足し算より掛け算 | ムズカシイことぬき!

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ビジネスではよく「足し算より掛け算」だと言われます。


仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる/かんき出版
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この本は2006年頃に読みました。

まったくその通りだと思うんですが、人と人の組み合わせにも同じように「掛け算」なんだと思います。

・Aさん + Bさん = 2人(2人分のアウトプット) ※足し算の発想

・Aさん × Bさん = 2人(2人分以上のアウトプット) ※掛け算の発想

人と人の組み合わせ、共同作業によって、より大きな、より高い目標に向かっていく。
そして、1人では出来なかったことを次々と成果としてアウトプットしていく。
さらに2人から3人、3人から4人となっても、チームとして「掛け算」を意識すれば、
より大きな目標へのチャレンジが可能となります。

良い点を言うと、すごくいいことだらけのように思えるんですが、大きな落とし穴もあります。

・ 3 + 3 = 6
・ 3 × 3 = 9 ←これはいいんですが、

 3 × 3 = 9
 3 × 1 = 3 ←こんなケースもある…。orz

良い影響を大きく比例・加速させる反面、悪い影響も同じようにリスクを抱えます。
だからと言って「足し算」に戻しても、低リスク低リターンです。

・ 3 + 3 = 6 ←最高点
・ 3 + 1 = 4 ←低リスク

やはり、組織(チーム編成)を掛け算の構造にしないと、大きな目標に向かっていけません。

では、この問題をどうするか?

人と人のことなので、互いのコミュニケーションが重要なのは間違いないです。
つまり、いつもよく話し合いをすること。まずはシンプルに日々のコミュニケーションを促進するよう
心がけることになります。
また、両者の意見の食い違いが平行線になる場合、上長や責任者の立場でもいいし、同僚や先輩
など第三者的なポジションからの意見交換も効果があると思います。

人事評価で最も「高く」評価ができる人材は、この「掛け算効果」が最も高い人なんじゃないかな?

どの組織に配置しても、その組織全体に最高の相乗効果を与え、掛け算で大きくしていく。

うーーーん。


そんなこと考えながら、育成プランをもうちょっと練ってみよ。


ガンバろうっと。