組織には「必要悪」は必要だと考える派です | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

一緒に仕事していく仲間やチーム、そして会社組織。

 

その「組織」を上手に運営していく上で出て来る問題が、

 

・・・「必要悪」をどうするか?

 

ってところ。

 

社会的(一般的)に言う「必要悪」は、

 

お酒、たばこ、ギャンブル、風俗、食品添加物、農薬、医薬品、

自動車、原子力発電、ダム、軍隊、などなど

 

これを会社組織で言うと、

(勝手に僕がそう思っているだけですが)

 

自己中心な人、すぐに怒る人、めっちゃ潔癖症、人一倍性格が細かい、

文句ばっかり言う人、いつもふざけるのが好きな人、よく寝坊する人、

とにかく何にでも反対をしたり、揚げ足をとったりが好きな人(野党魂)、

他人を陥れたい人、噂好きな人、かまってちゃん。変わり者。

などなど

 

社会人として、うまく組織(チーム)に適合しない、または仕事を進める

上で、「この人たち必要?」と疑問に感じる人たちが一定数いると思います。

 

そんな中で、僕は経験的にも、

 

■良い組織として、ある一定加減の「必要悪」は必要だと考える派

 

なんです。

 

よく徹底的に排除、矯正したがるリーダー(上司、監督)たちもいますが、

その労力も大変ながら、排除や矯正した後の組織力にも疑問が残ります。

 

・ちょっとだけ、変なヤツ。

・変わった意見を持ったヤツ。

・とんがっている人。

・飼い犬じゃなく、野犬みたいな人。

 

一見、必要なさそうで、実は見えないところで何かしら

組織に貢献していたりするんですよね。

 

例えば、

 

・誰からも嫌われる人

 

っているじゃないですか。嫌われる要素の性格を持った人。

これが組織の中にいれば、組織全体から共通の「嫌われる人役」

を勝手にやってくれます。

これの何がいいかと言うと、共通の嫌われ役のおかげで、それ以外

の多数の人が団結するんです。この団結力はまさに嫌われ役様様。

(嫌われ役の人には悪いけど・苦笑)

 

この場合、この嫌われ役の人(必要悪)がいなかったらどうなるかと

言うと、Aさん、Bさん、Cさんと嫌われ役が人によってバラバラ

だったり、無理やり見つけたりするので、組織全体の団結力アップ

には直結しないんですね。

 

甘い食べ物にちょっと「塩」をかけると味が引き立つ、

ピリッと隠し味を入れる、あんな感じで、異質なものを

バランスよく調合すると、全体が生きてくることって

けっこうあったりするんです。

 

まあ、自分自身が社長なのに組織の中で「必要悪」な存在だったり

するんで、それを肯定したいだけの言い訳なのかも知れませんが(笑)

 

 

うーーーん、

 

 

1人1人が違う考え違う意見、まったくバラバラの人たちが集まるから面白い!

 

 

ガンバろうっと。