6.主観の中に生きて輝く人【牡牛座編】
牡牛座は、主観の中に生きています。混沌(感情)から陰・ネガティブなものと、陽・ポジティブなものを、コツコツ取り出すことはできますが、それを客観的に眺めるのは得意ではありません。内側の陰・陽の構図を、外に投影し客観視するのは、次の双子座の仕事です。けれど、牡牛座は「双子座へと向かう者」ですから、このとき主観に任せて、陰ばかり、あるいは陽ばかり取り出し続けると、成長の機会を逃してしまいます。牡牛座はまず、自らが主観的であることを受け入れること。その上で、内側の陰陽のバランスは、平等であろうと努めることです。ネガティブとポジティブの感情を、一方に偏ることなく、感じ切っていくとどうなるか。自然と社会の中で、バランス感覚のある個性豊かな人物となっていきます。「あの人は自分の感覚・感情にいつもフォーカスしている。でも、生き方に学ぶものがある。言葉に説得力がある。」そんな風に、主観がただの思い込みに留まらず、信念へと昇華するのです。ただここで一つ、大切なことがあります。それは、陰の感情を感じきるとき、それを「悪い感情」と判断し、自らを責めないこと。わたし達日本人は文化や教育の影響から、何事も「良い・悪い」で判断してしまいがちです。それは誰しもに言えるのですが、特に牡牛座、乙女座、山羊座と言った、土のサインに強い傾向があるようです。その理由は恐らく二つあります。一つは、土は具現化力、現実を生きる力を司りますから、社会の価値観に影響を受け易いのです。もう一つは、「火で散らばったテーマを仕分けにより整理する」といった、土サインの特性に関連しています。仕分けの基準に、無意識に「良い」「悪い」というジャッジメント(裁き)を、はめ込んでしまうのです。これは、次の風のサインを意識すると良いのです。風のサインは知性を司ります。それは感情を排した「客観の力」です。生まれた感情に対し、「良い・悪い」という主観的な判断を排し、あるがままを感じきること。それこそが、「双子座へ移行する者」としての意義を持つのです。怒りも悲しみも喜びも、ただ、感じる。その感情に溺れ浸るのでは無く、「大いなるわたし」がら、静かに眺めてみましょう。感情を見つめるとき、身体に必ず小さな変化が在るはずです。体温が上がったり下がったり、痺れや痛み、コリを感じ始めたり。そうした体感覚も合わせ、じっくりと感じてみましょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・【編集後記】「今ここ」の感情を、五感と共に感じきる手法は、才能コンサルタントの新関裕二さんから学びました。わたしも自分のセッションに取り入れています。人は自分の感情を在るがままに受け入れきると、自然とより良い選択ができるようになります。最初は難しく感じるかもしれません。目を閉じ、聴覚・触覚が何をキャッチしているのか。そんなことに神経を研ぎ澄ませて見るのもお勧めです。・・・・・・・・・・・・・・・・・≪イベント案内≫◆締切り5/11【天性の魅力に内側から目覚める「気づき」の占星術セッション】案内◆牧三喜(makimiki)のFacebookアカウントhttps://www.facebook.com/makimiki373*まずはフォローからお願いします('-^*)/◆牧三喜公式サイト makimiki.net