居酒屋はなこに行ってみた | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

なんやかんやで、前々からすんごく気にはなっていたので、実はこっそりと(←いつの間に!?w)居酒屋はなこ道頓堀戎橋店に行ってみた。

■居酒屋はなこ
http://i-hanako.com/index.html

■居酒屋はなこ 道頓堀戎橋店ブログ
http://ameblo.jp/hanako-doutonbori/

簡単に言うと、店員さんが若い娘ばっかで、エロカワイイ格好(後ろ姿で見せTバックがミニスカの上から見えてる)している居酒屋さんです。ガールズバーともキャバクラとも違う感じ。90年代バブルの頃を考えると、ボディコンのバドガールがいるビヤガーデンと言ったところかな(笑)

平日夜の9時頃ですが、お客の入りはまあキャパの半分くらいな感じ。お店に入る前に思ってたのが、お店の店員さんのテンション高すぎたら、それにおっさんがついて行けるかどうか(引いちゃわないかどうか)、とか考えてたけど、見事に期待はずれと言うか、かなり冷静と言うか、すごく普通な対応でした。

座席に着くと、ハナコレ写真集ってのが置いてあって、店員さんが、「1冊100円ですけど、いかがですかー?」って進めて来た。来ていきなりでシステムもよくわからんしで、普通は買えないでしょーとか思いつつもいっしょに行った知人は即買い(笑)

■ハナコレ
$ムズカシイことぬき!-ハナコレ

そしてビール(¥600→¥300)と食べ物(やや高め)を頼む。ビールが来たところで店員さんが、
「大きな声で乾杯の音頭とらせてもらっていいですかー?」「あ、はい」
ってことで、店内の人すべてに聞こえる声で「かんぱーい!!!」ってこれはノリが良かった。

まあ、でもここまでというか、後は静か~にただ飲んでた感じ。途中で「オリジナルウコン300円」って売り込みがあったけど、なんだかな~って感じ(ハナコレ写真集を買った知人だけが即買いw)なんか全体的に申し訳ないが「なんだか最後まで楽しめない、ノリきれない」残念な印象。和民なんかと比べるとやや高めの料金も手伝ってか、「もうココには来ないだろうな~」って感想です。。。


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・・・で、せっかくなので経営者としての感想。

いいところに目をつけた、すごく面白いビジネスモデル(ガールズ居酒屋)だと思う。

■ガールズ居酒屋「はなこ」は接客と料理が本気。健全業態として100店を目指す。
横山 淳司氏 株式会社セクションエイト 代表取締役

http://www.foodrink.co.jp/backnumber/200908/090805.php

ただ、急激に出店し過ぎたのかどうかはわかんないけど、せっかくあるリソースを活かし切れていない。これは店長なのかSVなのか社内組織がわかんないけど、完全に管理者責任でしょうね。おそらくですが、各店(24店舗?)のサービスの質の差が相当でかいんじゃないかな?

店員(ディズニランドとかではキャストって呼びますが)がまず、面白そう、楽しそうにしていないとお客(ゲスト)は楽しめないんですよねー。あとそうさせる仕組み作りが大事やったり。もっとお客さんといっしょに楽しもうぜーって言う雰囲気作りとか。そう言うのが無いとちょいと厳しいかもね。

関東は東京都の山の手沿線中心にドミナント出店してるので、店員や店長なんかも張り切って社内間で良い競争が出来る環境がありそうでいいですね。盛り上がり方とかお客さんがどういう風に楽しんでるかを勉強できたり、共有できたりするのはでかいですからね。

あと、店員が100円の写真集を薦めたり、ウコン300円を薦めたりすんのは、いらんサービスかな。商売が前面に出すぎでマイナス。むしろ無料チケットを入り口で1枚ずつ渡すとかの方が面白い。

 ・トントンもみもみ肩たたきサービス
 ・あっち向いてホイサービス(お客が勝ったら写真集プレゼントとか)
 ・料理の量をちょっと多めにしてくるサービス
 ・お客さんといっしょにKARAダンスしちゃいますよサービス
 ・1回だけメイドカフェっぽくなりますサービス
 ・カラオケさびだけ1フレーズ、リクエストアカペラで歌いますサービス

とかいろいろ。アホっぽい遊びが欲しいよねー、どうせなら。で、最初に無料で配っておいて、後は300円有料にしちゃうとかすればいいんじゃない?こういうのってお客側が面白くなって来てからが商売開始ってもんやしね。

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うーーーん。


でもこう言うお店結構多いですよね。まだまだポテンシャルがいっぱいあるのに、全然出し切っていないと言うか。使う側、使われる側で言ったら、使う側の問題。監督の手腕次第なのかなって思いますね。