しく見る

 怪異の起きる場所、発端となる惨劇発生の日時が明記され、実話性が強調された一冊。

 印象的だった話を下記に。

「髑髏の呼び声」史実と怪異の両輪が回転し、過去から現在までを駆け抜ける、本書を象徴する一作。

「ホルモン饂飩」心霊譚ではないので、好みが分かれるかもしれないが残忍な結末が苦い読後感を残した。饂飩を女が作って当然と思う旧態依然とした男性にも、非はあったのかもしれない。動物はとばっちりだけれど…。

「金色の紙」ほっとする怪異というか、こんなに可愛らしいものなら見てみたくなる。

「白いスニーカー(少女霊とアルバイト)」「十六歳(同左)」は、当時の日本の背景、暮らしとカルチャーを活き活きと写しとっている。

「そういう人もいるんだよ」邪気の無い幼児が妖物を見るという話は珍しくもないが、同行した成人も目撃できるのは珍しく、うらやましい。夢のある話である。

「三枚襲(三部作)」オーソドックスな怪談ではなく、血の近さゆえに異能の美形と不具者の双方を輩出したという古代エジプト王家を思わせる家系譚で、文学的で格調高い連作であった。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-03-12

神沼三平太「恐怖箱 醜怪」

テーマ:■怪談・サイコ
恐怖箱 醜怪 (竹書房文庫)恐怖箱 醜怪 (竹書房文庫)
神沼 三平太

竹書房  2017-02-28


Amazonで詳しく見る


 残酷だったり、救いがなかったり…嫌な後味だが、だからこそ怪談ジャンキーにはたまらないシリーズ。新味ある海外ネタや、後半立て続けにくる大ネタに身震いした。

 私的お気に入りを下記に。

「ペンション」上司の最後の一言が嫌すぎる。
「されこうべ」理由のわからぬ呪いはなんともいえぬ気味悪さ。
「俺のものになれ」男性には痛々しく、女性にはおぞましい、両性に平等に嫌な海外怪談!
「砂利山」怪異出現時、日常が暗転する異様な緊迫感がある。
「可否」あまりにも圧倒的な力に、清々しさすら覚える。
「海曳き」親が子を想うせつなさが、抑えた表現にしみる。
「魚籠」不思議なボーイ・ミーツ・ガールと思いきや…かわいそうなことに…。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017-03-11

東日本大震災を生きぬいた犬の物語

テーマ: 自然・科学・動物
おかえり! アンジー東日本大震災を生きぬいた犬の物語 (集英社みらい文庫)おかえり! アンジー東日本大震災を生きぬいた犬の物語 (集英社みらい文庫)
高橋 うらら 原田 京子

集英社  2014-03-05


Amazonで詳しく見る

 3.11なのでこんな本を読んだ。


一般家庭で幸せに飼われていた犬が、住民の避難により取り残され、きわどいところでアニマルレスキューにより保護、のちに家族のもとに帰るまでのノンフィクションである。

 児童書ながら、多頭飼育ブリーダーの崩壊、避難所で他人の食料をくすねる醜い人々の姿や、線量の高い場所へ決死の覚悟で乗り込むアニマルレスキュー隊員の葛藤など、扱う内容はなかなかに重い。

 いまはカツカツな私なれど、有事の際は「アーク」に募金したいと思った。

 文中にもあるように、一家がキャンピングカーで避難していれば…と思うが、それは結果論で、そのときはそうするしかなかったのだろう。すべてがハッピーエンドというわけではないが、人の善意がつないだ命の尊さを感じた。

p.s.アンジーの元ネタってリフェール・ステア?
残りのワンニャンがグレアム、サーニン、マックスでないのが不思議。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。